眠たげな猫の傍で

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BALLOND'OR 1MAN‬ -R.I.P. CREAM全曲GIG-‬@下北沢DaisyBar(2020.09.06)感想

コロナ禍におけるライブ3本目は、下北沢DaisyBarで最近はまっているロックバンド「BALLOND'OR」のライブ。実はこのバンド、今年の2月に行われたCRYAMYのライブに出演していて、そこでは「ふ~ん」ぐらいしか感想は思い浮かばなかったのですが、最新作の「R.I.P. CREAM」があまりにも良すぎたので今回のライブに参加することにしました。と言っても誰でも参加できるようなライブではなく、抽選に当選しないと参加出来ない、という観客人数を絞っているからこそ起きてしまう弊害になんとか打ち勝って参加できた次第です。台風が近づいているせいか、気候が非常に不安定で、「今日のライブは無事に開催されるのだろうか」と不安でしたが、東京の方はそこまで影響はなかったようです。19時30分開場、20時開演という、日曜日なのに非常に遅い時間設定にしているのは何か意味があるのでしょうか。19時25分くらいに到着して、30分を過ぎても一向に入場が始まらず、結局15分も延びてしまい、開演も15分延びて20時15分の開演となりました。久しぶりのDaisyBar、よくぞまあこんな時代でも生き残ってくれた、と嬉しくなりました。SISTER JETのライブで何回も通った思い入れの深い箱なので、こうして訪れることが出来たのが非常に嬉しいです。今回も席が事前に設置されていて、他のライブと異なるのはライブが始まっても誰も立たず、皆さん座っていたことです。特にライブハウスや出演者から「客演中は座っていてください」といったアナウンスはなかったので、座って観る、という雰囲気が会場内に漂っていたのでしょう。チケットドリンクを握りしめ、どれを飲もうか迷っていて、最終的にいつも飲んでいたハイネケン(瓶)を注文。ライブが始まる前にちびちび飲んでいたのですが、緊張のせいか気付いたら空っぽになっていました。

 

 

20時15分になり、客電が落ちた瞬間に一気に興奮してきます。メンバーが一人ひとり入って来て、遂にライブが始まりました。一聴して「ばかでけえ音だな」というのが最初の印象。一度観ている筈なのですが、ワンマンになるとこんなにもばかでけえ音でライブをやるんだ。まあ音楽的にばかでけえ音が似合うのでそれは仕方ないのですが、ライブ用の耳栓をしていてもそれを軽々と通過して爆音が響くので、ちょっと自分の耳を心配しました。ぱっと見たところ耳栓をしている人は殆ど見受けられなかったのですが、皆さん特別な訓練を施してここに来ているのでしょう。というごちゃごちゃは置いておいて、一曲目の「DIENER」から本編ラストの「LAST SMILE」まで、完璧なまでの演奏と熱量、そして改めて「R.I.P. CREAM」の曲の完成度の高さを思い知りました。「R.I.P. CREAM」の曲だけを演奏するのかと思いきや、ズイショズイショで昔の曲も演奏して、その辺は予習できていなかったので初聴だったのですがついつい拳を振り上げたくなるほどのグッドメロディーで、なんで今までBALLOND'ORを聴いてこなかったのだろう、と悔しくなりました。それほどまでに今日のライブは最高だったのです、願わくば配信されていた映像を何度でも観返したい気分なのですが、アーカイブは残念ながら残っていないので、自分の目で観たこの記憶を大切にしていきます。演奏する時間が制限されているからだろうか、ほぼノンストップで曲を演奏して、その合間のMCも一切無駄なことは言わないで、無駄がないライブでした。「R.I.P. CREAM」本当に良い曲ばかりですよね、BALLOND'ORのファンが近くに居たら喫茶店で何時間でもこのアルバムについて語り合いたいくらい好きだな。本編のMCではMJMがちょっとくさいことを言って、そこから曲に繋げる(「DANCER IN THE DARK」とか)のが良くて、それは配信されているからしていた行儀の良さなのだろうか。本編が終わり、アンコールを熱望する観客に応えて登場するNIKE。このコロナ禍で無事「R.I.P. CREAM」を出せたこと、そして今日、このライブを開催出来たことは本当に奇跡である、ということ話していて、ちょっとぐっと来てしまいました、柄にもなく。NIKEが他のメンバーを呼んでもなかなか出てこないのは照れ隠しなのでしょうか。そもそもここのぶぶんは配信されていたのか、未だに謎です。カメラは回していたので、いつの日か円盤化されることを期待しています。そのあとにMJMとNIKEのぐだぐだな会話を聴いてほっとして、最後も爆音をぶちかまして彼らは旅に出ていきました。

 

 

これからBALLOND'ORがどのような音楽を生み出していくのかとても気になりますし、電車で家に向かっている際にまだ持っていない彼らのCDをポチっとしてしまったくらいに、BALLOND'ORの波が今私に到来していようとしています。で、ネットで探していたら「CATCHER IN THE DIE」だけは全国流通していないようで、なんで物販でこのCDを買わなかったのだろうか、とそれだけが悔やまれます。またライブに行けってことなのでしょうか。次のライブがいつになるのかは分かりませんが、もし次があるとしたら是非とも参加したいですし、そのときは客席の後方でのんびりと観ようと決めています。今日はほぼ最前列で観ていたのですが、あまりの爆音にライブが終わった後にくらくらしてしまったので、安全を期して次回は後方で観ることにします。でもあれかな、DaisyBarだからこんなにも音がデカかったのかな。もうちょっと音に落ち着きがある箱だったら最前列でも耐えうる音なのかな。それは行ってみないと分からないので、今は彼らが生み出してきた音楽をしっかりと聴きこんで、次のライブに備えます。年内は厳しいかな、でも早く観たいな。という気持ちを抱えながら、若干の耳鳴りを抱えながら歩く帰り道はそれはそれは素晴らしいものでした。ライブ、やっぱり最高ですわ。

 

 

 <セットリスト>

01.DIENER
02.PURPLE JUICE
03.FRUITS FUCKERS
04.DAYDREAM
05.SCUM TRUCK
06. HELL SCRATCH
07.UNITED
08.TRUANCY MAFIA
09.LGBT
10.DANCER IN THE DARK
11.C.R.E.A.M
12.STARPACKER
13.LAST SMILE
EN.ブリングリング

 

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