眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年4月3日(金)

経理に配属されて1カ月が経つが、職場の雰囲気を大体掴むことが出来た。

 

 

・業務を振ってくるのはコピーロボットと井戸端会議の二人。
・たまに上司がぷらっと立ち寄ってきてぼそりと何かを呟く。大抵くだらないこと。
・基本的に暇。自分から仕事を探しに行かないと、一日中途方に暮れることになる。しかし、頑張って仕事をする、残業して身を削る、といった考えがないので、特に自分からアクションを起こさず、気付いたら定時になり、さっさと帰る。
・すごく面倒な仕事は今のところ1度しか振られていない。あとは前回と同じ手順で伝票を作成したり、散らかった書類を順番に並び替えてファイリングするだけ。正社員を雇ってさせるような仕事ではない。ただ、こんなしょうもない仕事をしていて、そこそこのお給料が頂けるので、なんともおいしい立場にはいる。

 


昨日は新しい音楽に包まれて、ついつい夜更かしをしてしまった。と言っても0時30分迄には寝たんだけれど、目が覚めた時はすっごく目蓋が重たくて、「えっ、これどうしよう」となり、何度もアラーム時間をずらす。5回目のアラームでようやく起き上がり、朝ご飯を済ませ、クローゼットの中身を見てみると着ていくはずのシャツがくしゃくしゃなことに気付く。家にアイロンはないのでどうしたものか.......昨日晴れていたので服を選択して干している最中なのだが、果たして乾いているだろうか。こわごわと洗濯ものに手を触れると、「ちょっと湿っているけれど、まあいいか」と諦めて、少々水気を含んだ服を着る。これもいつか、思い出になるはずだ。今日仕事が終わったらアイロンを買おうかしら。しかし前回の一人暮らしの際はまずまずのアイロンを買ったのだけれど殆ど使わなかったからな。今回買ってもたぶん使わないだろうな。どうしようか、服の数をもう少し増やそうかな。最近はコロナウイルスのせいで音楽のライブにめっきり参加出来ていないので、その分のお金を服に回そうか。でもコロナウイルスが落ち着いたら、今までの分もライブに行ってやろうと思っているので、ここで無駄にお金を使うのは躊躇われる。まあ、恋人がいないので、それに関するお金が全然かかっておらず、自由に使えるお金は潤沢にある方なので、せこせこしないでアイロンを買えばいい話なのだけれど。さてさて、どうしようか......。

 


そんなことをつらつら考えているといつもの時間をオーバーしていることに気付き、早歩きで駅へと向かう。いつもの時間帯の電車に乗れたのだけれど、う~ん、なんで今日はこんなにも電車が混んでいるのだろう。こんなにも近くに人がいると怖いんだよな。満員電車になんか乗りたくないので、早くリモートワークが出来るようになるといいんだけれど。私が所属している部署はこんな時代に紙ベースで仕事をしているので、会社に行かないことには仕事が出来ないんだよ。早くほぼほぼ完全にペーパーレス化してほしいな。早く駅についてくれないかな。

 

 

なんとかいつも通りの時間帯に会社に着き、仕事が始まった。んだけれど、今日は特にすることもないんだよな。「えっと、今日出社する必要ってあったんですかね?」と誰かに問いたい。こんな状況の時でさえ無駄に出社させるとは、一体に何を考えているのだろうか?やることもないので、それらしく振る舞っているとお昼時になっていた。最近はお昼になっても「すっごくお腹が空いた」といった心境にならないのは、コロナのせいで精神的ストレスを抱えているからだろうか。でもお昼ご飯を食べないと午後からも動けないので、仕方なく外へ出る。前々から気になっていたつけ麺のお店で、敢えて中華そばを食べる。う~ん、まずくないけれどリピートしたくなるほど美味しくはないかな。ああ、地元に帰って、ふくろうのからみそラーメンを食べたい。食べたいけれど、こんな時期に帰ったらコロナを漏れなくお持ち帰りしてしまう可能性があるので、行くわけにはいかない。いつになったら私は大手を振って実家に帰れるのだろうか。

 

 

午後からも特にやることがなかった。「あの書類がねえ、ちょっと溜まってきているから、整理しておいてね」と井戸端会議さんに言われていたことを思い出す。周りが忙しそうな雰囲気を醸し出しているときに、緊急性の低い作業をしているのは気が引けるよな。でも何かしら仕事をしていないと、「こいつサボっているじゃん」と思われるだろうから、それはそれで嫌なんだよな」と思い、渋々書類の整理を始める。すぐに隣の先輩に「伝票見ないとだめじゃん」「いや、既に誰か見てますよ」「そうか」と無駄なやり取りをする。そんなことを言われたあとに嬉々として書類整理をするわけにもいかず、仕事をしているような感じを出してみる。時間が流れていくのがひじょうに遅い。もうこんな無意味な時間を過ごしてしまうくらいなら、いっそのこと帰ってやろうか。この時期に満員電車に乗るのが怖いので、2カ月ほど休みたい休ませてくれ。なんとか退屈な時間を耐え凌いで定時になるも、誰も帰らないので帰りづらい。ただ、このままだと給料泥棒になってしまうので(既になっているか。別になりたくてなったわけではないんだけれどな)、意を決して帰りました。特に誰も私の事を見るわけでもなく、最初から存在していなかったかのような錯覚に陥りました。名古屋から東京まで赴任した意味とは?

 

 

家に帰り、ただひたすらに音楽を聴き散らかす。ぱっとしない日常に加え、ただただ不安で仕方がない外の世界をもうこれ以上、私の中にとどめておきたくなかったのだ。届いた炭酸飲料を一気飲みのテンションでぐいっと飲み、明日はどうせ一日中家にいるんだ、別に夜更かししてもいいだろう。という不良高校生みたいなノリでいたのですが、体はとっくのとうに疲れ果ててしまっておりまして、「ちょっとだけ寝る。寝るにはまだ早い。ちょっとだけ寝て、そしたらまた起きて本を読む」と決めていたのに、一度電気を消して目を瞑ったら明日に直行しておりましたとさ。

 

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