眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年4月20日(月)

緊急事態宣言が発令されてからの出勤8日目

 

今日の記憶は「頭が痛い」しか残っていないような気がする。土日は頭の痛みなんてこれっぽっちも感じなかったのに、どうして会社に行くと決まって頭が痛くなるのだろうか。こんな状況下でも出社せざるをえないことに関して心ではなんとか理解できていても、身体は拒否反応を示しているということだろうか。先週も平日の大半は頭が痛かった。それとも雨が酷く降っていたことが原因か。だとしたら明日は晴れる予報なので頭痛で悩まされることはないだろう。でもなあ、先週とか先々週とかのことを鑑みると、頭が痛くなりそうな気はしているんだよな。嫌だな、毎日のように頭痛薬を飲むのはすごく抵抗があるんだよな。頭痛薬なんて身体にいいわけがないものを服用し続けるのは怖いな。コロナに感染して身体がおかしくなってしまう前に、頭痛薬で身体がどうにかなってしまうかもしれない。それと、虫歯ではないはずなんだけれど左奥歯が痛くて痛くてたまりませんでした。特に冷たいものを口に含んだときに(ピキーン)という擬音が似合うほどの痛みが走って、仕事どころではありませんでした。頭の痛みと歯の痛みを鎮めるために頭痛薬を飲んだけれど、そこまで効力は発揮しなかった。冷たいもの、あるいは熱いものを口に含んだ瞬間に猛烈な歯の痛みに襲われ、そのあとはじわんじわんと痛みが長引くこれは辛い今すぐ家に帰らせてください。ちょっとこれは薬だけではどうこうできるものではない気がしたので、お昼休みに思い切って歯医者に電話した。「明日からコロナ休暇に入ってしまうんですよ~、ええ。今日は予約がたくさん入っておりまして......」(終わった...)と絶望に打ちひしがれていると、電話の主は先生に代わる。「18時30分でしたらなんとか大丈夫です。難しそうでしたらご連絡ください。無理に急がなくても大丈夫ですからね。一応20時まで営業しているんで、最悪その時間までに来ていただければ対応できます」とのこと。ここの歯医者を今まで利用してきてよかった。やっぱり間違いないよ。通話を終え、席に戻ると幾分か歯の痛みが和らいでいるような気がした。たぶんこの歯の痛みは精神的なものもあるのだろう。ただでさえ一人暮らしで物寂しいというのに、コロナショックでますます心は寂しさの度合いを強めていく。そんなときに隣人トラブルがあったら、大抵の人はノックダウンしてしまうものだろう。ああ、早く落ち着きを手に入れたいものである。

 

 

仕事は今日も忙しくなく、暇であることを恥じた。経理に異動になって1カ月半が過ぎたのに、こんな状況であることが恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がない。どうするのが最善策なのか?切実な表情を顔面に貼り付けて「先輩、仕事をください」と必死に請えばよかったか?彼は私が暇そうにしていることを平然と見て見ぬふりをしていた。どこで間違えたんだろうな?

 

 

今日だってお昼はおにぎり2個とカップ麺を食らう。すぐに食べ終えて、FEVER333を聴き散らす。不安な心に、爆音で鳴らすかっこいい音楽が滲みていく。それでも抗えぬ眠気のため、3曲ほど聴いたらイヤホンを外し、本格的に眠りに入る。今日も休み時間終了の5分前んほどにビクッと起きる。なぜいつも絶妙な時間に起きられるのか、不思議で仕方がない。

 

 

午後もずっとずっと暇で。暇であることよりも、歯が痛いことと頭が痛むことが気になって仕事にならなかった。いや、仕事と呼べるような仕事なんてしていないんだけれど。

 

 

定時ダッシュして、家に帰って歯磨きをして、約1年ぶりの歯医者へ行った。予約時間ぴったりについたけれど、歯医者は盛況で25分待たされる。「ごめんね、待たせてしまって」人の好さそうな歯医者さんの優しい声。「1年でまた転勤になったんだね」他愛のない会話をちょこちょこと挟み込んでくる。

 

 

「葉が痛んでしまうのは、歯を磨きすぎているかもしれない。あとは、寝不足じゃない?うんうん。あとは寝ているときに歯ぎしりをしているからかもしれない。取り敢えず今日はプラスチックをコーティングしておくけれど。明日から休みなんだ申し訳ない。ただ、どうしても痛みに耐えられそうにないときは私の携帯に電話してください。車で向かうんで。次回、マウスピースの型を取りましょう。お疲れ様です」

 

 

最後に塗り薬を塗り塗りされて、今日の治療は終了。「虫歯になるような人じゃないからね」という先生の言葉をお守りにしながら家に帰る。

 

 

家に帰って、口を濯ぐ。お風呂に入って、夕飯を食べる。趣味を謳歌するほどの体力は残っていなかった。ロフトに上がり、音楽を聴きながら寝転んでいたら寝ていた。