眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年8月17日(月)

「世界が終わったって来世で存分にかき回そう 気が向いたらおいでよ」

 

やっとお盆が明けた。お盆らしいことは一切していないので、お盆が明けてもお盆が明けた気分にはならないで、ただただ堕落しきった人間がそこにいるだけだ。昨日はどうも調子が悪かったのでぐずぐずしてて、なかなか眠れなかった。普段の「眠れない」のレベルの眠れなさではなく、27時になっても一向に眠気が来ない「眠れない」であった。だから今日には期待していなかった。朝は7時20分ぐらいまで寝てて、そこから今日を向上させていきたいという気概は一切なかった。ただ、平穏に一日が過ぎていけばいいな、と楽観的に考えていた。電車に乗って、あっという間に会社に着く。会社は相変わらず変化はなく、お盆休み前の日のあの恐慌がうそのようであった。いつものように鳩の鳴き声が鳴り響き、オジさん方が小刻みに体を動かして、始業となった。休み前にどのようなことを残しておいたのかは薄ぼんやりと覚えていて、それをしても別に良かったのだけれど、初日からアクセル全開だと週の半ばでエンストを起こしてしまいかねないので、のんびりとやっていくことにした。今日ものんびりとやっていくことにした。だから慌てる必要はなくて、自分のペースで動くことが出来た。休み中はどうしても怠けてしまうことが多く、それのせいで体はバッキバキになってしまって、それのせいで気分が悪くなっていた。会社に来てからはちょっとしたことで体を動かすので、それを積み重ねていたらちょっとだけ体調が良くなってきた。いい兆候である。そうしているうちに午前は順調に歩を進めていき、このままお昼休みに突入していくものだと思っていた。不意にコピーロボットが私の隣に立っていた。ああ、この間の続きがまだ残っていたのか。と項垂れながら上司の所へ行き、話を聞いて、それの通りに作業を進めたら昼になった。

 

 

最近であったら外に繰り出しているはずだったが、お盆休みにそこそこの回数外食をしたので、今日は、今週は別に室内でおにぎりでもいいかなと思えた。だから出勤前に買っておいたおにぎりとカップ麺(うどん)を食べ、そこそこお腹が膨れたので米津玄師の「Bremen」を聴きながら寝ていた。久しぶりの会社に妙に神経が昂っているのか、熟睡することは出来なくて、ただ目を瞑って米津玄師を聴いていた。先々週に「STRAY SHEEP」を出してからずっと、米津の音楽ばかり聴いてる。集中して聴くことが多いせいか、今までは気付かなかった音楽の機微に気付き、より一層深い世界へと潜り込むことが出来た。だいぶ深いところまで潜って、でもあとちょっとで昼休みは終わるので、耳に刺さったイヤホンをそっと外し、数分だけ無の世界でのんびりしていた。

 

 

午後の仕事が始まって、始まったけれどなかなか時間が進まなかった。往年の書類を眺めまわしてみたりしてみたけれど、遅々として時間が進まず、まあそれもいいかなと思ってみた。午前中に任された作業が終わったのでそれを報告しようと思っていたが、上司は離席していて、コピーロボットは水を飲んでいた。だからまた先程と同じようなことをしていたらちょっとだけ時間が過ぎるスピードが速くなった。上司が戻ってきて、先程頼まれたことの報告をした。相変わらずコピーロボットは要領を得ない回答をしていて、上司を困らせていた。それが終わるとなんだかもう今日が終わってしまったような気分になった。実際のところ、するべきこともなくなっていた。のんびりと周りを見回してみると、一定数の人が仕事をしないで仕事をしているふりを必死になってしていた。今日も私が勤めている会社は平和だった。

 

 

万事がそんな緩やかなものだから、定時になったらさっさと帰った。駅には「早く家に帰りたい」と心から願っているであろう強者が数多く揃っていて、なかなか見応えのある景色であった。電車が来て、結構な数の人が乗っていたけれど、次の駅でどっと人が降りたので私の心は平穏を取り戻した。家に帰る前にスーパーに寄って、夕飯の食材を購入した。家に帰って、シャワーを浴びて、肉野菜炒めを久しぶりに作って食べて、それでもまだ19時になっていなかった。5時間もの自由時間が私には与えられていた。用意されているそれをどのように使ってもよかったのだけれど、週の初めから真剣に取り組んでしまうと途中で息切れを起こしてしまって上手く動けなくなるから、おそるおそる時間を進めていった。最近ハマりだしている「ミセン」を1話だけ観て、そのあとは親と1時間以上、会話をしていた。それはとてもとりとめのないことで、でもそれは非常に幸せな時間であった。それが終わり、メールチェックをすると先週申し込んでいたライブの当落発表が届いていた。

 

「チケットがご用意されました」

 

半年ぶりに目にする、この素晴らしい文面。土曜日に演劇のチケットを入手して、月曜日に弾き語りライブのチケットを入手した。これ以上の幸せがあるだろうか。こんな日々が訪れるのをどれくらい待ち望んでいたことだろう。まだ予断は許さないし、もしかしたらイベントが中止になってしまうおそれがあるかもしれないけれど、「現時点」ではイベントが開催されるのだ。どなたの弾き語りライブなのかはまだ明かさないけれど、そう遠くない未来にライブが入っている、これだけでこんなにも私は強くなれるのだ。明日からの仕事は張りが出るし、何よりイベントまでの日数を指折り数えるのがなんとまあこんなにも待ち遠しいのか、というくらいに私はにやにやしてしまっている。最近ではいろんなライブが小規模で行われていて、それに運悪く行けない私は「いいな、いいなあ」と臍を噛んでいた。今年中にライブは無理かな、と諦めそうになっていた。そんなときの、

 

「チケットがご用意されました」

 

の字面の威力たるや。本当にありがとうございます。絶対に行きます。自身の体調不良で行けなくならないように、明日からは今まで以上に慎重に行動して、万全の状態で当日を迎えられるようにします。ああ、楽しみになってきた!!!

 

 

ということで、もうこれ以上書くようなことはないだろう。当選メールを何度も観返して、「現実だー」と嬉しくなって、予習で弾き語りするミュージシャンの曲を聴いてみたりして。もう頭がライブの方に持っていかれてしまって、他の事を集中して取り組めるような状態ではございません。ああ、本当に私がライブに行っていいのでしょうか、と思ってしまうくらい、私は今年中はライブに行くのは難しいだろうな、と思っておりました。このライブの予定は私だけの秘密。当日の感想も書くかどうかはまだ未定。自分のものにしたいから、多分書かないかも。ちょっと浮足立過ぎちゃって怖いくらいだ。なんなら万全の状態を期すために明日からライブ前日まで、ずっと会社を休みたいくらいに本気で今回のライブを楽しみにしている。だから、だから東京の、日本の新型コロナの新規感染者数がこの1,2週間で爆発的に増えないことを祈っています。頼む、頼むから半年ぶりのライブに私を連れて行っておくれ。

 

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