眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年7月31日(金)

「涙がこぼれそうな夜だ ギリギリつながっている夜だ
その一瞬を奏でるのに 言いたいこと たくさんあるんだ
何かが変わりそうな夜だ 流れる星にそっとつぶやいた
君の声も聞こえたけれど 今は空に消えてくだけ」

 

6連勤の最終日。もはや会社へと向かうその様は戦地へ赴く兵士のそれである。仕事が私に豊かさをもたらしてくれるわけではないのに、生きている時間の大半をそれに費やしてしまうなんて馬鹿げたことじゃないか。ぽちぽちぽちぽち、とキーボードを叩く音がやたらと響いて、その音が気になって自分の仕事に集中出来なかった。あの子は相変わらず自分のペースを貫いていて、私は相変わらず仕事に踊らされていた。この1週間の疲れが溜まってそれを取り除けないでいるので、ずっと変なテンションで仕事をしている。ふっと一息をつける間もなく今日は仕事に塗れていて、なんだか仕事をする機械に成り下がったような気がしている。コピーロボットとの幾度のやり取りで得たものは、きっと数か月後に霧散してしまう。霞を食べるかの如く実感のない仕事、それを積み重ねていってもことあるごとに上司がそれを蹴飛ばしてしまう。でも給料を頂くためにそれを繰り返していく。意味なんて問いかけじゃダメなんだ。

 

 

午前中の異様なハイテンションのまま、お魚のお店で昼食を。いつも混んでいたので一度も入ったことがなかったが、今日は空いていたのですかさず入った。良い値段がする。それ相応の味がした。海鮮丼を頼んで、それは頬張るたんびに私の大切なぶぶんが喜んだ。久しぶりにお魚を食べることが出来て、非常に愉快な気分である。会社に帰って、紅茶をちびちびとやっていたら昼休みが終わった。

 

 

あとはめいめい、自分の仕事を取り組んでいる。無駄だ、時間の無駄だ、人件費の無駄だ、と言い捨てたかった仕事が昨日から始動して、私はそれに関わりたくなかったのに気付いたらその渦の中にいた。それはまだ企画が始まったばかりなので物量は少ないが、他の仕事が充実してきたときにそれが私のプライベートの時間を邪魔してしまうほどに鬱陶しくなったら、正気でいられる自信がありません。時間が流れていく、時間が流れていく。その速度に合わせることなく自分の仕事を着実に進めていく。今日はやるべきこと(残念ながらやりたいことではなかった)がてんこもりであったので、定時があっという間に来た。そのあとに残務処理を行い、定時から1時間30分が過ぎてようやく退社した。帰りの電車は相変わらずたくさんの人が乗っていて、隣の人の腕が触れるのが嫌だった。

 

 

まっすぐ家に帰り、シャワーを浴び、惰性で肉野菜炒めを作って食べ、バラエティ番組を流し見していた。私は久しぶりに、土日の2連休に興奮している。ここまで来るのに長かった。日曜日から続いた6連勤は終わったのだ。来週を乗り越えればお盆休みである。でもその前にようやくやってきた土日休みを存分に楽しんでやろう。やりたいことはたくさんある。会いたい人はたくさんいる。でもその全てを実行することは不可能で、気付いたらあっという間に月曜日がやってきてしまうから、小さなことでも諦めずにコツコツと積み重ねていくことが大事だと思いました。

 

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