眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

転勤

転勤というものを、ずっと他人事のように感じていた。入社面接の際に「将来、全国転勤が可能性としてありますが、大丈夫ですか?」と訊かれた時も、(どうせ自分には関係のないことだ)と思って、「大丈夫です!」と元気に答えた。今年の4月で入社から5年、ようやく私のもとに転勤がやってくるかもしれない。

 

 

「かもしれない」と表記したのは、上司から正式に発表されたわけではないから。でも、あのような匂わせ方をするんだったら、転勤はほぼほぼ確実なんだろう。あそこまで言っておいて、「実は転勤はありませんでした」ってのは、さすがにないだろう。ないならないで、まあいいの、かな?

 

 

今回の転勤の件を聞いて、最初に思ったのは、「今の自分にはちょうどいいかもな」ということ。遊び疲れるほどに、東京という街で遊び尽くした。そして、今の職場にいても自分が成長しないだろうということを痛いほどに感じている。なので、4月に転勤になったとしても一向に構わないし、なんなら3月に今の職場から離れてしまいたいほどだ。

 

 

繰り返される雑な仕事振り、それをえいこらさっさとこなして一日が終わる。帰りの途中で「今日という日は結局何だったんだろう」と考える時間が、一日で一番切ない気持ちになる。そんな日々を積み重ねてもう一年が経とうとしているなんて、気が狂いそうだ。一年前の私と今の私を比べて、何が変わったんだろうか。

 

 

そんなふがいない毎日を送りバントで必死に先延ばしにしてきたので、その生活にそろそろ終止符が打たれるかもしれないと思うと心からリラックスできる。新天地で今よりも劣悪な環境に置かれる可能性もあるけれど、そのときはもうこの会社を辞めてやろうと思っている。会社に対して未練なんてさらさら残ってないし、むしろ新しい出発を決心させてくれてどうもありがとう、と感謝の気持ちを持つかもしれない。それほどまでに、私は今の会社に対して愛着を持っていないし、なんなら何の感情を持っていない。就活で受かったから、まともなところがそこしかなかったから、ただ入っただけ。やりたいことなんて、何もなかった。

 

 

やりたいことって、どうやったら見つかるんだろ?

 

 

とにもかくにも、いろいろ準備をしないといけないので、転勤をするのが決まったら早く伝えてほしい。それが、今の私の切なる願いです。

 

 

 

 

 

4月以降のライブチケット、どうしよう......。