眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

351日目「それは突然に」

今日も今までと同じような1日を送るものだと思っていた。

 

 

朝はギリギリまで寝てしまったせいで、ゆったりしていられずに出勤し、まあまあギリギリに会社に着いた。でも今までと同じことをしても時間通りにことは進んだので、そこまで早く来なくてもいいのか、でも先輩方より遅く出社するのはまずいのか、とか考えながら仕事は始まった。今日は朝一に先輩に書類をチェックしてもらうつもりだったが、仕事が始まってすぐに「確認お願いします!」というのはさすがに空気が読めない烙印を押されないか。そんなことを考えていたら1時間が過ぎ、先輩は外に飛び立ってしまった。そうなんだよ、先輩が忙しそうにしているからといってあまり考えすぎるのはよくないんだ、って何度も何度も思ってきたじゃあないか。先輩が戻ってくるのは定時前くらいだし、自分も社内に居続けるのはダメなので、先ほどまとめた新規客先リストから2件ほどピックアップして行こう。そうしよう。と思って目の前のディスプレイを眺めていたら、文字に焦点が合わないことに気付いた。(ん?眼精疲労かな)と思って、少し目を休めてもまだ焦点が合わない。これはもしや......、と思ったのは見事的中。焦点が合わないことに気づいた1時間後には吐き気、頭痛が私を襲いました。出先だったので急いで自分の家に帰り、布団に横たわって不快な波が治るのを待つ。なかなか治らず、気づいたら眠りに落ちていた。

 

 

ふと目が覚めると14時を過ぎていた。今更会社に戻ってもまともに仕事が出来る気がしなかったし、無理に体を動かして明日に支障が起きるのは悔しいので、上司に電話を掛けて早退の了解を頂いた。なぜ、吐き気がするのだろうか。それはスケジュールを詰め過ぎたからだ。金土にライブに行き(結構はしゃいだ)、日に大阪遠征してジャルジャルを観て、火にジム、水にゴルフレッスンをした。ここ一週間、私は全然休んでいなかったのだ。自業自得といえばそれまでだが、自分のプライベートを優先して仕事に罅を入れるなんて社会人にはあるまじきこと。これからは少しでも疲れを感じたら早めに寝る、ライブのスケジュールを減らす、とにかく仕事でストレスを溜めない。これらに気をつけてやっていこうと思います。

 

 

上司に連絡してから、私はまた横たわってすぐに眠りに落ちた。目を覚ましたのが20時過ぎ。1日をほぼほぼ棒に振った形である。ただ、体の方はだいぶ楽になって、吐き気も頭痛もなくなっていた。これなら明日はなんとかやっていけるだろうか。そんな淡い期待を抱きながら夕飯を食べる。せっかく美味しい料理が並んでいたのに、私はお粥と胃に優しいものだけを食べて、あとは自室に戻りのんびりとしていた。久しぶりに、のんびりとしていた。最近の私は何かにつけてせかせかしていた。1秒たりとも無駄にしない生き方に縋り付いていた。でもそれはとても疲れる生き方である。現にそんな生き方を最優先してしまったばかりに、体がくたばってしまったのだ。これからは生活の合間合間にのんびりを入れよう。頑張り過ぎは良くない。

 

 

4,355歩