眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

そろそろライブの開催が危ぶまれるだろう

先週の半ばに、新型コロナの新規感染者がどばっと出てしまったせいで、たくさんのライブイベントが中止に追い込まれている。12月に幾つかのライブを控えている私にとって、今のこの日本の状況はなんとも不安である。折角長い間ライブを我慢してきて、9月から少しずつライブに行けるようになったのに、また行けなくなってしまうのか。それは仕方のないことなんだけれど、いやいやいやいや、ライブよりも感染しやすい状況なんていくらでもあるだろう、なんでそっちの方は糾弾されないし禁止に追い込まれないんだよ、と腹立たしい気持ちでいっぱいである。全部のライブを擁護しているわけではない。一部のライブでは客同士の私語が禁止されておらず、マスクも顎にかけている客もいて、不安だったので参加を諦めたものもあった。でも大半のライブではライブハウスの運営者がきちんとしていて、徹底した感染対策を行なっていた。ライブ前に殆ど私語をする客はいなくて、ライブ中も皆、声を出したいだろうに出さずに我慢して、アーティストに、「少しくらいは声を出しても良いのに」と言われるくらい静かなライブもあった。今回の状況を機に空調をきちんとしたものにしたライブハウスがある。公演を1時間以内にして、空気が澱んでしまう前に客に退室を求めるライブハウスがある。様々なライブハウスが工夫を凝らして対策を行なっている。でもそれはテレビで大々的に取り上げられることはなく、最近は「Go To」のことばかりが取り上げられていて、ライブハウスの現状を伝えるメディアは限られている。はっきり言ってしまえば、ライブハウスなんかより居酒屋の方がよっぽと危ない環境だと思うんだけど。食事が始まった頃はまだ酔っ払っていないので防疫意識は高いかもしれないけれど、次第に酔いが回ってくると、「他人から感染させられてしまうかもしれない。他人から感染してしまうかもしれない」という意識が薄れて、マスクをしないで大声で話している人がたくさんいるだろう。そんなことは容易に想像できるし、会社から家への帰り道にある居酒屋をちらっと見る限りはそんな状況を放置しているお店が多々見かけられた。客に下手なことを言うと、二度と来てもらえないかもしれない、というお店側の不安があるのかもしれない。そういった飲食業界の人々の不安を払拭するために国が出来ることが「Go To Eat」なのか。狡賢い奴が不正をしてポイント稼ぐシステムを早いうちに根絶出来なかったこと、それでお店側が儲かるならそれでいいのかもしれないけれど、それは一過性のよう気がしてならない。「Go To Eat」が廃止されてもなおコロナの状況が変わっていなかったとして、飲食業界はやっていけるのか。国はあまりにも先を考えないで、目先の利益ばかりを追いかけてしまったばかりに残念な結果を迎えてしまっているようである。

 

話がだいぶ逸れてしまったので、話をライブに戻します。これから寒さが深まっていくに連れてウイルスが活性化していくでしょう、国が何の対策もしていないで何も不安なことが起きることなく無事に冬を越せるとは思えません。そろそろ、東京だけで1日の感染者数が1,000人を超える日が出てくるでしょう。そこまで酷くなってしまったら流石にライブを開催することは難しいでしょう。でも、ライブを開催してくれる限りライブに行ってしまうのが、私のようなライブに生かされている人間の宿命なのです。