眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

405日目「物件探し」

消化試合のような一日。いや、改めて振り返ってみると去年の4月から殆どの日々が消化試合ではなかっただろうか。誰からも期待されず、仕事を死ぬ気でやってみようとする気概もなく、ただだらだらと過ぎていく時間の中で、一体何をしていたんだろう。「無意味な日々」と題して、この11か月間をドキュメンタリーにして、東京の錆びれた映画館で上映してみたい。そんな馬鹿馬鹿しいことを考えてしまうほど、今は本当に無為でしかない。教育係の先輩は有給休暇を取得していたので、私に何かしらを指示する人は誰一人としていなかった。社内に居ても仕方がないので、書類を持って外に出た。昨日の時点では「雨が降るか」と思われていた天気もなんとかもちこたえ、晴れ間を所々に見せていた。なんとも暖かく、眠たくなってしまうような気候である。このままだらだらと外を出歩きたい衝動に駆られたが、それも無駄な娯楽のような気がしたので、まっすぐ客先へ行き、一頻りヒアリングを行い、そそくさと会社へ帰った。15時過ぎ、非常に気だるげな雰囲気が漂っている社内で、上司とあたらしきものが真剣にパソコンを眺めていた。それがどうにも滑稽に思えてしまい、冷え切った麦茶を一気に飲み干した。からからになっていた喉がみるみる内に癒されていき、2月なのに喉がカラカラになってしまうなんて厄介な身体を持ち合わせてしまったものだ、と一頻り苦悩してみた。そんな時間も今は昔、時間は刻一刻と流れていき、気付いたら定時になっていた。勿論、今日も定時ダッシュしましたとさ。

 

 

定時ダッシュの勢いのまま、2週間ぶりのゴルフレッスンへ。今回で28回目。前回は多分無敵モードが炸裂していて、練習していて気持ちよかったかと思うんですけど。今回はのそっとした感じがずーっと続いて、なんだか上手くいきませんでした。クラブが経ボールの芯を食わないので、だんだんとストレスがたまっていく。で、今回指摘されたのは、

 

クラブを振り下ろすときにクラブが縦にならないこと

クラブを振り下ろすときにクラブが体に当たるくらい近づけること

 

の2点。これがなかなかうまくいかなくて、徐々にストレスが溜まっていく。しかしながら、練習の最後の方では無敵だった時の感覚が戻ってきたのか、少しずつではありますが手ごたえを感じました。50分の練習を終え、先生に「今月で辞めます」と伝える。何故辞めるのか、といった詮索をされることがなかったので、ちょっと寂しくて、「来月から東京に転勤することになったんです」とつい付け加えてしまった。「まだ回数券は残っているんですよね」「けっこうあります」「では?」「めっちゃ行きます」というやり取りをし、寂しい気持ちを抱えながらゴルフスクールを後にする。

 

 

家に帰り、美味しい飛騨牛を堪能し、自室の布団の上にごろりとなる。もうなんにも考えたくない。特に引っ越しの事に関しては厄介なことが多すぎて、(あと2週間で物件を決めて、引っ越しの段取りを済ませて、で、引っ越しも完了できるのか)という不安が頭をもたげている。今日はもう、ちょっと考えたくないです。

 

 

とか言いながら、新居で妥協はしたくないので、ちまちまと物件探しをした。問い合わせした不動産屋から紹介された物件は私の希望をあまりにも満たしていなくて、「現実は厳しいか...」と項垂れていたが、ネットで探してみるといい物件がごろごろと出て来て、「出し惜しみかよ...」とぶーたれそうになった。たぶん、こんな好条件の物件はすぐに借り手が見つかってしまうと思うので、明日の朝一に不動産屋に連絡して仮押さえしてもらうつもり。仮押さえって、出来たんだっけ?分からないことが多すぎて、ちょっとうぷっとなってしまうところはあるけれど、これから何年も住み続けていく物件なので、ここが耐えどころなのでしょう。

 

 

他は「ごめんね青春!」の5、6話を流し見しながら、のんびり家族と談笑していた。あと少しでこの家を去ることになってしまうので、面と向かって家族と話す機会も基調になるだろう。リビングでごろごろしながら、しょうもないことをだらだら話して、いい感じに身体が解れていく感覚は当たり前のものじゃないし、そういうことをひとつひとつ大切にしていきたいと思っている次第です。