眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月24日(火)

午前4時にふと目が覚めた。一瞬自分がどこにいるのか分からなかった。本棚の一番下の段に頭を突っ込んだまま寝ていたようだ。昨日の夜のことを思い出してみる。ロフトで本を読んでいて、22時過ぎに急激に眠くなり、少しの間だけ横たわろうと気を緩めたんだっけ。ちゃんとした姿勢で寝ていなかったせいで、身体の節々が痛い。ふと耳を澄ましみると、騒音部屋として悪名を轟かせている部屋からどんちゃかどんちゃか 、と奇異な音が聞こえてきた。これ、音楽を流しているのではなくて楽器を演奏しているんじゃないだろうか...? 確かこのアパートは楽器演奏は禁止のはずなんだけれどな...。 一定のリズムで刻まれるそのどんちゃかが我慢できなくて、布団を頭からかぶってみた。それでも、ささやかな音でどんちゃかどん、どんちゃかどん、と鬱陶しい音が聞こえてきて、こんな時間に酔狂なことを出来るのは学生だろ、もう学生に違いない。いっそのことこれからも我慢していくんだったら、一度ガツンと言ったほうがいいような気がしてきた。しかし、こんな真夜中にどんちゃかどんを繰り広げているような輩である、まともな神経を持ち合わせているとは思えない。下手に首をつっこんで面倒なことに巻き込まれたら嫌だな。もしかして以前ここの部屋に住んでいた人も隣のどんちゃかどんが 我慢ならなくて引っ越したのかもしれない。部屋を内覧した際、不動産業者は隣のどんちゃかどんに一切触れなかったけれど、隠したかったことだったのだろう。思い出したが、アパートの掲示板に「 楽器の演奏をしているお部屋があるように見受けられます。規定上、楽器の演奏は禁止されているので、速やかにやめてください」といった文言の紙が貼られていたっけ。失敗した。もうこうなったら朝まで起きていようか。でもそんな体に負担をか掛けるようなことをしたら、例の目の焦点が合わなくなる現象に襲われてしまうかもしれない。ああどうしたらいい、ねえ。どうしたらいいんだ?イヤホンを耳に突っ込んで、秋山黄色をひたすら聴いた。 聴けば聴くほどその魅力が強くなっていき、今年か来年あたりに爆発的に売れるだろうな( と予想しておきます)という確信が強くなっていく。アルバムの半分まで聴いたところで、ちょっと眠気が回復してきたので、イヤホンを外してみると隣からは一切の音がなくなっていた。無音に包まれた部屋はあまりにも居心地のよい空間に仕上がっており、隣のどんちゃかをどうにかしていきたいな、手始めに管理会社に連絡してみるか、と眠気に襲われた頭でふと考え、目を瞑ったら朝になっていた。

 


深夜にあんなことがあったので、朝はぐずぐずとした起床になった。それでも起きたら起きたでテキパキと動いたので、遅刻することなく会社へと辿り着いた。行きの電車の中で、(以前の東京よりも乗車率が少ない。 在宅勤務や時差通勤のお陰かしら)と寝ぼけた頭でぼんやりと考えていた。会社に到着し数分後に仕事スタート。初っ端から何もすることがなくてら思わず吹き出しそうになった。大きな音を存分に炸裂させてる研修さんの挙動を横目に眺めていると、どしんどしんという音が頻りに聞こえてきた。そこまで力強く押さなくても、印影はしっかりとつくんだけれどな。何かストレスでも抱えているのかしら。妙に肩幅のしっかりしている研修さんは、どしんどしんと大きな音を周りに巻き散らかしながら、時折大きな欠伸をして、ぐりぐりと首を回して体の凝りを解している。何も得ることもない、ただ若き頃の貴重な時間を無為に食いつぶしていくこの研修は会社 にも研修さんにも不利益を被るということ、いつになったら上層部は気づいてくれるのだろう。研修さんたちを受け入れるこちら側も、数カ月おきに同じことを研修さんに教える、教えたそれを研修さんは数カ月もすれば忘れてしまう、結局何も残らなかったね...笑。笑っている場合じゃないんだけれどな。

 


午前はなんとか発狂せずにこなしてお昼休み。 ついぞのスパゲッティのお店へ。待たされた挙句の、今まで食べてきたスパゲッティと少々異なる食感にら(明日はやめておこう......)と固く誓った。

 


午後からもやることはない。仕事を振ってくれる先輩はいない。本来であれば、自分の仕事がいっぱいいっぱいで残業もしているコピーさんが私に業務を振ってくれるはずなのだけれど、当のコピーさんは「自分の仕事で手一杯」+「やるきのない研修さんの子守」で私に構っている時間がないのだ。薄々感づいてはいるのだけれど、現行の研修制度が潰さない限り、コピーさんから仕事を教えて頂ける機会は訪れないのではないか。数カ月の研修が終わったらまた別の研修さんがやってきて、同じようなくだらない研修をするのだ。正に研修地獄。誰も何も得ることのない、地獄。これ、本当にどうにかしたらいいって。やることがなくて、一つ一つの作業を丁寧に丁寧にこなしていると、上司に呼ばれた。「これをこれこれこういう風にやっていってほしいんだ」そうですよね、私が暇そうにしていると体面が悪いですよね。無理に気を遣わせてしまいまして、本当にすいません。で、 任された単純作業をしていたらちょっとだけ手こずってしまい( 他の先輩からもちょっとした仕事を任せて頂けた。もうちょっと早く任せてくれたらよかったのに......)、経理に異動になってから初めての残業をした。たったの30分ほどしか残業をしなかったけれど。30分も残業をしたら社内はだいぶ落ち着いていて、こんな環境ならいつまででも残業をしてしまいそうで怖い。こんな恐ろしい場所にいたらいつまででも残ってしまいそうなので 、気合で仕事を終わらせて駅へと向かいました。

 

 

運悪く、駅の構内に入ろうとしたタイミングで「人身事故です。振替輸送をご利用ください」という絶望的なアナウンスが流れた。残業せずにさっさと帰っていたらこの騒動に巻き込まれることはな かったのだろう。仕方ないので、一駅分歩いて、違う路線から家へと向かう。つもりだったんですけれど、このまま寄り道しないで家に帰るのもつまらないよな。という邪な考えがふっと頭をよぎってしまったので、南阿佐ヶ谷駅で降りました。久しぶりの南阿佐ヶ谷は、相変わらず気になるお店がちらほらと散見され、そのどれにも首を突っ込みたくなりました。しかし今お腹が求めているのはラーメン。ネットで調べてみて、気になったお店に入りました。「らぁ麺 いしばし」という、2019年の1月にオープンしたばかりのお店で、期間限定メニューの「鯛出汁塩らぁ麺」を頂きました。う~ん、 美味しい。美味しいんだけれど、残念ながらラーメンと私の相性はそこまで良くないみたいです、すいません。ぐっと惹かれるぶぶんもあるにはあってんですけれど、リピートしたくなるかと問われたら...... と無言になってしまいます。決して、今日頂いたラーメンがまずかったわけではありません。チャーシューの鶏肉もしっかりとしたものを使っていて美味しいで すし、透き通るように美しいスープも絶品。全粒麺かな、お思われる麺も美味しいですし。ただ、私はこのパンチのない味にそこまで惹かれなかったというだけです。ラーメンの味以外での話をしますと、お店に入ったときに「こんばんは」と挨拶されたので「意識高い系なのかな?」 とくだらない邪推をしてしまいました。 私が入店した19時過ぎは店員さんお二人で切り盛りされていたんですけれど、(ここは大学の部活の部室かよ)と思えるほど、ゆるいトークを繰り広げていました。あれあそこの界隈は有名人がよくいるだの、それあそこのお店は有名人がよく来るので、専用の裏口があるだの。俺はこんなことを知っているのだよ、と鼻息を少々荒くしながら未成年の女の子に話しかけているのは(ちょっと静かにしておくれよ...)と切に願いました。それだけは本当に残念だったので、早いうちに改善していただければ、と思います。ただ、それが改善されたところで、もうお店に通うつもりはないので、どうでもいいっちゃどうでもいいことなんですけれどね。ちょっと毒を吐きたくなりました。

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で、そのまますぐに電車に乗ってしまうのもあれだよなと思い、テレビでよくやっている行列のできるスーパーや、久しぶり( でもないか)のブックオフへ行きました。高校生の頃までは本を買うならブックオフ、と言わんばかりのヘビーユーザーでした。しかし、大学生になり、 バイトをして自由に使えるお金が増えてきたら、あまり古本を買うことがなくなりました。 古本を買ってもその本の作者には一銭もお金が入らないんじゃないか、と思ったら古本を買うことに対して罪悪感を覚えるようになったのです。あと、単純に古本って誰がどんな状態で読んでいるか分からないじゃないですか。それが気持ち悪いな、と思ったのも古本を買わなくなった一因です。あとは単純に臭い。ということで大学生になってからめっきり寄ることはなくなってい たのですが、なんだか今日は心が緩んでしまっていたので、ついつい長居してしまいました。そんでもって、やっぱり古本屋は本が安いんだよな。新品で買うと1,000円以上もする本が100円で購入出来てしまうのは、人間をだめにしてしまうよ。久しぶりの古本屋で興奮してしまい、4冊も本を購入してしまいましたが、次回からは新品で本を購入し、作者の懐にお金が入るようにしたいなと思った次第です。 好きな小説家には出来るだけ長い間、小説を書いてほしいと願うものですから。

 

 

そんなこんなの寄り道をしてもなお、家にたどり着いたのだ21時ちょい過ぎ。残業が殆ど存在しない職種は幸せだな。ただ、決算期になったら死ぬほど残業はするので、それまでは心身ともに豊かにさせておくことにします。そういえば、当たらないだろう、さすがに無理ゲーだろうな、と思っていたNUMBER GIRLZAZEN BOYSの対バンライブが当たりました。えっ、 本当に当たったの? 狐につままれたような気分で当選メールを眺めておりましたが、入金を済ませると(1万円近くもかかるのか。まあ、それほどのお金を払う価値はあるな) 徐々に当選の現実味が帯びてきて、じわじわと幸せが体中を駆け巡ってきました。でも待てよ、ライブは5月の上旬だけれど、それまでにコロナが終息しているとは限らないよな。むしろ今の状況から鑑みるに、まだまだ終息していないような、 寧ろより本格化していそうな気がする(個人の勝手考えです) ので、若干の不安はあります。でも延期をしてでもいいから、 絶対にこの二組の対バンライブは観たいのだよ!!!もう一つ、コロナ関連のことを。先々週、私が体調を崩したせいで白紙になっていた同期との飲みなんですけれど、先ほど彼から連絡が来て「コロナ怖いから延期にしよー」 ということで、明日の飲みは延期になりました。 確かにこの時期に、不特定多数の人が入り乱れる場所に長時間居座るのは不安だけれど 、でもそう自粛自粛モードを発動させていたら飲食業もやってらんな いだろうな。でもまあ、心配性の彼を説得して無理やり飲むのもあれなので、 今回は彼の意見を尊重することにしました。いつになったら、 コロナのことを気にしないで日常生活を送れることが出来るのだろうか。ああ、なんだか虚しくて涙が零れてきちゃいそうだ。

 

 

とまあ、そんなこんなでだらだらしていたら0時を過ぎてしまっていたので、無謀に夜更かしすることなく、大人しく布団に入って眠りの世界に落ちて行っていきましたとさ。