眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

308日目「議事録おじさん再び」

昨日も夜遅くまで起きていたせいで、朝は起きる気がしなかった。起きたくなかった。ずーっとずっと、寝ていたかった。無理やり起こした体を電車に乗せて、そのまま勢いで会社に行った。そこからは平時通りの運行で暇で暇でしょうがなかった。最近は暇を持て余すことが私の仕事なのではないか、と思い込むことにしている。ただ少し救われたのが、毎月行われている会議が今日あって、それに出席しているとなぜだか仕事をしている感じがしてきた。会議の議題についてはさっぱりだったので一言も声を発することはなかったのだけれども。そしていつも通り20%くらいしか話している内容が分からないくせに、せっせと議事録を作成していた。大勢の人が思い思いの意見を発し続けているので、それを順序だてて文章に落とし込むのは難解な作業であった。それも話している内容がいまいち分からないので、どの意見がどの意見と関係しているのかもよく分からず、とりあえず話していた内容をそのまま文章に起こしてみることにした。それでもいまいちよく分からなくて、録音しておいたのをもう一度聞いてみて、話してる内容を整理してみた。それをまた文章に落とし込むのは結構な時間がかかり、前回と同じように会議とそれの議事録作成で一日が終わった。8時間の就業時間もあっという間に感じられるほど、作業に没頭した。昼は体に悪そうな味噌ラーメンを食べ、そのままのとろんとした感じで議事録を作っていたら、一人また一人と外に出かけてしまって、気付いたら職場には私しか存在していなかった。痛快であった。このままずっと一人だったら気楽なのにな。......なんでこんなことしているんだろうな。頭が痛い。分からない話を集中してい聴いていたからか、パソコンの画面をずっと凝視していたからか、それとも疲れがたまっているからか。

 

 

とんがりさんがなかなか帰らなかったので、私も帰れなかった。とんがりさんと「何か手伝えることはありますか?」「そんなもんねえよ」というやりとりをするくらいなら、とんがりさんが帰った後に帰ったほうが数倍マシである。今日はいつもの流れ的にはゴルフスクールへ行く感じがしていたが、それよりももっと大切なことがあった。図書館から借りていた本を返却しなければいけなかったのだ。本当ならこの間の土曜日か日曜日に行っておけばよかったものの、外出で草臥れた体は言うことを聞いてくれなかったのだった。そして一昨日昨日とライブに行っており、今日くらいしか返す日がなかった。家に帰ったらすぐに図書館に行って、本を返して本をまた借りた。先月に購入した「夏物語」を読めていないんだからもう本なんて借りなくてもいいのに、気付いたら本の予約をしてしまっている不思議。そのあとは家に帰ってゆっくりしたかったけれど、今日こそは久しぶりに打ちっぱなしに行ってゴルフの練習をしなければならなかったので(義務感)、久しぶりの打ちっぱなしへ。そこで思う存分ゴルフの練習をしました。前回行ったときは悲惨な結果に終わってしまったので、今回こそは挽回、とばかりに張り切った。最初の方は上手く飛ぶことはなく、なかなか歯痒い思いをしたけれど、何度か球を打っていくうちにレッスンでの感覚が甦ってきて、途中から行ってほしい方向、角度へ球が飛んでいくのは痛快であった。そりゃ十数回も練習していたらこれくらいは飛ばさないとね。しかし飛距離が全然出てこないので、まだまだ練習が足りないようだ。レッスンでひたすら練習しているアイアンはいい感じに球が飛んでいくけれど、ドライバーは全然練習していないので、アイアンと同じ感覚で打ってしまって、全然だめだった。時間的に厳しいぶぶんはあるけれど、この一週間でなんとかしないと。

 

 

そんなことを思いながら、158球をしっかり打ち込んでへとへとに疲れてしまった体を何とか家へ押し込んで、そのあとはだらだらとバラエティ番組を見ることしかできなかった。ジムへ行くなんて体力は残っていなかった。本を読む気力もなく、なんならスマホを弄る精神力も足りていなかった。テレビに映し出されているくだらない物事をぼーっと眺めていると、自分が妙に醜悪ないきものに成り下がった気分になってしまった。2時間ほど下らないものを飲み干してから、ささっとお風呂に浸かって、そろそろ寝ないと今日みたいに眠い明日がやってきてしまうけれど、でもまだ眠りたくないんだよ。まだ今日という日を満喫していない。今一番したいのは明後日に控えているポルノグラフィティを聴くことで、なんなら現在進行形で聴いている。お気に入りのセットリストをシャッフルで流していて、今は「リビドー」が流れている。初期ポルノでこんなにも完成しつくされた世界を作っておきながら、出す作品出す作品で似たものはなく、ひたすらに自分たちが追い求めている音楽を鳴らし続けられる彼らは本当にかっこいい。そんな彼らの初ライブが東京ドームの「神VS神」なんて、贅沢な体験だな。ライブを観ているときは「かっこいいかっこいい」くらいの平凡な感想しか持たないだろうけれど、ポルノグラフィティを聴きこんでいって、ワンマンライブに足繁く通っていくうちに「あの日のライブは最高だったんだな」と思い返す日がきっと来ると思うよ。とりあえず、今日もポルノグラフィティで溺れたいだけなのさ。

 

 

10,907歩

 

ロマンチスト・エゴイスト

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