眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

20200104

病院で1時間以上も待たされた。どういうシステムで受付時間が設定されているのか。1時間以上も待たされるのであれば、受付時間の1時間後に病院へ行けば良い寸法にならないだろうか。待合室はそこまで汚い感じはないけれど、同じような病状を抱えた人間が集まっているからか、よく眺めてみると空気が淀んでいる。受付の人の私語が大きくて、眠りに入ろうとしていた私の副交感神経を刺激してくる。病院に通うのが2カ月に1回だからこんな状況をなんとか受け入れられているものの、これが週に3回とかになってみたら、いずれ発狂してしまうに違いない。1時間以上待たされた挙句、今日も先生はあっさりとした問診で済ませてしまい、ものの2分で話は終わった。

 

 

「以前よりは先輩と話せているような気がします。分からないことがあったら素直に迅速に、分からないと伝えています」


「それは良い兆候ですね。もしよろしかったら薬を減らしてみるのもいいかもしれませんね。A錠は風邪薬でいうところの抗生剤なので、減らすときは相談してください。B錠は風邪薬で例えると解熱剤ですので、ご自分の判断で減らしてもらって構いませんよ」

 

 

そんなあっさりとした会話だけをして、病院を後にした。1/4の名古屋駅は人がたくさんおり、前へ進むのに大変苦労した。昨日の夜にリングフィットアドベンチャーをしてから脚の筋肉痛がひどく、歩くのが辛かった。三省堂書店をかるく徘徊してから、そのあとは寄り道をしないで真っ直ぐに帰った。

 

 

お昼ご飯に台湾ラーメンを食べて、うとうとしてしまった私は徐に布団の上で寝転んで、ほんの少しだけ目を瞑ろうとした。ふと目が覚めるとぐったりした体があって、時間もだいぶ進んでいた。家族に急かされて、急いで準備をして祖父母の家へと向かった。

 

 

祖父母の家はまだお正月の雰囲気が十全に漂っており、その居心地の良さについうとうとしてしまいそうになった。テレビでは興味を全くそそられないバラエティが流れており、周りでは親戚一同がそれぞれの話したいことを話していた。こういう場所ですら会話に参加できていないんだから、会社で親しくない先輩と楽しく話したい、なんて願望が叶えられる筈もない。夕飯はいつも通りのお寿司と、その他食卓を彩る御馳走が所狭しと並んでいた。私はお寿司を少しだけ食べて、目の前に鎮座しているソーセージを黙々と食べていた。それはプレーンソーセージではなく、ぴりっとした辛みが効いていて、ただでさえお腹が空いている私は無我夢中になってそれを食べてしまった。ご飯は30分もしないうちに終わってしまい、そのあとはだらだらと周りの人々がお話をしていた。それらの全てに興味を持つことが出来なかったので、要所要所で相槌を打っていた。ふっ、と気付いたら23時を回ろうとしていたので、急いで祖父母の家を後にした。

 

 

家に帰り、暫し自分の布団で微睡んでから一番風呂を浴びた。さっぱりした体でVampire Weekendの「Father Of The Bride」をのんびりとした気持ちで聴いている。今さらながらVampire Weekendにはまっている。肩肘張らず、別に今のままの自分でいいんじゃない、と軽く背中を支えてくれるような優しい音に心身を預けていると、明後日から始まる仕事なんて些末なことに思えてくる。そう、いつだって私は物事をネガティブに考えすぎてしまう。今までネガティブに考えたその通りの結果の現実になったか?殆どがそんな大惨事になることはなく、ただ平凡に時間が過ぎていっただけではないか。明後日から始まる向き合いたくない現実だって、何百回も繰り返していればいずれそれは敷居の低い現実になることだろう。やっていこう、徐々に徐々に。

 

Father Of The Bride (O-Card Packaging)

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  • アーティスト:Vampire Weekend
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2019/05/03
  • メディア: CD