眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年11月23日(月)

「ごめん 全然聞いてなかった 大好きなメロディーがありすぎて
後悔はしてないから 知らないままで遊びに行こう
魔法が解けるその日まで」

 

我慢の三連休の三日目。昨日で別に休みが終わってもいいよ、三連休もいらないよという気分で目が覚める、朝7時。今回の休日はなぜだか知らないが朝早くに起きるお利口さんモード、まだ眠たいので二度寝に入る。次に起きたのが朝9時なので、ロフトから降りて生活を始める。ご飯が炊飯器に残っていたのでそれを納豆で食べてお腹を整える。さて、これから何をしたものだろうか。早く会社に行ってどうでもいい時間を過ごしたい、今はそんなに休息を求めていない、どうしてこんなにも体がピンピンとしているのだろうか。営業にいた頃は、「早く休みにならないかな」ということばかり考えていて、休みになったらなったで、「この休みが終わりませんように」と祈るような気持ちで時間を過ごしていた。あの時は仕事をしている時間、一緒に働いている人との時間、こなしていく業務が苦痛でしかなく、会社なんて無くなってしまえばいいのにとすら思っていた。いざ経理に異動になったらあまりにものんびりとし過ぎていて、私の心は間延びしてしまった。先日簿記の試験を受けたのだけれど、それについての手応えを聞かれることはなかった。前にいた場所では試験が終わった後、上司がしつこいくらいに、「どうだった、どうだった」と聞いてきて、あまりいい出来ではなかったのでそう答えると、「なんでそんなことになってしまったんだ!」と怒鳴りつけられてうんざりしていたので、今の上司の対応には拍子抜けである。これくらいの不干渉だと助かるのだけれど、あまりにも関わってこないのでうっかり居眠りをしてしまいそうになってしまう。変な方向に話が広がってしまったので、今に戻す。朝飯を終えて、まだまだ月曜日は始まったばかりだというのに、「もう特にすることはないんだけれどな」という気分になって、椅子に座ってぐでえっとしていた。隣から話し声が聞こえてくる、まだ朝早いのに起きているのか、別にゆっくりと眠れば良いのに、それか外に出て新鮮な空気を吸えば良いのに、とお節介なことを考えてしまう。隣の声が鬱陶しく感じられたので、耳にイヤホンを挿して、climbgrowを聴く。その圧倒的な音楽にうっとりしながら、昨日途中で挫折してしまった「息吹」を読み進めていく。睡眠を挟んでもなお難解すぎる物語にうんざりしてしまう、こんな物語を受け入れられるほど今の私は心が広くないのであった。ようやく中編を読み終えて、まだ半分以上も残っていたけれど今回は読み切ることを諦めた。時間を置いたら楽しめるようになるのかもしれない、今の私のレベルでは楽しめなかった、と悲しくなった。さて次は何をしようか、ということを考え始めたけれども、「特にこれといってしたいことはないんだけれどな」と寂しい気分になった。一人でいる時間が多くて、そして室内にいる時間が多いから軽い鬱に陥ってしまったのかもしれない。

 

 

特に何もしないでお昼になった。お昼になってもしたいことが思いつかなくて、引き続き椅子に凭れながらぐでえとしていた。これはもう軽い鬱であると確定して、そうしたらすっと心が軽くなった。鬱なんだから、無理に休日を楽しもうだなんて張り切らなくてもいいと思えるようになって、まだまだぐでえっとしていた。この三日間、人と全然話していなくて、隣から聞こえてくる話し声に触発されて誰かと話したくなった。親に電話を掛けた。なかなか繋がらなくてやきもきした。5分後にようやく繋がって、取り留めのないことをだらだらと話していた。「そういえば話さなくてはいけないことがあったんだ」と言い、来月に控えている兄の結婚式が延期になったことを知らされた。あと1ヶ月もないのによくお金を取られずに延期が出来たね、この調子だといつになったら結婚式が出来るんだろうねと話していて、ふと来月に予定されているもう一つの結婚式のことを思い出していた。それは大学の同期の結婚式で、これも地元の名古屋で開催されるのだけれど、この感染状況を鑑みるに予定の日程で開催するのは難しいのではないかと思い、でも彼女からはなんの連絡も来ていないので、もしかしたら強行突破を図ろうとしているのかもしれないと推測した。それはそれで、東京から向かう私の立場はどうしたものだろうか、と一瞬だけ頭を悩ませたが、私が悩んでも仕方のないことなのでそれ以上考えるのはやめて、引き続き取り留めのないことを話した、話し続けた。やけに喉が渇くと思ってスマホの画面を見たら2時間30分ほども話していて、よくもまあこんなにも話すことがあったなと思い、でも何を話していたのかうまく思い出すことが出来なかった。喋り疲れたので親に別れを告げて、昨日のこととか今日のことをだらだらと文章に変換していったらそろそろ家を出ないといけない時間になっていたので、早急に準備をして家を出た。隣からまだ話し声が聞こえてきて、今日は一日中、家に籠城するつもりなのかしら、と余計なことを考えていた。彼女の分の自転車がなくなっていたので彼女は家にいないはずなのに、どうして隣から男と女の声、それも仲睦まじい声が聞こえてきたのだろう、ということは私の人生には1ミリも影響のしないことであった。

 

 

電車を乗り継いで渋谷に着いた。スクランブル交差点前の平場みたいなところはたくさんの若者で犇いていて、気味の悪い言論を繰り返していた。初めてのライブハウス、すぐに場所は分かった。そこで暫く待たされることになった。そこはライブハウスが犇くビルで、今日は様々なイベントが開催されているせいか、たくさんの人がビルの前で屯していた。非常に治安の悪い場所で、誰かが怒号のような音を発するとその周りからも同じように怒号が響いて、一時は騒然としたが、そこではそれが日常であるようだった。今日のライブは完売したライブで、メールの文面からは感染対策は徹底しているように思えたのだが、検温はしない(多分忘れていた)、列を作るも密になっているのを直そうとしない、会場に入ると知り合い同士が横並びになって、ライブが始まるまで延々とお話をしていて、これじゃライブハウスが不安要素と言われても文句は言えないよな、と悲しい気分になった。感染対策をとても徹底しているライブハウスをいくつか見かけたので、SHIBUYA THE GAMEのぞんざいな対策が浮き彫りになってしまって、非常に残念な気持ちになった。新しいのか古いのか、よく分からないライブハウスだった。ライブハウスに入る前に「STAR LOUNGE」という文字がきらきら光っていて、「ここでSIX LOUNGEがワンマンライブをするのか」と悲しくなってしまった。SIX LOUNGEのライブは羊文学とのツーマンライブで12月の後半に予定されているのだけれど、その頃にはライブが中止になっていそうな雰囲気がしていて、ちょっと心細い気分なのであった。

 

 

 

 

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ライブが終わったらそそくさとライブハウスを後にして、駅へと急いだ。家に帰りついたのが22時過ぎ。久しぶりにライブで体を動かしたので、朝の段階では満タンだった体力がだいぶ削ぎ落とされていた。コロナの最中でそこそこライブに行けているのだけれど、今回のライブは存分に腕を振ったせいか体中から汗がどばどば噴き出したし、マスクをしているせいで呼吸が苦しくなって、このまま体を動かしてしまったらまずいと思って、途中でちょっと休憩を取っていました。マスクをしていなかったらもっと存分に体を動かせたのに。早くマスクをしなくても日常生活が送れるようになればいいのにな、と思った次第である。ぺこぺこにお腹が空いていたので、炊いておいた白米とともに、先日スーパーで購入した筑前煮をおかずにして食べる。美味しい。一人暮らしを始めた頃からこういうものを積極的に食べておけばよかった。毎日狂ったようにパスタを食べていたけれど、ご飯とおかず(惣菜とか)で夕飯を済ましたほうが健康にいいってことにようやく気が付けたので、これからは健康的な食事をするように心がけます。

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今日のライブの感想を書いて、climbgrowの音源を改めて聴いて先ほどのライブの余韻に浸っていると24時をうっかり過ぎてしまっていたので、そろそろ寝ることにします。明日はそこそこ久しぶりの仕事。平和に過ぎてくれればいいな。