眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年11月5日(木)

「あいまいを無理やりきらめきに置き換えて 思い切り自分を甘やかしたいな
それでも不安だな それでも望んでしまうな
それでも苦しいな これはわがまま?」

 

昨日社会復帰したつもりでいたけれど、まだまだ体は回復しきっていなかった。それでも普段よりも早く起きて、普段よりも早く家を出て、普段よりも早く会社に着いた。今日も井戸端さんは来ていなかった。井戸端さんが来ていないことには事情があって、それはすぐに明らかにされたのだけれど、そうかそうか、と納得できるものではなくて、でも井戸端さんは20年以上もこの会社にいる人で、それだけ会社にいて同じことを繰り返し続けているのに仕事の方は......、なあ、同じことを思うだろ?と上司に訊かれたら首を縦に振らざるを得ない。だから明日も井戸端さんは来なくて、その分の仕事を私とコピーロボットが請け負う羽目になった。といっても私は先週の木金に休んでいてその間に溜まった仕事をこつこつと崩していったので、井戸端さんの残骸の殆どはコピーロボットが処理していた。ずっと集中していた、そうしないと目の前にある仕事が一向に減っていかないからである。一つこなして、息継ぐまもなく次へと向かって、とにかくずっと体(特に目)を動かしていたので、昼前にはぐったりしてしまった。もう少し効率の良い仕事の仕方があるような気がしてならないのだけれど、それを見つけ出してしまったら来月からもっと暇になってしまうので、今日はこの忙しさを耐えよう。昼休みに入ってから話しかけてくるコピーロボット、その話は1時間後にしておくれ、と思いながら話を聞いていた。出遅れて、もう外食は諦めて近所のスーパーに行って、いつものコンボのパンを食べた。ちょっとくらいは簿記の勉強をしたい、という気持ちがあったけれど、午前にフル稼働していた体は休憩を欲していた。大人しく睡眠を取った。

 

 

午後の部が始まって、相変わらず仕事に追われる時間が続いた。集中してしまうと体を適度に動かすことを忘れてしまうようで、次第に体中がカチコチになっていった、特に肩がものすごく凝っていて、ちょっとやそっとじゃ機嫌を直してくれなかった。それでも目の前にはたくさんの仕事が積み上がっているし、それを手伝ってくれる人はいないので、せっせせっせとこなしていった。今日こなしている仕事の99%は今までしてきたことの繰り返しなので、殆ど考えることなく進めることが出来た。これを仕事と呼ぶのは失礼に値するのではないか、という考えが一瞬浮かんだが、それは一種の気の迷いだった。私はまだまだこの部署で働き続ける、それなりの成果を残さなければいけないのでせっせと仕事をしていなかければいけない。ふと職場内を歩いていると、熱心にパソコンの画面に食いついている人がいて、仕事熱心だなと感心していたらアメリカ大統領選をリアルタイムで楽しんでいるだけだった。どちらに軍配が上がっても騒動が起きることは免れないだろう。あまりにも仕事の量が多くて、普段はあまり使わないようなぶぶんの頭を使ったせいで、15時過ぎてお腹が空いてきた。お昼はちゃんと食べておくべきだった。仕方ないのでバッグに忍ばせておいたチョコレートを2,3粒食べた。空腹は一向におさまらなかった、仕方ないので箱に隠してあるグミをもぐもぐしていたら1袋まるまる食べてしまっていて。それでもまだお腹は何かしらを欲していた、私はこの時期はお腹が異常に空くのかもしれない。集中の焦点をお腹から目の前の仕事に移して、せっせせっせと業務をこなしていった。あっという間に定時になった。定時になって、斜め向かいを見たら絶望した顔のコピーロボットがいた。一種のパフォーマンスなのだろうか。それとも本当に気を病んでいるのだろうか。どっちにしても私は彼を気にしている余裕はなく、あとちょっと残った体力を振り絞って今日出来ることを出来る限りした。30分の残業で体力は空っぽになった、相変わらずコピーロボットは悲壮な顔を浮かべていた。殆どの人は職場を後にしていた。まだ仕事は残っていたけれど、眼精疲労が限界に達していたので、帰らせてもらうことにした。今日は朝から晩まで頭が痛かったな、はぁ。

 

 

スーパーで食料品を買って、パスタの前にサラダやら納豆やらお惣菜やらを食べたのにお腹は全然膨れなかった。仕方ないのでたらこまよパスタを一束食べて、それで一呼吸つけたので、でも頭は痛かったので特に何をする気分にならなかった。1階に居て、隣人の二人の声が明瞭に聞こえてきた、もうそんなに気にならなくなっていた、私に余裕が出来たのだろうか。ぼおっとしているのも仕方ないので、録画しておいたバラエティ番組を観て、それでもまだ頭が重いので、ロフトに上がって目を瞑った。耳だけで楽しめるコンテンツを欲していたので、ジャルジャルアイランドの木曜日の電話のを聞いていた。2分ほど聴いただけで、「めっちゃ好き」となった。

 

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

ジャルジャルを堪能し終わったら24時を過ぎていた。急いで今日のことを文章に変換して、そうしたら寝ないといけない時間になっていた。人生ってあっけないな。こんなことをしている暇があるんだったら簿記の勉強をすればよかったのに。毎日、理想通りの人生を送れるなんてことは出来ない、それが人生というものなのです。