眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

358日目「涙のプールサイドは走るな」

目覚め良好。昨日のヨガで体と心をしっかりと解したおかげで、朝起きた時のどん底の眠気はなく、ただそこに目覚めの良い朝が横たわっていた。それでも少しでも睡眠を摂取したい私は布団の中で、目を瞑って、今日の仕事のことを考えてみる。そこまで悪くない。いつも悪い方へ想像してしまう癖があるけれど、いつもそんなに悪い結果にはなっていないじゃないか。のんびりやっていこう。

 

 

平常の時間より一本遅い電車に乗る。この時間だと人がぎゅうぎゅう詰めで、深呼吸することすらままならない。縮こまった体をさらにコンパクトに折り畳んで、電車が会社の最寄駅に着くのをじっと待つ。両耳にフレデリックの音楽を突っ込みながら、昨日読んでいたノンフィクションの本のことを思い出しながら、少しだけ暗いことを考えてみる。電車が目的の駅に着き、大勢の人間に気圧されるようにその駅へ降りる。フレデリックの陽気な中毒性のある独特な音楽を口ずさみながら、徐々に重くなっていく心を軽くする努力をする。大丈夫、差し迫った仕事はない。ゆっくりとやっていけばいいんだ。

 

 

会社に着き、のんびりと新聞を読んでいたら鳩の声が鳴り響いた。いつもの手順で仕事を進め、昨日、外出している際に電話がかかってきていたお客様へ電話をかける。用件を把握し、書類を整えて、先輩と共に外出する。外はすっかり寒くなってしまって、コートを着ていない体はどこか窮屈そうに呼吸をしている。先輩と歩いている時、どんなことを話そうか悩んで悩んで悩んで悩んで、悩んでいるうちに先輩の方から話を振っていただく。それに上手く返せられていたかな。時々ぎこちなくなる言葉、伝えたいことはこんなことじゃないんだけれどな。客先へ着き、手短に用事を済ませ、少々早い時間帯に喫茶店へ。ランチが相当まずいとのこと。ある程度覚悟して出てきたそれを食べた私は気分が悪くなってしまった。こんなにもまずい料理を作るのには逆に才能が必要なのではないか。こんなにもまずいものを食べてみて、改めて普段食べている料理の美味しさを実感した。本当にそこの料理はまずかったんだ。料理を食べていくと、私の体が徐々に不健康に蝕まれていく感覚に襲われた。ここ4,5年で一番まずかった。もうあんなものを食べたくない。私は美味しいものだけを食べていたい、贅沢な人間なのです。

 

 

先輩とは最寄駅で別れ、そこから一人で新規客先の開拓。ある程度の数はこなしているけれど、初対面のお客様と話すのはとても緊張してしまう。上手く話せているだろうか、そもそも私は迎え入れられていない、邪魔な存在なんじゃないか、ということが頭の中をぐるぐる回り続けるのがしんどい。新規飛び込みなんて断られてなんぼ、という考えを頭の片隅に持っていないと精神がやられてしまうよ。今日は2件の客先を回った。上手く話せなかった。「もしお時間がございましたら会社の説明...」あたりのことがうまく言葉にならなくて、ドギマギしてしまった。頭ではいうべき言葉は準備してあるのに、初対面の人と話す時は急に緊張してしまって、頭がぽかぽかしてしまってうまく言葉が紡ぎ出せなくなった。それでも邪険に扱われることなく、なんとか会社案内を受け取って頂けた。ここからが勝負。明日に電話をするのは流石に早いと思うので、来週の頭に電話をしてみます。はー、大したことをしていないのにどっと疲れが溢れ出てきてしまった。早く家に帰って、ふかふかの布団に体をうずめてずっとじっとしていたい。めっちゃ緊張した。

 

 

16時過ぎに会社に戻り、のんびりと仕事を片付けていく。今思い出したけれど、とんがりさんのあたらしきものに対しての当たりは少々厳しすぎないだろうか。例えば、「これは出来たのか?」ととんがりさんに訊かれた際、あたらしきものが「それは、えっと...」と思い出しているときに「えっとってなんだ?すぐに出てこないのか?」と詰め寄り気味に話しているのを何度も見かけるし、別にそんなことでぐちぐち言わなくても......ということで何度もあたらしきものに詰め寄っているのを見ると心がギュンとなる。私はあたらしきものになにもできない。もし私が口を挟んだら、「若造が......!」ととんがりさんにいびられるのが分かりきっているからだ。私はどうしても私が大切なのだ。なので現段階ではあたらしきものを見守るしかない。どうか会社を辞めないで欲しいけれど、すっごく辛いのならば心の傷が修復不可能になる前に逃げなさい。どうか自分を追い込みすぎないように。

 

 

ほぼ定時で上がり、とある店に向かった。遅くなってしまったけれど、今日はあたらしきものの歓迎会なのである。疲れてしまったので、詳細は後日書きます。

 

 

飲み会が終わり、家に帰り着いたのが25時ちょっと前。眠気と疲れがないまぜになって瞬間で眠りに落ちる自信があった。でもそのまま寝てしまうのは癪だったので、スマホTwitterを眺めて昂った心を落ち着かせた。25時を少し過ぎて部屋の電気を消した。明日はどうか、平和な1日になりますように。

 

 

18,448歩

 

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