眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年11月15日(日)

「何も知らないやつに君の事傷付けられてたまるか
見えないところで強く生きてる 気づいてる」

 

今日は寝坊するわけにはいかないので、休日だけれど目覚ましを8時に設定しておいた。8時に目覚ましが鳴ったが、まだ眠たかったのでしばし休息。30分ほどで夢に別れを告げて、いざ簿記の最後の勉強へ。今更新しいことを詰め込もうだなんて浅ましい考えは捨て去り、今まで勉強してきたことの最後の復習をする。復習を進めていくうちに、(やっぱりまだまだ理解が足りないよ)という焦りが生じ、でも今更引き返すわけにもいかないので、緊張した心をぎゅっと抱えながら勉強を進める。11時過ぎに早目の昼食を取って、12時前に家を出る。今日も晴れている。最近ずっと晴れているので、晴れているのが通常だと思ってしまう、もし雨が不意に来てしまったらだいぶ落ち込んでしまうに違いない。電車に揺られて、今まで来たことのない駅へ。そこからとことこと歩く、他の受験生と一緒になってとことこ歩く。会場となる大学に着いて、アルコール消毒などをして中に入る。自分の受験番号と貼り出されている紙を見比べて、自分がどの教室に行けばいいのかの手続きを済ませる、こんなことよく受験生の時にしていたな、と懐かしくなる。こんなときだからなのか、3人掛けの机に一人だけ配置されている仕様。今さら頑張っても焦ってしまうだけなので、心を落ち着かせるために深呼吸を何度か繰り返す。試験官が注意事項を読み、問題用紙が配られる。「それでは、始め」の合図で問題用紙を開いた......。

 

 

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2時間後にはすっかりくたくたになってしまった私がいました。途中、後方から携帯電話の音が鳴り響き、音の鳴る方へ向かう試験官。焦るおじさん。「音が鳴らないように設定したんだよ」と必死に弁解するおじさん。そんなトラブルがありつつ、他に気になったのが他人の電卓音。普段は自分一人しかいない空間での勉強だったので、他人の発する音が気になって仕方がなかった。でも試験に集中していったらそこまで気になりませんでしたけれどね。それにしても、今回はちょっと外れ回でしたね。むちゃくちゃ難しいわけではないけれど、しっかりと勉強していないと解けない問題でした(特に第2問の「有価証券」は全然駄目でした。苦手意識があって、あまり勉強してこなかったので裏目に出てしまいました。そして「連結会計」もがっつり出てしまいましたね。逆に工業簿記の方は基本的な問題だったんですけれど、それさえも完璧に解けなかった自分って......。そして第1問の仕訳、基本的な問題だったのに3つも落としてしまった。こんな様じゃ受からないわな......)。ああ、今回は駄目だったと落ち込みながら、でもちょっとだけは簿記から離れられることを嬉しく思いました。今日の残りの時間は存分に趣味を謳歌して、明日から、明日からまた簿記の勉強をしような......。

 

 

また電車に乗って、せっかく外に出ているのだから、という安直な理由で新宿へ。勿論本屋、大好きで仕方がない西口の本屋へ。そこまで久しぶりじゃないのに、文庫本で欲しい本がたくさん出ていて、欲しいなあ、欲しいなあ、でももう今月はたくさん本を購入しているのだから自重しないと......。と思っていたんですけれど、それはほんの一瞬で、試験から解放されてウキウキしてしまったせいか、勢いで9冊も本を購入してしまいました。全部で8,000円也。こんなに買っていつ読むんだよ、と書くのは一体全体何回目なんだよ、と突っ込みたくなりましたが、2カ月ほど頑張ってきての今日なんだから、今日ぐらいは、ねえ、、、ということで奮発しました。こりゃ、明日からはひもじい生活を送らないといけませんな。町田康の「ホサナ」は単行本が出た時から、「早く文庫本になってくれ」と願っていて、ようやく出たので迷うことなく購入。買うつもりがなかったのに、今日本屋で見かけて急に買おうと思ったのは山尾悠子「飛ぶ孔雀」、門田充宏「記憶翻訳者 いつか光になる」です。あと坂口恭平「現実脱出論」はもともと新車で出ていて、それを何年か前の京都旅行の時、四条河原町ジュンク堂書店で見かけて「欲しいなあ」と思っていたんですけれど、買う踏ん切りがつかなくて結局買わず、今回文庫本になって追加の文章もあるということで購入。ずっしりとした重さのビニール袋を左手に提げて、のんびりとした足取りで家へと向かいました。

 

 

<購入した本>

町田康「ホサナ」
山尾悠子「飛ぶ孔雀」
門田充宏「記憶翻訳者 いつか光になる」
三島由紀夫三島由紀夫レター教室」
柚月裕子「盤上の向日葵(下)」
高野秀行「辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」
稲泉連「「本をつくる」という仕事」
坂口恭平「現実脱出論 増補版」
スティーヴン・キング「夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールII」

 

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18時過ぎに家に帰りつく。そこまで疲れていないと思っていたけれど、いざ家に帰って来て一安心するとどっと疲れが押し寄せて来て、(緊張していたんだな)ということを思い知る。すぐにお風呂に入る元気がなくて、テレビを2,3観て、サラダを食べてひじきを食べて、たらこマヨパスタを食べて体がだいぶ落ち着いてからさっとシャワーを浴びる。熱々のお湯が冷めた体が滲みこんでいく、それがとても気持ちよくて、2分ほどずっと体にシャワーを浴びせる。そろそろ湯船にお風呂を張ってもいいのではないかと考えている。風呂から出て、少しだけ先程の試験の振り返りをして、「やはり物量が多い、試験に慣れていないとこれを時間内に解くのは難しい。有価証券は放置してきたからこんな様になってしまった。苦手なところは全部潰して、次回の試験を迎えよう」という気分になった。次回の試験は絶対に受かる。そんな気分になれたので、凹んで自分を責めることはなかった。今回の試験の敗因としては、単純に勉強不足であったことが挙げられるし、勉強した「つもり」になって理解が十分ではなかったことも挙げられる。「なぜこのような処理をするのか」「この処理をしたら他のぶぶんにどういった影響を及ぼすのか」ということをしっかりと理解したうえで勉強を進めていくことがこれからの目標となる。明日から心機一転、気を引き締めて勉強をしていくことにした。なので、今日くらいは全力で遊んでもいいよね、と自分で自分にご褒美をあげることにした。具体的にしたことは、ここ数日止まっていた日記を書いて執筆欲を十分に満たしたこと。自分の頭のなかに詰まっていることをどばどばと外部に吐き出すのは非常に気持ちのいい作業である、出来ることなら毎日行うことで精神衛生を健康に保つべきなのであるが、なかなか出来ていないのが現状である。短い文章でもいい、自分のなかで「吐き出されるのを待っている」言葉をしっかりと外部に出すことが大事なんだな。ということを痛感しながら、大量の文章を書いて心がだいぶ満たされた。時計を見るとまだ21時過ぎで、これなら昨日録画した「世にも奇妙な物語」を観れるかな、観よう、ということでロフトから降りて、椅子にだらっと凭れながら「世にも奇妙な物語」を観た。

 

 

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満たされた気分になって時計を見たら24時を回っていたので、慌てて寝る支度をして、ロフトに上がって雑誌を読んだりなどして最後の追い込みに入った。24時30分が過ぎて、眠気がそろりそろりと近づいてきたので、下手に頑張ることはしないで電気を消す。先ほど観た「世にも」の話が頭にふっと思い浮かんでぶるぶると震えてしまったが、隣から男の野太い声が聞こえたことで、ちょっとだけ恐怖が薄れた、気付いたら眠っていた。明日からまた簿記の勉強を再開しよう。勉強の仕方もしっかりと見直して、来年の2月の試験で必ず受かるのだ。