眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月22日(日)

眠たいけれど早起きする。今日は10時から「午前十時の映画祭10 デジタルで甦る永遠の名作」で「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」を観るのだ。往年の名作を映画館で観れるという、今更ながらその企画の素晴らしさに気づいたのが遅くて、今回の上映で最後。何が何でも観なければ、と昨日に引き続き新宿のTOHOシネマへ行ってきました。

 


人気作、ということで超満員の映画館。「~3」は他の2作に比べてそこまで面白い、と思ったことはなかったんですけれど、大画面で観ると迫力が段違いですね。初っ端からスクリーンに釘付けでした。しかし、早起きの弊害か、ちょびっとだけ寝てしまったのはここだけの話。あっという間に駆け抜けていった2時間。これで、昔の名作を映画館の大きなスクリーンで観ることはなくなるんだろうな。そんなことを思うとちょっぴり寂しくなりました。エンドーロールが終わり、そろそろ席を立とうかというところで「緊急告知」。来年の春にまた帰ってくるそうです。そりゃそうだよな、こんな朝早い時間帯にもかかわらず満員なんだから、やったほうが得策だよ。ということで、来年からもこの企画には大変お世話になることでしょう。

f:id:bigpopmonsterpro:20200324224121j:image

 


映画館の隣にあるドーナツ屋で、だらだらとドーナツを食べながら先ほどの興奮の余韻に浸る。13時を過ぎたところで、お腹も空いたのでお昼ご飯を食べに店を出る。最初は贔屓にしている担々麺のお店に行こうかしら、と思っていましたが、何度も行っているし、今日はちょっと冒険してみようかな、ということで、「麺屋 翔 本店」へ行き、塩ラーメンを食べました。うん、美味しいですね、美味しいです。塩ラーメン好きの方にはたまらない一品なんじゃないでしょうか。固めの麺に透き通るほど美しいスープがいい塩梅にマッチしてまして、それはそれは美味しいラーメンです。でも、ちょっと出来過ぎていると言いますか、優等生過ぎるところが少し鼻について、大好きになれませんでした。美味しいことは美味しいんですけれど、リピートしたくなるほどのフックを持っているかと訊かれたら......という所でしょうか。

f:id:bigpopmonsterpro:20200324224159j:image

 


お腹を満たした後は、いつものようにいつもの本屋へ向かい、またまた緩んだ財布を右手に提げながら本をずんずんと購入していきました。「一昨日も本を結構買ったじゃないか。こんなに買っても読めないよ」という表層の私の心の声は無視して、「いつか読むいつか読む」と自分に言い聞かせながら、下記の6冊を購入。うっすらとした予感なんですけれど、今日購入した本の中で私の人生を良い意味で変えてしまうような作品があるような気がするんですよ。その根拠はいったいなんだい?と問われたらうまく答えることは出来ないんですけれど。でも、何かがこれから起きていくんだろうな、という希望にも似た何かを直感で感じました。そのあとはいつも通りの喫茶店で、オレンジジュースを飲みながら先ほど購入した本をだらだらと読む。好きな音楽を耳から突っ込んで、好きなペースで文字を辿っていく作業はあまりにも尊くて、もうずっとこうしていられたら本望だな。退屈で何もすることがない会社へ行くよりも、自分の好きなものにずっと囲まれていられたらどれほどか幸せなのだろうか。でも、幸せばかりを享受していると、いつかその幸せがふつうになってしまって、段々と感受性の鈍い人間になっていってしまうのはなんとなくですが分かっているので、楽しくない仕事をしつつ、その合間に自分の好きなことを全力で楽しむくらいがちょうどいいんでしょうね。そういうことにしておきます。

 


<購入した本>

 


山本弘「プロジェクトぴあの(上)」

勢古浩爾「それでも読書はやめられない: 本読みの極意は「守・破・離」にあり」

三島由紀夫文章読本

つげ義春つげ義春日記」

古井由吉「木犀の日」

堀江敏幸「戸惑う窓」

 

 


18時過ぎになってさすがに喫茶店でごろごろすることに飽きたので、店を出て、家へと向かいました。この時間帯でもそこまで暗くなっていないのは少し嬉しい。もっと日が長くなっていけば、私の不安も少しは和らいでいってくれることでしょう。

 

 

家に帰っても特段することもなく、だらだらとロフトで時間を過ごしていたらあっという間に寝なければいけない時間になってしまったので、大人しく布団の中に入り、電気を消しました。私たちはいつまで、自粛しなければいけないのでしょうか。来月には少しは状況が良くなっていることを祈っています。でも、たぶん駄目なんだろうな。せっかく東京に来て浮かれていたのに、全部台無しじゃんかよ。でも、仕事に影響が出ていないのはまだ恵まれているほうなんだよな。観光業や音楽業など、コロナウイルスの影響をもろに食らっている業界の方々はしんどい思いをしているんだろうから、甘えてばかりもいられない。皆さん、自粛自粛で外に出る機会が減る→お金を落とさなくなる→不景気になる、という未来が現実味を帯びてきそうなので、自分で出来る範囲は経済を回していければ、と思っている次第です。ああ、明日からまた退屈な日々が始まるのかと思うと、ちょっと気が滅入ってきてしまうけれど、退屈すらも贅沢に思えるような心持ちでありたい。