眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月6日(金)

少しだけれど、東京の朝に少しだけ慣れた。一人で起き、一人でテレビを観て、一人で朝ご飯を食べる。一言も言葉を発さないで家を出る。今日は今週の中では一番多いくらいの乗車率で、少し辟易する。今度のライブにいつ行けるのか分からないけれど、日課のごとくclimbgrowを聴く。聴けば聴くほど曲の強度に感心するし、どんどん好きになっていく。多分今年、一番聴く音楽になると思う。次点は今のところKing Gnuか。最近はこの二バンドしか聴いていない。日常が暗い話題ばかりなので、とにかくかっこいい音楽だけを聴いていたい。感傷に浸らせるような暗い音楽は、今は聴きたくない。

 


いつも通りに出社して、いつも通りに仕事をこなし、定時に退社する。今日も一日中、書類の整理。こんなのが仕事といっていいのだろうか。隣では先輩が大量の書類に埋もれながら、えっちらおっちら仕事をしていた。そんな姿を見ていたら、私は経理課に全然貢献できていない気がして、会社に存在していることに対して気が引けてくる。でも、先輩に掛け合っても「今はちょっと忙しくて業務を教えてあげられる時間がないから、これで我慢して」と言われるだけ。これでいいだろう。たぶん来週には風通しがよくなるはずだ。

 


家に帰りつくと、そそくさと夕飯を済ませ(ご飯に納豆をかけただけの簡易的なもの)、家を出た。今から地元に帰るのだ。帰省の当初の目的はライブであったが、それらが延期になってしまった今、ただ「歯医者に行くため」という、あまり面白くない理由になってしまった。新幹線に乗り、ネット回線のあれこれを調べていたらあっという間に名古屋についていた。ビールをほぼ一気飲みのペースで飲んでしまったせいで、足元が覚束なかった。こんな短期間で地元に帰ってくるなんて。何の感慨もないな。

 


家に帰りついたのが21時過ぎ。家は生活音で溢れて、実家に住んでいた頃は鬱陶しく感じられたそれは今になっては少しだけ愛おしく感じられた。自分の部屋にこもり、「明日は朝早く起きないといけないな」とぼんやり考える。も、ふとした緩みにかまけてしまった私は、無目的な夜更かしをしてしまうのでした。