眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月13日(金)

今日は先輩から直々に仕事を教えて頂ける、ということで朝から多少テンションは高い方であった。しかし、昨日すぐに寝付けなかったことで(隣の部屋からの高笑いが脳みそを刺激して、なかなか落ち着けなかったのだ。今日中に耳栓を買っておこうかしら)、あまり体調は宜しくなかった。先日の焦点が合わないときの体の感じをうっすらと感じ、(このまま何もしなかったら、もしかしたら吐いてしまうのかもしれない......)と恐怖におびえた私は、執拗に首や肩の凝りを解しながら、楽しいことを考えながら書類整理に励んだ。経理に赴任して2週間目が終わろうとしているのに、主要な業務が書類整理という、この寂莫とした現実に打ちひしがれながらも、あまり心と体に負荷を与えないように時間を進めていった。昼までなんとかこぎつけたので、昨日の夜に引き続きラーメンを食べた。ここのラーメンはとにかく「中華そば」といった風情が強く、食べていて中国に彷徨っているような気がしてくる。ここの雲吞が格別にうまくて、生地がどろっとはみ出ているところをぐいっと喉に押し込めるときに快楽を覚える。しかし、普通盛りであったはずなのに、食べ終えた頃にはお腹は膨れ上がっていた。昨日、百貨店のお姉さんに注意されたばかりだというのに、私は全然言うことを聞かないで食べ続けてしまういきものである。

 


会社に戻り、うとうとしながら明日が休みであることを嬉しく思う。一週間、長かったんだよ。明日はどうしよう。一日中引きこもっていようかしら。でも映画館で映画を観る予定を立ててしまったので、それだけは果たすことにしよう。昼休み終わり。書類整理を少ししていて辟易しているところに、コピーロボットが突如現れる。ようやく指導のときが来たのだ。今回は〇〇について、実務を交えて約1時間半ほど教えて頂けた。途中、たどたどしいぶぶんはありつつも(何様)、今後私が取り組んでいく業務の大枠は掴むことが出来た。もう少し教えて頂きたいことがあったが、上司が近づいてきて「あまり指導に時間を割いていると、自分の通常業務の首を絞めることになるぞ」と釘を刺され、すごすごと自分のデスクへと戻ってしまった。夕方の余った時間は先程学んだことを反芻しつつ、「さっき学んだことは何度も実践を繰り返していくうちに理解を深めていく系の仕事だな」と思い、その業務についてあまり考えることをやめた。そのあとは先週から嫌というほど繰り返してきている書類の整理や簡単な書類の承認など行っていたら定時を迎えた。

 

 

週末の夜。地元にいたときは「別に休みだからって平日と変わらないしなー」と嬉しくも何ともなかったが、仕事がまだ落ち着きを見せない現在、明日から休みだというのは非常に嬉しいものである。別に改まった用事があるわけではないし、仕事が嫌というわけではない。しかし、明日は何時まででも寝てていいんだ、別に誰かに怒られるわけではないし...と考えただけで涎が出てしまいそうなほどに嬉しくなってきた。地元にいたときは知らず知らずのうちになにものかに縛られていたけれど、今は私を縛り付けるものは何もないと思っている。ただ、人というものはある程度の規律がないととことんだらけきってしまうので、うまい具合にオンオフを切り替えられれば、と思っている。思うだけならばタダなので。