眠たげな猫の傍で

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世界の果てで眠っていたいな

「Acoustic Night 2020」(a flood of circle vs SATETSU vs 佐々木亮介)@千葉LOOK(2020.10.25)感想

4月で日本中がコロナでぐちゃぐちゃになってしまったときは、「年内にライブを観るのは難しいだろうな」と思っていたが、9月からぽつぽつとライブに行けるようになった。観客数を制限して、公演時間も普段より短めなのでまだまだ前みたいなライブには戻っていないが、一時期はライブに一切行けていなかったことを考えれば、ライブをやってくれるアーティスト、その他ライブを運営してくれている関係者には感謝しかいない。

 

 

今年2度目の千葉LOOK。本来であれば「2020」のリリースツアーの一本目になる予定であったが、それは現実にはならなかった。その代わりに「Acoustic Night 2020」という、佐々木フル稼働の最高なライブが開催される運びとなったので、これはこれでいいのかもな。佐々木ソロはアコースティックなので珍しさはなかったが、a flood of circleをアコースティック編成で観るのは多分初めてなので、貴重なライブとなった。

 

 

まずは佐々木一人だけが登場して、ジャブ代わりに3曲の弾き語りを披露。ソロの曲を演奏、なんというかやっぱり弾き語りの時の佐々木は最強なので、食い入るようにステージを観ていた。ずっと観ていたいと思わせるほどに素晴らしい演奏。

 

 

次はテツが加わって、アコースティック編成のSATETSU。1曲目「You're My Lovely Trouble」から「これこれ、こういう曲を待っていたんだよ」とにやにやしてしまう。先月に開催されたSATETSUのライブには行かなかったので、今回のライブで初めてとなるSATETSU、いいですね。「次は名曲をやります」とテツが言って演奏される「」はSATETSUのパンクなぶぶんをぎゅっと詰め込んでいて、「Make Money」の中でもお気に入りの曲なのでテンションが上がる。次はフラッドのライブがあるので、テツがぐいぐいと歌ってくれていて佐々木の喉が休まっているのだろうか。「次は本当の名曲をやります。他人の曲ですけど」と言って演奏される「El PUNKINSTA」の、2人のハーモニーを聴いているとSATETSUという存在が愛おしくなる。今年の5月に結成されたこのユニット、「フラッドを知っている人でもSATETSUの存在を知っている人はそんなにいないかも」と佐々木は卑下していたけれど、このユニットで佐々木とテツが仲良さそうに一緒に歌っている姿を観れるのがとても魅力的なのです。このユニットをきっかけにしてテツも沢山の曲を作って欲しい。次回作がいつ作成されるのかは知りませんが、気長に待ってます。コロナ(テツ曰くばい菌騒動)がここまで酷くなっていなかったらSATETSUは結成されなかったのかと思うと複雑な気分になりますが、SATETSUがこれからも緩く続いていくことを願っています。井上陽水奥田民生「ありがとう」をカバーして、最後に「SATETSUの代表曲を最後にやって終わります」ということで「Peppermint Candy」を演奏。SATETSUのなかで一番大好きな曲、ライブで観たいなと思っていたのでニヤニヤしてしまいました。ああ、この曲でも2人の掛け合いが本当に素晴らしいんだよな。今更だけれど、テツがフラッドに入ってくれて本当に嬉しいよ。最後におちゃめな自己紹介(Perfumeを意識しているのだろうな)をしてSATETSUのパートは終了。

 

 

最後はフラッド。先日の配信で久しぶりにメンバー4人が集まっている姿を見れたのが嬉しくて、今日はそれが生だったので嬉しさが溢れそうなほどにテンションが上がってしまいました。姐さんもナベちゃんも、テツも佐々木も一緒にいるこの空間が最高にかっこよくて最高に好きなのです。姐さんが自分のドリンクと一緒に佐々木の分のビールとトマトジュースを持ってくるところでほっこりした。メンバーがコミュニケーションをしているところを生で見ててほっこりするの、本当に嬉しいのです。1曲目「象のブルース」を演奏し終わって既に腰がに負担が来ているナベちゃん。座り心地の悪い椅子で、それも激しめに板を叩いているからけっこうな負担だそう。そこで発生するメンバーのやり取りが本当に好きだし、次には新曲「Beast Mode」を演奏。この曲をライブで初めて聴くのがアコースティックになるなんて思ってもいませんでしたが、アコースティックでも十分に曲の獰猛さが表現されていて、観てて幸せしかなかった。3曲目「Super Star」を演奏して、本当は今日はここで「2020」のライブをやりたかったんだろうな、でも今日はアコースティックのフラッドが観れるからそれはそれで最高だ、と思えるのは来月の恵比寿でのライブのチケットを持っているからでしょう。そっから不意に「Honey Moon Song」をやるんだから、ずるいよ。いつものことながらこの曲を聴くたんびに涙ぐんでしまうのですが、今日も佐々木の歌が絶好調だったので、そしてフラッドのみんなが揃っての演奏だったのでいろいろとグッと来てしまいました。最高だ。本編ラスト「ベストライド」で掌が痛くなるほどに叩いて、アンコールはすぐに出てくる。

 

「本当に元気でいて。それだけ」

 

と佐々木が言って演奏が始まる「New Tribe」。こんな時代だからこそ響く歌詞。結構久しぶりにライブで聴けたのが嬉しかったし、それを久しぶりの4人での演奏だったので嬉しさは倍増だった。

 

 

あっという間の1時間半。フラッドの4人の生存確認を生でしっかりと出来たので、このほくほくを温めながら、「2020」を狂うほどに聴きまくって、来月のライブに備えます。未来に楽しみがある状況って、本当に最高ですね。

 

 

<セットリスト>

佐々木亮
01.Blanket Song
02.Baby 君のことだよ
03.We Alright
SATETSU
04.You're My Lovely Trouble
05.El PUNKINSTA
06.ありがとう(井上陽水奥田民生
07.Peppermint Candy
a flood of circle
08.象のブルース
09.Beast Mode
10.Super Star
11.Honey Moon Song
12.ベストライド
EN
13.New Tribe

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