眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

216日目「最高かよ」

自分に対して敵意を持っている人間が周りにいないだけで、世界はこれほどまでに輝いて見えるものなのか。敵意どころか、親しみをもって私に接してくれる人に囲まれた生活をしていると、赴任初日に装備していたガチガチの鎧はするすると解けていき、「素」の自分を少しでも出してみようかなと思える。

 

 

名古屋に戻りたい、と希望を出していて本当に良かった。正確には経理に異動したい、という希望だったのだが、いろいろと話は進んで、今の状態になった。最初は、「一年で異動させられるなんて、赴任先の人に色眼鏡でじろじろと見られるんじゃないだろうか」という不安に苛まれていた。そんな不安は杞憂だった。わたしとよく接する人々は刺々しい気持ちを持っている人々ではなく(そんな気持ちを抱いていたとしてもそれを前面に出すような幼稚な真似をしない)、むしろ優しさと気遣いで包んでくれるかのように接してくれる。最初の頃は人見知り発動でビクビクしていた私も、少しずつ、少しずつではあるが突っ込んだことも言えるようになってきた。

 

 

睡眠がうまく取れていないせいか、朝はべらぼうに眠くて、起きても布団の上でうだうだしていることが多いのだが、それでも比較的早く会社には行けている。少なくとも、東京にいた時に思っていた、「早く会社に行ったら負けだ」というようなくだらない考えは抱くことがなくなった。ギリギリに会社に来て慌ただしく仕事の準備をするよりも、朝早くに来てのんびりと新聞を読んでいる方が幾分か気持ちが楽である。

 

 

今日は外に出ている時間が多かった。電車歩き電車歩きでくたくたになった。家に帰り着いた頃にはいい感じに体は疲れていて、東京にいた時に会社に幽閉されていたのは本当にしんどかったよなあ、としみじみ思った。あんな生活には戻りたくない。早く一人前になって、一人で客先を回るようになって、自分で一日のスケジュールを立てて、有意義な一日を過ごしてみたい。そのためには、一緒に客先を回らさせていただいている先輩がどのようにお客さんと折衝しているのか、それをどのようにして会社に持ち帰って展開しているのか、そして纏まったそれをまあどのようにして客先にプレゼンしているのか。それらを全力で吸収する一ヶ月にしていく。眠くなることは多々あるけれど、「眠くなっている場合じゃないだろ」と自分に喝を入れてやっていこうと思います。

 

 

まだ仕事が終わったらくたくたで、ゲームやアニメを堪能できるような体力が残っていないので、ぽちぽちとスマホを弄ることぐらいしかできないのですが、Amazonを徘徊していたら面白そうな本を見つけて、夢中になって読んでいた。どうかこの読書の幸せが1秒でも長く続きますように。

 

 

お家賃ですけど

お家賃ですけど