眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月17日(火)

なんとも慌ただしい一日であった。コピーロボット先輩と井戸端会議先輩からひっきりなしに声を掛けられ、それは重複するぶぶんが多くあったので良い復習になった。しかし、コピー先輩はそれを良しとしなかった。井戸端さんに軽くお叱りをして、井戸端さんがしゅんとしているのを見るのはちょっとしんどかった。井戸端さんは私のことを思って丁寧に教えてくれたのに、それを咎められるのはちょっと不憫である。誰が教えるべきか、という問題は容易に想定出来たことでしょうよ。受け入れ態勢が整っていないのなら、無理して受け入れなくてもよかったのに。と言っても、私は一日でも早く名古屋から抜け出したかったので別にこれはこれでいいけれど。二人の先輩(+ときどき、五里霧中先輩)からいろいろと仕事を頂けたので、一日があっという間に過ぎていった。常に何かするべきことがあり、そのような状態はは精神衛生上、非常に喜ばしいことであることが証明された一日であった。私の精神を蝕んでいた「書類整理」という名の悪魔のような雑務は一切せず、少しだけ頭を使う作業(仕事ではない)をしていられるのは非常に有意義に感じられると錯覚した。しかしながら、理解がまだ追い付いていないところをどんどこどんどこと教えてきて、ブレーキをかけようとしてもそれに気付かず、えんえんとどんどこどんどこと進み続けるのはちょっとどうにかして欲しかった。たぶんだけれど、今日教えて頂いたことは口頭で教えるよりも、文字で読んだ方が理解も早いし、正確に物事を把握できるはず。ただ、何度も言っているけれど私はこの組織に対して希望は抱いていなので、まあマニュアルなんて大層なものは作成されることはないのだろう。そこはもう、期待するだけ無駄である。やるべきことがあって、それがそこそこ有意義である(と私が思える)と、今まで妙に気になっていた周りの視線というものが気にならなくなった。暇だし、仕事をしていない罪悪感から、周りのあるはずのない視線が気になっていただけなのだ。ということで、東京に赴任してきてから初めてと言っていいほどに充実した時間を過ごせたような気がした。明日明後日、来週も今日のように時間が流れて行けばいいのに。そして早いうちに仕事(作業ではない)が出来るようになって、経理部の戦力になれれば、と薄ぼんやりとだけれど思った次第である。

 

昨日の夜はストロークスの興奮がちょっとどうにかしてしまうくらいに凄かったので、ちょこっとだけ夜更かしをしてしまった。そのせいで、朝はギリギリの時間まで眠ってしまった。お酒を飲んで気が緩んでしまったのもあるだろうけれど、歯を磨かず、電気も消さずに寝てしまったので、どうも万全の態勢で朝を迎えることは出来なかった。ばたばたと準備をし、でも駅へ向かう時はそこまで急ぐことなく、のんびりと歩いた。別に早めに出勤しないとくだらない先輩にくだらない理由で叱られるわけではないし、むしろ経理部のみなさんは始業時間ぎりぎりに出社されるほうが多いという意識の高さが伺えるので、それに甘えて今日もゆるゆるの時間帯に出社した。交差点で信号が青になっているのをぼんやりと待っていると、肩をとんとんと叩いてくる人がいた。誰?とちょっと不機嫌になりながらイヤホンを外し、隣を見るとあいつがいた。会社の同期で唯一、お酒を飲みに行ったり、温泉に行ったいるするあいつである。「久しぶり」から始まった会話は、その時間の都合上、簡単な情報共有で終わってしまったけれど、彼と話すことで「ようやく東京に戻ってきたのだ」という実感が全身を駆け巡った。来週に飲む約束をして、会社へと入る。以降は上記に書いた通りである。