眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年11月6日(金)

「さよならを口癖にしちゃったら
純粋の天秤は迷子になってしまう」

 

朝起きたらぐでっとした塊が体の中を駆け回っていて、「これは会社に行けない」と一瞬で判断した。上司に連絡すると、「井戸端さんもいないから、コピーロボット一人か......」と項垂れていた。私の体調よりも、コピーロボットが一人残されて仕事をしなければいけないことを心配していた。だからなんだか会社がどうでもよくなって、そもそも体調が悪いので会社の事を考えている余裕もなく、睡眠を取っていたら16時過ぎまですやすや寝ていた。体はだいぶ楽になっていた。締切が迫っている仕事があって、それを今日進めることが出来なかったのが非常にもどかしくて、でも私は昨日のうちに出来ることはしたんだから悪いのは私の依頼を無視している人たちなんじゃないのか、その人たちに何かしらのペナルティーを与えないと今後も危機意識を持たれないで仕事をされるんじゃないのか、と腹立たしくなった。上司に「月曜日は出社できそうです」とメールを送ったら、「たくさん、寝ろ」とだけ返ってきた。

 

 

たくさん睡眠を取ってしまったせいで、そのあとは眠気を一切感じることなく行動をすることが出来た、そんな状態になっているのはとても久しぶりのような気がした。私は私を追い込んでしまっていたようだ。平日は仕事をしているので疲れている、それなのに趣味を充実させたくて24時30分くらいまで起きて体に負荷をかけている。休日は平日に溜まった睡眠負債を取っ払うためにたくさん寝るのだけれど、日中にたくさん寝てしまうせいで夜寝れない、そして月曜日から眠気を携えながら一週間を始めてしまう、というあまり喜ばしくないことをしていて、だから体はずっと我慢していたんだと思う。それが今日、一気に疲れとかしんどさとかが出て出社できないほどに気分が悪くなってしまった、これを機会に今後は常日頃から体に負担をかけないような生活を送る、それは体に力が入っていると感じたらふっと力を抜いてあげるとか、早寝早起きをしっかり守るとか、体にいいものを進んで摂取するだとか、ストレスを溜めないような工夫をするだとか、そういうことの積み重ねで健康な体になっていくと思う。それらを守ることが今後の私の課題だし、これからやってくる冬を迎えるにあたって健康な体にしておくことは、長い長い冬を乗り越えるためにしておくべきことなんじゃなかろうか、と思っていた。夜は、24時を回っても全然眠気がやってこなくて、簿記の勉強がはかどった。あと一週間。ちょっと厳しいかもな。25時を回ってまだ眠気がやってこなかったので、森博嗣の「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」を久しぶりに読んだ。何度も読んでそのたびに感銘を受ける名著、今回も新たな発見があり、物事の見方をもう少し客観的に、俯瞰的に観れるようにしないとな、と思った頃合いでちょっとだけ眠気がやって来てくれたので、全力でそいつを掴まえて布団のなかにもぐった。暫くはのほほんとした時間が流れていたけれど、ある時「ふっ」とゾーンに入って、それからはすやすやと眠りに落ちていきました。