眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年7月30日(木)

「悲しくないのに涙が出るのは
きっと気まぐれ模様
まぶしい朝 私はつまずいて
あなたに紛れ込む」

 

痺れを切らしそうに、私は仕事に埋没している。在宅勤務に慣れ切った体は、4日以上の出社を酷く嫌っていた。朝はギリギリまで寝てたし、夜はストンと眠りについた。まさに仕事をするために生きているような人生である。

 

 

覚悟していた仕事は結局のところ残業を強いられた。月末が私にとって一番億劫な時期なのである。今まで暇だったツケが回ってきたかのように、そこらじゅうで頻発する仕事に嫌気が差す。やる気が湧き上がってくるのではなく、ただただ厄介な状況に辟易している。感情がつい表面に出てしまう私は、だからこの時期は気をつけなければいけない。嫌そうな顔、心底嫌いなことをさせられている顔になりがちで、それは上の人には好まれない。厄介な存在、こいつは私を脅かす敵なのではないか、と思わしてしまうその状況を作らないように必死になって取り繕うけれど、体は正直だからすぐに嫌そうな顔が出てしまう。そんなときは「これはこれで正直でいいだろう」と開き直って、スーパーで買った麦茶を思う存分飲んでみる。水ばかり飲んできた東京の生活に、ようやくお茶が忍び込んできて嬉しい。

 

 

昼は初めてのお店へ。地下にあるハンバーグのお店。850円の割にハンバーグが私好みのあれだった。客が少なく、その点も高評価であった。ただ、ハンバーグにご飯というのが私にとってはあまり嬉しくないというか、お金を出してまでハンバーグは食べる物だろうか、という考えがある。だから多分もう行くことはない。頑張ってくれ、こんな状況だけれど。

 

 

一日を振り返って何をしていたのか、ただただ単純作業を繰り返していただけなのではないか。あとになって思い返して悲しくなるあれだ。でも単純作業を必死になって積み上げて2時間以上も残業をしたんだ。少しくらいは誇りに思っても罰は当たらないだろう。しかし、営業の頃に比べて日々が穏やかに過ぎていくのが本当に幸せである。営業の日々、頭のおかしい上司先輩にいちゃもんをつけられ、飛び込み営業に四苦八苦していた。ちょっとしたディスリ混じりの冗談を軽く受け流すことが出来なかった。今はただ、目の前のそれっぽい仕事に集中していれば時間が流れていくのである。苦手な車の運転もしなくていい、行きたくもないスナックで歌いたくない飲みたくないお酒を飲みたくない。私はようやく平穏を手にしたのだ。だけれど、どうしてだろうか、なんだか物足りない、日々に刺激が足りないような気がしているんだ。多分ライブに行けていないせい。営業なんて、二度としたくない。

 

家に帰ると21時を過ぎていた。肉野菜炒めをちゃちゃっと作って食べて、あとはもうくたくたで何もする気が起きなかった。少しの休息を挟んで「キム秘書はいったい、なぜ?」をちょこっとだけ観れた。そのあとはただただ怠くて、ロフトに上がるのも億劫だったので、座椅子に座って目を瞑っていた。ちょっとだけ、ちょっとだけ目を瞑るだけ、と言い聞かせていたのに気付いたらね眠りに落ちていて、25時に起きて体が余計に怠くなっていた。体を無理矢理布団に押し込んで、再び目を瞑ったら一瞬で寝た。明日も仕事に行かなければいけないなんて、正気の沙汰ではないな。

 

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