眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月21日(土)

起きたのが12時過ぎ。昨日そんなに自分を追い込んだつもりはなかったのだが、知らず知らずのうちに疲れていたのだろう。朝食と昼食を兼ねたご飯を食べながら、録画しておいたくだらないバラエティ番組を見る。実家にいた頃は、テレビ番組を見ながらご飯を食べるだなんて言語道断と思っていた。しかし、一人暮らしを始めてから分かるのだけれど、一人の食卓というものは非常に寂しいものである。生まれたときからこのような食卓であったらそこまで寂しさを感じることはないのかもしれないけれど、実家の食卓は少々煩いところがあり、それが今になって恋しいのだ。一人の寂しさをテレビで誤魔化すなんて私も弱い人間になってしまったものだ。

 


だらだらを満喫していたら時間が時間になってしまったので、少しだけの焦燥感を抱えながら外へ。なんとまあ、ぽかぽかとした気持ちのいい日なのでしょうか。こんな日には公園にでも赴いて、読もうと思っていた本を読みながら、子供たちのはしゃぐ声をBGMに、幸せな時間をのんびりと送りたい......わけではないかな。そんな夢物語みたいな世界を私は欲していないし、私が今必要としているのは音楽であり、ライブでのあの爽快感なのである。そんなことを願うだけでも訳知り顔の人間から後ろ指を差されそうなので、おとなしく映画館へ行きました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という、底抜けに楽しくて、映画がすごく好きというわけではない私ですら何度も観返した作品を観ました。ワクワクしながら作品を観ていたらあっという間に時間が過ぎており、ふと我に返るとエンドロールが流れていました。ぎりぎりだったけれど、映画館でこの作品を観ることが出来て本当に良かった。ああ、もう今日はこれだけで満たされてしまったようだ。

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次に吉祥寺へと向かう。久しぶりの吉祥寺。そうそう、ここにこんなお店があったよな、と感傷に耽りながら、「ArtCenterOngoing」へ。19時から、私の敬愛する小説家の保坂和志さんと美術家の齋藤春佳さんの対談があるのだ。「読むこと/見ることを生きる」というテーマで、約2時間のトークイベントは一瞬にして終わってしまいました。久しぶりに保坂さんのお話を聴けたことは私にとって一種の救いになりました。そもそも、3月に東京に来てからというもの、あのウイルスのせいで楽しみにしていたイベントが軒並み中止になってしまい、東京で開催されるイベントに全然参加出来ていませんでした。そんなイベントロスで鬱憤がこれでもかと溜まっている、私の淀んだ心がすっと解されていく感じがしました。今日のこのイベントをもって「私は東京に来たのだ......!」という実感がようやく湧いてきました。まだまだライブに行けそうにありませんが、今日のこのイベントを思い出してなんとかやっていこうと思います。

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21時過ぎ、夕飯は久しぶりに「青葉」へ。大盛りを注文。注文してすぐに中華そばが届く。まずはスープを啜る。う~んと、こんな感じだったっけ?そこまで美味しくないぞ。と少々焦りながら、意を決して麺を啜りました。「あー、これこれ。これだわ。うまー」と馬鹿みたいな感想を抱きながら、一心不乱に麺を啜り続ける。お腹が空いた21時過ぎに、この中華そばは反則。中華そばのお手本みたいな、よく出来た中華そばを食べ終え、満足したお腹をさすりながら電車へ乗り、家路を急ぐ。

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家につき、部屋に入ると隣から馬鹿みたいに陽気なEDMがバッキバキに鳴っていて萎えたので、日を跨ぐ前にさっさと寝てしまうことにします。いつになったら、隣の部屋の音が気にならなくなるのだろうか......。