眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年8月19日(水)

「嫉妬狂っても気にしない 所詮対岸のたき火レベル
だけど根も葉も実も種もないなら札束でぶっとばすぜグッナイ」

 

昨日は昼休みと仕事終わりに心身に負担を与えたせいか、変な夢を見た。人に囲まれている夢で、この類の夢は疲れているときによく見ることが多い。だから私は疲れているし、現在進行形でやつれていっていることが窺えた。体重計に乗ったらあと少しで私の目標としているところのスタートに立てるといった状況で、それは適度な運動の末の体重ではなく、昼飯を殆ど摂取しなかった結果のあれだったので、嬉しくなかった。適度な運動がしたい、出来ることならジムへ通い、エアロバイクを使ったり筋トレマシーンを使って体をいじめて、そのあとに水泳で体を癒してからサウナに入ってまた体をいじめて、茹蛸の状態で水風呂に入って日々蓄積していく疲れや汚れ、邪念などを払拭したい、でも依然としてジムに通うのは躊躇われる、だから家で大人しくリングフィットアドベンチャーをすることになる。外でジョギングをするのも一つの手だけれど、そんなことをしたらコロナの前に熱中症にやられて死んでしまうかもしれないので、家で大人しくしていることになる。久しぶりに早く寝たくせに疲れはそこまで取れていなくて、ニュースキャスターの甲高い声が耳障りだった。それでも外に出て、電車に乗って会社へ行くのは、家でじっとしているよりも体に良いからである。家でじっとして、思考が煮詰まっていく感じが非常に嫌で、思考が煮詰っていくと何もしたくなくなって、外に出なくなり、余計思考が煮詰まる、澱んできて嫌な気分になるので、それくらいだったら多少無理しても外に出て働いた方が体にも頭にもいい。今日も相変わらず暑くて、さっさと秋が来ないかなと思った。秋、今年は読書の秋にするつもりで、他にも食欲の秋とかもあるのだろうけれど、働き始めてから太り出してしまって、看過できないほど太ってしまったので、食欲なんてものにうつつを抜かしている場合じゃない。食欲に思考が乗っ取られている場合じゃない、今は本棚に沢山並べられている本、本、本!をどんどん読んでいって、死ぬ前に所蔵している本を全部読んでおきたいと思っていた、電車は途中で空いた。

 

 

仕事の事について書くことは本当は酷く恥ずかしく惨めで、出来ることならそういうぶぶんは見せないで自分が美徳とすること、例えばありきたりな自然の風景を見て「美しい」と思ったこと、例えばくだらない番組を観てて不意に「淋しい」と感じたこと、それをそっと読者に差し出すような、それでどこかのだれか、この世界に今も住んでいるはずの人に読まれるような、そういうブログを目指したいな、と最近の自分は思っていて、でも仕事の事は指が勝手に動いてあっという間に書き上げてしまうので、いつも気がついたら文章を書き終えてしまっている。だから今日は、今日だけは仕事の事に関する記述は阻止したい、平日だけれど仕事なんてしなかった、それよりも趣味の話をしようよ、といった雰囲気を滲ませた文章をぶちまけたいと思った。それが私の「本当に書きたいこと」なのかどうか、突き詰めていったら分からなくなるから敢えて追求しないけれど、それがもし違うとしてもそこに意味を見出したと思える、そんな一日になった気がした。だから仕事は、朝に始まって、昼に1時間の休みが入って、夕方に終わった。定時になってさっさと帰っていく人々の、その胸に抱えているであろう「今日はこのあと何をしようか」という嬉しそうな、待っている人がいるからこそのワクワク感というか、そういうのは眺めていて嬉しくなるし、同時に嫉妬もしてしまう。仲の良い、と私が勝手に思っている同期とは、まだ飲みに行けていない。

 

 

だから、一昨日と昨日はすぐに家に帰ったから、今日は、今日はちょっとだけ寄り道をしていこう、と思って、普段とは違う電車に乗った。埼京線。池袋。北口ではなく南口から出るとジュンク堂へ行きやすい、地下からほぼほぼ行ける、ということをすっかり忘れていた。ジュンク堂書店、今日も私の大好きな本で、それも新しい仲間も加わって迎えてくれて、だからちょっと小走りで3階へ向かった。都内にある本屋のなかでも、ジュンク堂池袋の3階は好き、エスカレータを上がったところにある洋書の新刊コーナーは最初にぐるっと回って、それから単行本の所をじぐざぐに進み、左手に現れる、出来立てほやほやの新刊コーナーを見る。発売日が明日になっているのに並んでいる本もあって、ちょっと興奮が隠せなくなる。一通り単行本を満喫したら、隣にある文庫本コーナーで、今月はどんな本が出ているのかどうかを注意深くチェックする。働き始めて6年が経つけれど、未だに単行本をすっと買うことは出来ない、1,000円以上もする本をちょっとした出来心で購入できるほど私は勇気がない、この中途半端な貧乏根性が憎たらしい。そんなわけで今日も同じようなルートを回って、そのあとにちょっと急いで詩集コーナーへ行った。一通り見て、どこにあるのか分からなくて、三回目でようやく見つけた。谷川俊太郎さんの新刊「ベージュ」である。Twitterで「サイン本を販売していますよ」という呟きが昨日あって、昨日のうちに行っておきたかったけれど、体がどうもだるかったのでそのまま帰った、だから今日はここに来て、サイン本が買えるといいな、と思った。サイン本があって、ほっとした。あとで見て見たら、とても優しい字で「俊」と書かれていた。私の宝物になりました。そのあとに三省堂書店へ行き、益田ミリさんの「美しいものを見に行くツアーひとり参加 」(幻冬舎文庫)のサイン本も確保、これで今日のミッションは果たした。

 

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昼はちゃんとご飯を食べられなかったので、空腹がちょっと酷いくらいに体を脅かしていた、19時。今回も並ぶことなく「麺創房無敵家」に入り、とんこつらーめんを一心不乱に啜る。麺を啜り、スープを啜り、徐にチャーシュにかぶりつく。至福。880円で幸せを買える場所、それが池袋。ジャスミンエキスを混ぜた水をごくごく飲んで、食べ終わったらすぐにお会計をして、外に出た。目的は全て果たされたので、あとは家に帰るだけ。

 

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家に帰りついたのが20時過ぎ、ここから何を始めるわけでもない、スマホでどこかのだれかが書いたブログを読んでいた。

 

www.wasteofpops.com

 

初めて知った、イヤホンズ。ちょっとだけ聴いてみて、「あっ、これは沼にはまる」と危機察知して、とっさにイヤホンを外した。危なかった。この音楽にのめりこんだら最後、凝り性の私はとことんまで追求してしまうことだろう。声優が歌う音楽は真正面から聞いたことはなかったけれど、これは多分本物で、危険。危なかった。でも、明日になったら「まあいっか」と許容して、ずるずると沼にひきずりこまれている図が容易に想像出来る。ネット怖い。

 

 

そのあとは久しぶりに(といっても2週間も空いていないけれど)ビールという名の悪魔の飲み物を摂取して、いい感じに酔っぱらったら全てがどうでもよくなって、だから陽が明るいうちに考えていたこと、深刻なこと、自分はこれからどうしていけばいいのか、そんなことがどうでもよくなって、目の前で繰り広げられてる娯楽をただただ享受していた。それでいい、それで今はいいんだ。だから読書とかする気分じゃなくなって、ああだこうだしていたら深夜になっていたので大人しく寝ることにした。おやすみなさい。