眠たげな猫の傍で
今この瞬間が、とか言っている間にどんどん今は過去に変わっていく。一秒一秒が既に遠い昔に変わっていく。それを止める術はない。できることはまっすぐに前を向いて歩いていくことだけだ。過去を懐かしむのにはまだ早いだろう。今は今この時間を生きるのだ…
昨日からのどうしようもない眠気を引き摺っている。おまけに電気を消されて薄暗いなかで勉強をしようだなんて、そんなの無理にもほどがある。今日の夜にまとめてやってしまおう、なんて甘い考えは捨ててしまって、ミンティアをがぶがぶと噛み砕いて頭をふら…
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