眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

暇を弄ぶ

同じような話を何度も繰り返している。特に相手のことを知りたいと思わないので、趣味や休日の過ごし方の話題をそっと振る。そこで中途半端に食いついて来られると面倒なので、敢えてそこまで盛り上がらないようなラインを見極めて、絶妙なタイミングで放つ。大抵は盛り上がることなく、「ああ、この会話は無意味だったな」という感想を一瞬だけ持つくらいのことが多い。それでいい。それがいい。私は大人になったら会話の煩わしさから解放されて、生き生きと出来るものだと信じ込んでいた。大人みたいな年齢になった今、会話は子供の頃よりもより煩わしくなった。言った言わないのどうこうはともかく、下手なことを言うと会社での自分の立場がなくなってしまうことに気づいた。私はどちらかというと毒舌を吐くことに一種の快楽を覚えていて、ついついそれを繰り返してしまう傾向が多い。そのため、会社の先輩という、あまり突っ込むことが言えない人に対しては無害な話題ばかりでお茶濁すことが多かった。へんなことを言って恨むを買うのは馬鹿馬鹿しい。でも、自分の本当に言いたいことを押し殺してまで先輩の話に「はい、はい。そうですよね~」と話すことが面倒になった。同じ面倒なら、自分があまりストレスを感じないようなことを言ってのけた方がいいかな、もういいや嫌われても、と思うことの方が多くなった。正直なところ、中途半端な環境に嫌気がさして、もうここで一生やっていくつもりがなくなって、中途半端な気を遣うくらいだったら自分の好きなようにやったらいいんじゃないか、と思った次第です。やられっぱなしはどうも腹が立つので、ズイショズイショで自分の言いたいことをきちんと表明していければ。