眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年7月16日(金)

梅雨が明けた。カーテン越しに燦々と輝く太陽の存在を感じて、ようやく夏がやってくる、やってくるのだという気持ちが強くなって、嬉しいんだけれど、社会人になってから暑いのが苦手になってしまったので、外に出たくないな、できれば夏が終わるまでキンキンに冷やした家でのんびり過ごしたいな、と怠惰な考えが頭に浮かぶ。今日は夕方にピロウズのライブがあり、それに万全の状態で臨みたいので、午後は休みにした。別に休みにしなくても時間的には間に合うんだろうけれど、今日のライブは全力で満喫したいので、休むことに後悔はしていない。

 

 

最近は朝の5時に一度起きることがあって、それは多分夜早く寝るようになって、体が健康的になってきた証拠だと思う。でもそんな時間からずっと起きていると日中の眠たさは異常になるので、何度寝かを繰り返してから最終的には7時に起きる。テレビをつけてうんざりするニュースを見たくなかったので、ピロウズを流しながら朝の支度をして、いつもの時間に家を出る。

 

 

電車、相変わらず人が多いな。それに対して怖いという感情がなくなってしまったので、私の心は麻痺してしまっている。

 

 

会社には人があまりいなくて、いないような気がして、だったらもう会社に来て仕事をする必要がないのではないかと適当に考えていて、そうこうしているうちに作業の時間になった。誰かに何かを急かされることなく、自分のペースで仕事を進められるので、ストレスなんてものはここ半年以上感じてなくて、いつかは負荷のかかる仕事を任されるだろうから、そのような仕事が来る前にメンタルを強くしておきたいと思っている。でもどうすればメンタルは強くなるのかな?

 

 

あっという間に午前中が終わる。そのまま家に帰ってもよかったのだが、口内炎がずっと治らなくて、だから新宿にある皮膚科に行った。平日のお昼の時間だからか、たくさんの人で混み合っていた。先生は今まで2回診てもらった先生でなく、バリバリ言わせてそうな男の先生で、若干適当にあしらわれた雰囲気があった。診察の後に施術はなく、ただ塗り薬を渡されただけだった。病院をでて、炎天下の中を歩く、ラーメンを食べるために。お昼をちょっと過ぎているのに、たかはしは相変わらず混んでいて、お腹がとても空いていたので、いつものラーメンをあっという間に平らげてしまう。美味しすぎて、今何が起きたのか把握できないくらいに衝撃で、味覚が戻ってきていること、美味しいものを美味しいと感じられることが嬉しかった。

 

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その足で紀伊国屋書店へ行き、取り置きしてもらったサイン本と棚に並べてあって気になったサイン本を購入した。今月、ちょっと本を買いすぎで、もうこれ以上買うのはダメだと思いながら、欲しい本はまだまだたくさんあって、読む時間はなくて、いっそのこと仕事を辞めてしまったほうがいいのかな、と思ったりする。

 

 

<購入した本>

吉田篤弘「流星シネマ」(サイン本)
武田綾乃「青い春を数えて」(サイン本)

 

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家に帰ってぐでえっとする。外が暑すぎた。茹だるような暑さで、クーラーをガンガンにかけていたが一向に頭の芯が冷える気配がなく、冷蔵庫に冷やしておいた水を浴びるように飲んだ。それでもまだ身体は冷えなくて、これ、熱中症なんじゃないか?と不安になって、必死になって冷たい水を飲む。尿意が激しくなったり、頭がチクチク痛んだりしてて、もうこれはライブを行くのは諦めようかしらと思っていたが、大切なライブなので、行かないわけにはいかなかった。時間が来たので、外に出た。まだまだ暑かった。

 

 

 

ライブが終わり、とてもお腹が空いているのでラーメンでも食べたいのだけれど、もちろんどこも空いていない。コンビニで買ったパンを食べてお腹を誤魔化してから電車に乗って家に帰る。家に帰って先程のライブの余韻に浸りながら、明日の美鈴さんとのデート、本当に明日なんだよなとまだ実感がわかない。メッセージの段階でめっちゃ良い感じになってて、それは彼女の純粋な好意なのか、なんなのか分からなくて、だから明日はこの目でこの耳でこの頭でしっかりと彼女とコミュニケーションを取りたいと思う。

 

 

24時になる前にくたくたになって寝た。

 

 

11,671歩

2021年7月15日(木)

2日連続で在宅勤務。朝の気怠い状態で外に出て、満員電車に乗らなくていいのが本当に最高で、ずっと在宅勤務が続けばいいのにと願ってしまう。完全に在宅勤務になっていないから外出するのに抵抗はないのだけれど、フルリモートになったら外出したくなくなるんだろうな。

 

 

朝、6時過ぎに瑠璃さんから、「大変申し訳ないんですけれど、日曜日のお茶って延期に出来ませんか」とメッセージが届いていた。彼女は対人を主とする仕事をしてて、もし東京に来て新型コロナに感染して、それを職場の人や取引先に移してしまうのは怖いので......、本当にすいません。でももし今度の日曜日にお茶したい、ってことだったら行きます汗。ということだったので、勿論お茶の件は延期にすることにした。昨日、新型コロナの感染者数が東京で1,149人確認され、いよいよ第何波か分からないけれどそういうのが来てて、それに対して危機感を感じるのは普通の感覚だと思う。だからと言って土曜日にお茶する女性に対して「危機意識が薄い」なんて思わない。私もどちらかというと、「もうこれ以上自粛しててもしょうがないんじゃないの」と思う派なので、怖いと感じる人も、あまり怖さを感じずに外に出ていく人の気持ちも分かる。なんで婚活を頑張ろうとしている時期に新型コロナが流行してて(流行していると言えるのかな......)、それのせいで日常生活における行動が制限されるのが腹立たしい。おっきな運動会は来週にごり押しで開催されるし、政府のすることはいちいち的外れで、新型コロナ騒動が終息したあとにこの国に居続けるのはあまりよろしくない判断というか、より緊急性の高い事象に巻き込まれた際の対応の不手際で日本に住んでいる人が不利益を被るのではないか、なんてことを考えていて、だから最近はコロナの事、それに対する日本政府の対応を見ていると腹立たしいので、読書や恋愛に逃げている節はある。危ないものをじっと見つめていると、目が焦げてまともな判断が出来なくなるような気がしている。

 

 

 物凄く眠たかったので、ぎりぎりまで寝て、ぎりぎりにパソコンを立ち上げる。パソコンに映し出されている数字の羅列に一貫性を感じなくて、そういう時はちょっぴり頭が疲弊している証拠なので、栄養ドリンクを飲んで少しずつ元気を出していった。外では鬼のような勢いで雨が降っていて、いよいよこれで梅雨が終わる、今度の土曜日には晴れて、梅雨明けして夏がやっとやってくるのかと思うとわくわくしてくるし、暑いのは苦手な年齢になってきたので、外に出ることは極力なくなってしまうだろうな。運動とかして体の余計なお肉をそぎ落とさなといけないんだけれど、スポーツジムに通うのはまだ抵抗があるし、炎天下のなかでジョギングをするのは危険こうなので、どうしよう、どうしよっかな。暑さが落ち着いて、平和な気温になったら軽く散歩から始めようかな。......そんな悠長なことを考えているから、全然体重が落ちないんですよね、分かっています。

 

 

昨日は人間関係のこととか恋愛、将来のことについて考えて考えて考えつくしたので、今日は頭がぼーっとしてて、軽くショートしている感じだった。だから仕事はあまり頭を使わないようなことを中心に崩していった。時折電話が掛かって来て、「元気にやっているか?」と安否確認をされるのだけれど、その電話によって心が擦り減ってしまうので、仕事の相談以外で電話は掛けてほしくなかった。

 

 

昼休みになって、先ほどまでの鬼のような雨はやんでいて、地面がぐっしょり濡れていた。雨がやんだ直後特有の匂いが私はどうも苦手で、湿気が凄いし、太陽の光が肌をじりじり焦げ付かせるので、急ぎ足で南側まで行き、ほぼ何も考えないで散歩を終わらせた。帰りに買ったブラックのコーヒーを飲みながら眠気を覚ましつつ、ラーメン欲がめばえていたので、辛ラーメンを食べて頭のいちぶぶんを麻痺させて、ちょっと仮眠を取ってから午後の仕事を始める。

 

 

今日中にやっておくべきことは午前中に片づけてしまったので、午後はやることがなく、そういう時はぼおっとしたり、過去の資料を眺めてみたり、意味がないと思っていた数字の羅列を再び見返したりして時間を潰していたらやっと定時になってくれたので、上司にメッセージを飛ばしてから急いで家を出て渋谷へ向かった。そういえばももいろクローバーZが今年の7月31日、8月1日にメットライフドームで開催する久しぶりに有観客ライブ「ももクロ夏のパノラマ地獄2021 ~Survive!~」の当落発表が昼に来てた。両日申し込んでいて、どちらか一方が当たってくれたらいいな...、と思っていたら両日当選していた。2日で3万円......。でもももクロのワンマンライブはほぼ2年ぶりだし、こんな時期なのにライブを開催してくれるのは本当に救いなので、全力で2日間楽しみたいと思います。今回こそは、無事に開催してくれますように......。

 

 

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熱気がむんむんする道を歩き、電車に乗って渋谷に降り立つ。緊急事態宣言が出ているとは思えないくらいの人出で(自分を含む)、これは来週辺りには新規感染者数が2,000人を超えてもおかしくない、なにもおかしくないと考えながらクアトロへ向かう。

 

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相変わらず最高でしたね。急いで家に帰って、必要最低限のことをして、からだとあたまはくったくただったので、23時過ぎに布団に寝転がったらもう朝だ。

 

 

 

7,904歩

2021年7月14日(水)

在宅勤務。やる気なんてさらさらない。昨日はよふかしをしなかったので体はそこまでだるくない。でもやる気はない。健全だと思う。こんな仕事に対してやる気を出していたら、そっちの方がどうにかしていると思う。今日もはっきりしない天気で、でも今週の金曜日には晴れ、その後はずっと晴れなので、梅雨明けは目前まで迫っている。梅雨の間は外干しできないので、部屋干しの臭いが部屋中に充満したり、部屋干ししている洗濯物がなかなか乾かなかったりして、それはそれは嫌な思いをしてきた。今年の梅雨は例年に比べて長かったのだろうか。そんなことはどうでもいい。今私の一番の関心ごとは恋愛で、婚活である。元彼女のことを忘れたい一心で前のめりに始めた3度目の婚活であるが、過去2回の婚活に比べて順調に駒を進められていると思う。既に何人かの女性と電話をしたり会ったりしてて、でもそのどれにもしっくり来ていない。が、今絶賛やり取りしている女性は(おそらく)私に対して好印象を抱いていて、積極的にメッセージのやり取りをしている。今度の土日に二人の女性とお茶をしながらお話しするので(日曜日のお茶は延期になった)、そのどちらかといい感じになればいい。土曜日に会う女性は猛烈に音楽を愛していて、そのぶぶんで共鳴しているのが心の底から嬉しい。もし恋仲にならなかったとしても、音楽友達として仲良くなれればいいと思う。彼女の好きな音楽は私の聴いている音楽とは若干異な、、カントリーであったり昭和歌謡であったりするが、その辺の音楽に関してはいずれ聴きこんでいきたいと思っていたので、この機会に聴いてみるのもいいかもしれない。彼女が今年の末にライブに行く予定のアーティストは存在は知っていたがそこまで熱心に音源を聴いていたわけではなかったので、この機会に聴いてみたらなかなか骨のあるアーティストで、彼女と仲良くなる云々ではなくて個人的に聞きこんでいきたいと思える素敵なアーティストであり、それがとても嬉しい。こういうきっかけで自分からは興味を持たなかったアーティストに興味を持っていくという過程が面白いし、そういった行動で聴いている音楽の幅が広がっていけばいいと思っている。しかし、心配なのは実際に彼女と会ってどのような話をするのかということ。音楽が好きな人同士って、どんな話をしているんだろう。私もこれまでの人生で、音楽を好きな人にはちょくちょく会ってきたけれど、相手がそこまで熱量の高い感じではなかったので、上辺の話しか出来ずにもやもやしていた。でもいざ本気で音楽を愛している人と話をする機会が設けられて、一体何を話せばいいのだろうか。たぶん話す内容に正解とかなくて、例えば「どういった音楽を聴いて音楽にのめりこむようになったのか」とか、「音楽を聴けば聴くほどどんどん聴きたい音楽が増えて、時間が足りない」とか、「このアーティストはこのアーティストに影響を受けてて、で、この間対バンしたんだけれど、そのライブが本当に素晴らしくて。お互いがお互いをリスペクトしているのがひしひしと伝わってきて...」とか、そういう話でもいいと思う。私はユニゾンとかピロウズとかw.o.d.の話をしたいのだけれど、異なる範囲の音楽好きの彼女はおそらくそのあたりは聴いていなくて、だからその辺の音楽を話してもぽかーんとするだろう。でもそのアーティストの音楽やライブから抽象的なぶぶんを抽出して、それは他のアーティストにも当てはまることが多く、だから具体的な話よりかは、抽象的な話に持って行った方が話が盛り上がるんじゃないかな、とか考えているが、いざその場面になってみないとどのような話が二人の間で盛り上がるのかは分からなくて、だからある程度の準備はしていくけれど、その時の雰囲気に合わせて話を進めていくのが肝要だろう。

 


そんなことを考えていたら昼休みになっていた。仕事とは......。図書館に行き、長い間待っていた「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」を借りる。外は湿気が凄い。凄すぎて、ちょっとの間しか外にいないのにくらくらしてくる。すぐに家に帰って昼食を済ませ、軽く仮眠を取る。昼休みギリギリまで寝る。このまま夕方まで寝ていたいな。昼休みが終わってもぼおっとした頭が続いていて、仕事がなかなか進まなかった。進めるべき仕事はほとんど残っていなかったのだ。新しく供給された数字の羅列を眺めながら、違和感を感じるところを抽出して、そのデータを圧縮して本部に送る。数分で結果が返ってくる。「承認」というポップが画面に表示されたので、私の今日の仕事はおわったようなものだった。あとは簡単な電話対応、それと狂った数字を再び眺め、どこがどうおかしいのかを検証していたら定時になった。こんな仕事をいつまでも続けていてはいけないような気がする。マッチングアプリで出会った瑠璃さんは今働いている仕事にやりがいを感じていて、仕事について話しているときの彼女は全然緊張していないように感じられ、本当に仕事が好きなんだなと話を聞いているこちらも嬉しくなる。彼女が今就いている仕事は対人関係を軸としたサービス事業で、そのような仕事に興味を持ったのは中学生のころ。詳細は省くけれど、とある出来事でその仕事に興味をもった瑠璃さんは、苦手だった勉強を頑張れるようになり、行きたかった大学に行き、就きたかった仕事に就けて、充実した生活を送っている。仕事は遅くまでしてて、18時に利用者のサービスが終わり、そこから会議や書類作成などをして、21時くらいまで会社に残ることがざら。そこから車で家に帰り着くのが22時過ぎ。最低限のことを済まし、23時にはくたくたでいつもばたんきゅーだとのこと。平日はとても忙しいので、平日に瑠璃さんからメッセージが返って来るのは朝の6時で、そんな時間には既に起きてて、夜遅くまで働いている彼女のことを尊敬するし、平日にそんな多忙な時間を過ごして、休日はしっかり遊べているのだろうかと不安になる。平日の疲れを癒すために、休日の殆どはほぼほぼ家に籠っていたりしないだろうか。まだ恋人関係になっていないからそんなことを考えるのは尚早なんだろうけれど、そのへんのことも想像して話すことで、彼女も少しは心を開いてくれるのではないかと思う。

 


「私、良いように扱われることが多くて...」と瑠璃さんは話す。彼女はあまりにも優しすぎる性格で、その性格が仇になる、歴代の彼氏からは「釣った魚には餌をやらない」言動を日々繰り返されて、それでも優しい瑠璃さんは彼氏との関係を続けていた。今までの彼氏とはどのような結末を迎えたのかは知らないが、一番最近の元彼氏は彼女の仕事に対して嫌悪感を抱いていて、よくそれについて彼女が嫌な思いをするような発言を繰り返していたそうだ。それでも瑠璃さんがそいつと恋人関係を続けていたのは、瑠璃さんとそいつが同じ職場で働いていて、別れると仕事に支障が出てしまうから、とのことだった。その後、職場を変えた瑠璃さんは実家の埼玉に戻り、元彼氏も職場を変えて群馬県に転勤になったので、暫くは遠距離恋愛が続いていた。それでも週に一回は会うようにしていたが、ある日、元彼氏の決定的な言動でそいつと別れることを決断した瑠璃さん。結局、4年半も付き合っていたそうだ。日々、暴言を吐かれていたのに、そんなにも付き合いを続けていたのは、それでも元彼氏にも良いところがあったからだろう。......一体私は何を書いているのだろうか。そういうことを電話で聴いて、「それは別れて正解だよ。もっと早くに別れればよかったかもね」なんて言えず、「そうなんだ...」と、言っても言わなくても現実世界に影響を与えないような言葉しかかけてあげられなくて、だから私は今でも恋愛に対して憶病になってしまうのかもしれない。

 

 

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元彼氏がしつこく瑠璃さんにつきまとっているというのが気になって仕方がなく、仕事の休憩のときに無理言って電話させてもらった。今回が彼女との2回目の電話で、前回は話すたびに吐息がたくさん漏れていたけれど、今回は全然漏れていなかった。仕事中で神経が張っていたのか、それとも2回目の電話で緊張がほどけたのか。話せる時間は短かったので、婉曲に訊くのではなく、真正面から訊きたかったことをどんどん訊いた。

 

 

別れ話はきちんとしたのか
→元彼氏に決定的な酷いことを言われたので、「もう無理」と一方的に別れを告げた。話し合いはしたが、元彼氏は納得していなかった。しかし、自分が犯したことの重大さを元彼氏は理解していたので、渋々別れた。

 

別れて半年は一切連絡はしていなかったが、半年後に共通の知人から「元彼氏が瑠璃さんとご飯を食べたい」と知らされる

 

瑠璃さんは元彼氏に対して未練はないのか
→別れた直後は(別れたのは正解だったのかな)と思うことはあったが(4年半も一緒にいたから、情が湧いていたのだろう)、元彼氏がしたことは彼女の大事なぶぶんを傷つける最低な行為で、そんなことをする幼稚な人間とやり直したいとは思わない。復縁を迫られても、恋愛感情は一切残っていないのできっぱり断るし、そもそも会いたくない。

 

今後も元彼氏はしつこく瑠璃さんに付き纏う可能性はないのか
→最低限の常識は持ち合わせているので、今後はもうないと思う。共通の知人からは元彼氏から「会いたい」という話を時折聞かされるが、もうそのような話を私の所に持ってこないでと言っているので、最近はそのような話は一切聞いていない

 

 

彼女は事実を包み隠さず、訊いたことに対して素直に答えてくれた。まだ元彼氏は瑠璃さんに未練があるようだけれど、犯罪に手を染めるようなヤバい人間ではない。共通の知人も元彼氏の瑠璃さんへの未練は鬱陶しいと感じていて、取次ぎをこれからも頼まれたとしても、瑠璃さんは新しい人生を進もうとしているので、今後は一切取次ぎしない。

 

 

瑠璃さんにとってはまだ瘡蓋が完治していない、あまり開示したくないことだったはずなのに、真摯に答えてくれて、彼女の思いをしっかり受け止めた。もし元彼氏が瑠璃さんに対して嫌がらせをするようなことがあったら、それを阻止し、今後一切彼女に関わるなと警告するのが彼女の新しい恋人の役割だろう。その新しい恋人に私がなれればいいなと思っている。

 

 

20分ほど電話をして、「そろそろ仕事に戻ったほうがいいんじゃない」と促すと、「そろそろ戻るね」と返してくれた。「訊きたいこと、思い出したくないこともたくさん話してくれてありがとう。安心した。これで瑠璃さんに対してしっかりとアプローチすることができるよ」と言うと、急にたくさんの吐息が漏れていた。そんなところも可愛いと思った。

 

 

そんな幸せな時間を過ごしてしばらくは頭がぽわぽわしてて、でも今日も懸命に一日を生きたので、体と頭はくったくたになっていて、まだ24時になっていないのに眠くなって、布団に寝転がったらあっという間に朝だった。

 

 

4,181歩

2021年7月13日(火)

非日常から日常への移行がうまくいかなかったせいか、朝から体がだるかった(昨日、少しよふかししたからだね)。休みの間は会社のメールは一切見てなくて、見てみたら面倒なのをいくつか見つけて、朝からげんなりしている。これ、どうやって解決するんだろう?うちの会社では積極的に新型コロナのワクチンの職域接種を行っていて、それの補助を上司から依頼されていた(金曜日午後)。私は金曜日の仕事は午前までだったので、もちろんそんなメールをタイムリーに見るわけないのに、メールを送った1時間後に、「で、補助はできるよね?」と上司から催促のメールが入っているの気持ち悪いし、そのメールの30分後に送られた在宅勤務スケジュール、私の予定のところに赤字で「ワクチン担当」と書かれてて、なんなんこいつと呆れた。こんな仕事したくねえよ。と思いつつ、この日は仮病で休んでやろうかと思っている。朝から不愉快である。

 

 

4回目の緊急事態宣言が発令されてから初めての出勤。乗車率は先週となんら変わりない。どういった根拠で発令されたものなのか、どういった基準で解除されるのか、そういった「基本的なこと」が何ら明確になっていない。あと少しでオリンピックがあるので、それを開催するのに差し支えないほどに感染者を減らす、そういった思惑が窺えるような今回の緊急事態宣言はもう効果はないと思われる。先々週辺りから全国は雨でぐっちゃぐちゃだし、気味の悪いニュースは多いし、何にも明るいことがないように思える世界だけれど、そんななかで大谷が海外で活躍しているのが本当に嬉しくて、それだけでちょっとは前に進もうと思える。

 


金曜日ぶりの会社なのだが、濃厚な休日を過ごしたせいか、職場がよそよそしく感じられる。私が所属している部署は在宅勤務をしている人の方が過半数を占めていて、だからがらがらしておった。しかし、他の部署はそれなりの人間が出社しており、室内はもわっとしている。空調を自分の好みの設定に変える輩がおり、そいつは寒がりなのだろうか、湿気でむんむんとしているのに室温を高めに設定して、そのせいで汗が滝のように溢れ出て、頻繁にタオルで顔を拭かないと汗が目に入り、大変なことになった。

 


昨日、ネットでとある人間の文章を読んで、それは森博嗣のエッセイにも似たようなことが書かれていて、そこには「物事を抽象的に捉えることができるようになると、そこで得た知見は大抵の分野でも使える、なぜなら物事の本質はどの分野でもほぼほぼ一緒だから、といったようなことが書かれていて、いや森博嗣はそんなことは言っていなかった気がする、私の勘違いだったような気がするが、そういうのは多分本当で、でもそういった分野の話になると胡散臭さというか、マルチで使われるような内容なので、他人に軽々しく話さないほうがいいだろう。最近の私は目の前に広がっている景色をただ眺める、いや正確には眺めてすらいなくて、自分の感情だけを見つめてて、恋人に振られてしんどいな、とか、もうちょっと骨のある仕事がしたいな、とか、自分の感情ばかりを尊重していた。そういったことばかりする時期も大切だけれど、その状態が続くと視野が狭くなってしまう、自分本位で物事を考えてしまう、しまいには他人とうまく折り合いが付けられなくなってしまう。そんな風にはなりたくなくて、だから今日から自分の生き方を改めることにした。常にはきついだろうけれど、意識的に他人の視野を自分の中に取り込む、つまり自分のことばかり考えるのではなく、周りの人間のことも考えて平和に暮らしていきましょうね、といった生き方を推し進めるきっかけになればいい。私は私のことばかりを考えすぎていた。恋愛を始めるにあたって、自分を溺愛し過ぎている人間は恋愛市場に出ても相手にされない、よっぽどイケメンだとか話がうまいとか高い年収だとか、そういった強い側面が存在すれば自分のことばかり考えていてもあっちから人間が寄ってくるかもしれないが、平凡なスペックしか持ち合わせていない人間は、コミュニケーションを取っている人間に対してしっかりと興味を持つ、そして相手が「私のことを分かってくれる!」と思わせられるくらい、相手の考えていること、上っ面なことではなく、その人間の根幹をなしているようなぶぶんをどれだけ吐き出せるのかが大事だった。分かったようなことを書いて、分かったふりをするのは惨めなことなので、このように考えるのはすぐにやめてしまうだろう。でも今は異様に鉄が熱くて、それは一秒でも早くあの子のことを記憶から抹消したいからだった。辛い思い出を頭の中から消し去りたい。

 

 

終始ふわふわした感じで仕事をしてて、お昼も相変わらず家で作った簡易的な弁当を食べて、でも昨日食べた出汁そばが尋常ならざるほどの美味しかったので、そろそろお昼ご飯を少しずつ外食にシフトしていこうかなと思っている。いるけれど、先月に続き今月も鬼のようにライブの予定が入っており、今週は木曜日から4日連続でライブがあったり、それに加えてマッチングアプリで出会った女性とお茶をするしで、出費が大変なことになりそうなので、外食はしないほうがいいんだろうけれど、どうせ結婚したら外食なんて出来なくなってしまう、自分で稼いできたお金を自由に使える今のうちに好きなだけ使っておいた方がいいような気もしてて、だからどうしようか真剣に悩んでいる。

 

 

おジイさん、家で転んで足を痛めていたようで、足を引きずりながら歩く様は可哀想で、もういっそのこと会社を休めばいいのに、と老婆心が顔を出す。でも、何人かの子どもがいて、彼らを養うためには大黒柱の彼が働かないといけないのだろう。おジイさん、見た目は本当におじいさんだけれど、これで40代とかだったら、どこでそのように老けてしまったのかを一対一で聴いてみたい。

 

 

上司はいなかったし、コピーロボットもいないし、井戸端会議もいなかったので、定時になったらさっさと帰った。

 

 

家に帰り、簡単に夕飯を済まし、本を読んだらネットを彷徨ったりして、そうこうしていたら時間が来たので瑠璃さんと電話をした。

 

 

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ぽわぽわと幸せな頭になっていて、でもあまり期待してはいけない、駄目だった時の衝撃が強いから、と自分に言い聞かせるんだけれど、どうしても幸せな未来しか描けなくて、これ、まう、私、幸せだー、と馬鹿になる。

 

 

馬鹿でも眠たいので、今日も早い時間に寝る。目を瞑ったらあっという間に朝が来た。

 

 

 

3,176歩

誰のための婚活?

2日前の22時に再びマッチングアプリを再開した。前々回はOmiai、前回はwithで、今回はPairsにした。withで出来ることはやりつくして、このまま課金しても状況は変わらない、それなら新しい場所へ移ろう、ということでPairsに初めて課金した。今までも何度か登録はしたが、なかなかマッチングがしなかったので、有料会員になるまではいかなかった。今回は無料会員の、ブーストしている状態でいいねを押しまくっていたら、10人ほどの女性とマッチングして、試しにメッセージを送ってみたら過半数からメッセージが返ってきたので、やってみてもいいかな、という軽い気持ちで活動を再開した。

 


この間の木曜日の半日デートで心身がくたくた→その日の夜はコーヒーを2本飲んで、朝の6時まで寝れなかった→そのあとに十分な睡眠を取らなかったせいで心身はぐっちゃぐちゃで、「なんで婚活をしているのだろう......?」と急に虚しくなった。

 


虚しい+体は異常なまでにだるくて、それはスマホの見過ぎも原因してて、そんなぼろぼろの状態なのに、私は何かにせっつかれて4度目の婚活を始めた。あまり深く考えないでいいねを送り、マッチングしてびびる。ここからまたあの虚しいやり取りをしないといけないのか。そもそも、今、私は誰かと一緒になりたい、とどのつまり結婚したい気分ではなかった。それはこの1カ月、全力で婚活してきたことの証左であるし、そこで結果が出なかったことも私の心の虚しさを加速させている。

 


もし、地元の友達が、職場の後輩が、結婚して子どもを授かっていなかったら、私はまだ結婚したいとは思わなかっただろう。私の兄姉は最近まで結婚してなくて、兄は去年結婚したけれど兄は40手前だし、姉は結婚していないので、自分の家族だけを見るとそこまで結婚を焦る必要はない。地元の友達と職場の後輩の怒涛の結婚ラッシュで、「自分もそろそろ結婚しないといけないんじゃないか。早く結婚しないと、子どもが大きくなる頃には自分はけっこうなおっさんになっているんじゃないか」という気持ちが強くなって、勢いで婚活をしてたところがある。でも、今疲れ切った体、傷付いた心で考えてみると、本当に結婚したいのかな、周りに影響されていなかいかなと思う。もし結婚したとする。そうしたら自分の時間はほぼほぼゼロになるよ(たぶん)。もしそうなったときのシミュレーションはほとんどしていなかったけれど、今ちょこっとだけしてみたら、「耐えれるだろうか」と不安になってきた。前の前の彼女との別れた理由も「一人の方が楽」だった。もしかしたら私は誰かと結婚するよりも、一人でのほほんと生きていった方が良いのかもしれない。

 


と思うけれど、歳を重ねて、今ほど趣味に対して興味がなくなり、仕事が終わって家に帰り、「一人か。一人かぁ...」と俯いて泣き崩れてしまうような未来もあるような気がしてる。そんな悲しい未来を阻止するために、今私はがむしゃらに婚活してるんだけれど、でも今しんどいんだったら、無理しなくてもいいのにね。しんどくて、目の前にあるキラキラした娯楽を楽しむような余裕がなくなってしまうほどだったら、婚活なんてしなくてもいいのにね。

2021年7月12日(月)(京都旅行3日目)

一昨日昨日とたくさん歩いて(2日連続で2万歩以上歩いた)、たくさん楽しんだので、体はくたくた。早い時間に寝たとはいえ、今日はのんびり過ごしてやろう。アラームはかけないで、体が起きたいタイミングで起きてやろうと思ってて、でも目を覚ましたのが朝の6時だった。でもまだ眠たいのですぐに二度寝する。次に起きたのが7時で、まだまだ眠たいので再び寝る。夢を見てただろうか。どんな夢だったのかはもう忘れてしまったけれど、なんだか心地良い夢を見ていた気がするよ。次に起きたのが8時過ぎで、ようやくここで起きる。全身が火照ってて、昨日も追加で日焼けしてしまったところが軽くチクチク痛んでいた。いてえ。眠気はほぼなくなり、昨日買っておいた紅茶ラテを飲みながら、昨日のことを文章に変換する。瑠璃さんとは昨日もたくさんのやり取りをして、最後におやすみなさいをしたこと、今日の朝に瑠璃さんから長文のメッセージが来てて、それにもまた心を打たれたこと、それらが全て愛おしくて、瑠璃さんとたくさんお話ししたことが今回の京都旅行の思い出とセットになって思い起こされること、それはとても素敵なことで、瑠璃さんに出会えたことにとても感謝してます。ありがとうございます。

 

 

ベットの上でのんびりごろごろを満喫し終えたので、10時前にホテルのチェックアウトを済ませて外に出る。京都駅に着いて、カバンをロッカーにしまい、10時からドーナツを提供している京都駅のミスドでドーナツを3つ食べて、それを朝食とする。食べ終えて、さて今日はどうしようかな、何をしようかなと考える。哲学の道に行きたいけれど、今日は雨が降りそうな微妙な天気なので、四条河原町に行って、LOFTで傘を調達し、軽く腹ごしらえをしてから行こうか。バスを見渡していると四条河原町に行くバスを見かけ、それはどうやら下鴨神社に行くようだった。それに乗り込み、このまま下鴨神社に行こうかしらという考えが浮かぶ。が、11時くらいから雨が降ってきそうな天気なので、途中の四条河原町で降りる。まだ11時前なので店のほとんどは空いてないし、平日のこんな時間なので人もそこまで歩いていなくて、まるで昨日までの祭りのような雰囲気は夢だったかのような気分になってくる。

 

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たこ焼きを食べたくて、でもまだ11時にはなっていないのでだらだら歩いていると、STARBUCKSを見かけたのでそこに入る。新京極店のSTARBUCKSで、京都限定の「京都はんなり抹茶きなこフラペチーノ」を飲む。きなこと抹茶がうまいこと絡み合ってて、飲むたびに口の中で幸せが広がる。席に座ってすぐに女子高生が6人やってきて、ワイワイガヤガヤしてるので、げんなりしながら時間を過ごす。20分くらい滞在しただけで店を出てくれたので助かる。でもそこまで長居するつもりはないので、30分もしたら店を出た。

 

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昨日無くしてしまった傘を買うために、LOFTへ。たくさんの傘があって、昨日無くした傘と同じものがあったが、それよりも高級な傘を買った。傘を買ったはいいけれど、このあと降るかどうかは分からんし、そろそろ梅雨明けしそうだから、要らんかったかもしれん。でも念のため持っておいたほうがいいだろう。

 

 

お腹はそこまで空いていなかったが、今の時間に食べてからどこかに行くのが都合がいい、お寺と神社の周りには美味しそうな料理を出しているお店は多分ないから(大いなる偏見)、四条河原町のラーメン屋で調べて、評判のいいところに行くことにした。「麺屋猪一」という、ビブグルマンに選出されたお店へ行く。平日の12時過ぎ、なんともいえない時間帯なので待つことなくすぐに席に案内される。私が席に着くと同時に人がどどどと押し寄せて、何人かは待つことになった。でも店内で待つことができるし、座りやすい棒に凭れかかれるので、待つことのストレスは少ないだろう。「出汁そば白」(1,000円)の大盛り(150円)を注文する。目の前には鰹節を削る装置があって、注文が出て、ラーメンを提供するギリギリのタイミングで鰹節を削ってそれを載せるという徹底ぶり。多分ここのお店、すごいのではないかという直感が働く。10分弱で出汁そばが運ばれる。ビジュアルの時点で優勝です。見ただけで「これは最高のラーメンだな」というのが分かったし、匂いも素敵で、私は今から素敵な体験をするんだ、と気持ち悪いことを考えていた。蓮華は温められていて、そういう細部にもこだわりがあるお店が大好きです。蓮華で透き通るほど透明なスープを掬って、口に運ぶ。1秒も経たないうちに上品な出汁の香りが口中に広がり、にやけてしまう。これ、高級料亭で出してもおかしくないほど、贅沢な出汁じゃないですか。あまりにも出汁が美味しいので、なかなか麺に進むことができない。ようやく出汁を堪能できたので、これまた美味しそうな細麺を啜る。うわっっっ、この出汁にこの麺、最高という言葉しか思い浮かばない。ラーメンを食べてて「美味しいな」ということはよく思うけれど、「これやべえぞ」という感情を抱くことは滅多になくて、だから今、やべえラーメン、というかやべえ出汁そばを食べているこの瞬間が最高で、頭が軽くバグっていた。こんなに美味しいラーメンが京都にあるんだったら、初日から毎日通えば良かった。めんまの代わりに入っている食べ応えのある筍や、肉厚なチャーシューを含め、全てが神がかっていて、だからこそ、今度京都に行くときの最大の目的はここのお店の出汁そばを食べることに決まった。はい、今決まりましたよ。2時間前にドーナツを3つも食べてしまったのでお腹はそこまで空いていなかったのに、大盛りの出汁そばはいとも簡単にお腹の中におさまった。最高すぎる。美味しいものを食べ終えた後の余韻、ずっと続きそう。お腹がいっぱいいっぱいだったので、食べ終えてちょっと休憩してから店を出ようとすると、店長らしき人が「ごめん、傘お願い」と言っていた。お使いを頼まれた人は隣のコンビニに駆け込んで、傘を10個ほど買ってきた。どうしたんだろう、と思って外を見ると雨がぽつぽつ降ってきていて、傘をさしている人がちらほらいた。会計を済ませると、「ありがとうございます!」と気持ちいいほどの声質で送られて、それと同時に何も言うことなく先ほど買ってきた傘を渡してくれる。満足度、凄まじいよ、と思いながら、余韻を味わいながらバス停へ向かう。最高のラーメン屋さんでした。美味しいラーメン、という出汁そば、ごちそうさまでした!

 

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雨が降っている京都、このまま京都駅に向かって、そのまま新幹線で東京へ帰ってもよかった。でももう一つくらい京都を楽しみたくて、バスに乗って哲学の道に向かった。30分ほどバスに揺られて、哲学の道付近について、まだ雨は降っていて、そこまで強くはないけれど存在感はあって、平日の13時過ぎなので、哲学の道は閑散としていた。というか、歩いてて3人としかすれ違わなかった。

 

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その足で南禅寺へ。こちらも閑散としている。人が一桁だけいる感じで、それが居心地よかった。でっかい門の下でのんびり過ごしていたら雨がやんだ。太陽が見えるほどではなかったけれど、少しずつ天気は良くなってきていた。そこで少しだけぼおっとして、あとは有名なところを見て、そのあとはバスに乗って京都駅へ向かった。

 

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眠気を抱えながらバスに揺られる。四条河原町あたりで道は混んでて、あまり進まなくなって、そこを越えたらあとはあっという間で、15時過ぎに京都駅に着いた。したいことは(多分)したので、新幹線で飲む飲料水を買って15時30分京都駅発の新幹線に乗る。

 

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新幹線に揺られている間、今週にライブがあるバンドの音楽を聴いたら聴かなかったり、文章を書いたり書かなかったり、ぼおっとしたり真剣になったり、余韻に浸ったら明日のことを考えたりしていた。

 

 

17時50分過ぎに東京駅に着く。ただいま東京。少ししか離れていないのに、どうしてこんなにも懐かしく思えるのだろう。そしてどうしてこんなにも落ち着くのだろう。早く家に帰って、ロフトにこもって本をどっぷり読みたい。けれど取り置きしてもらっている本があるので、重い荷物を抱えながら、新宿駅へ向かう。

 

 

東京の湿気がすごい。梅雨明けはいつになるのだろうか。新宿は相変わらず人が多くて、でももうそういう光景に慣れたというか、どれだけ注意しててもコロナに罹るときは罹るし、罹らないときは罹らない。最低限のマナーは守るけれど、心も守らないといけないから、私はどんどん行動していくよ。

 

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新宿の紀伊国屋で本の取り置きをしてもらっていたので、たくさんの人をかき分けながら紀伊国屋へ。サイン本が出たら欲しい、でも出るかどうかは分からん、早く読みたい、でもサイン本が欲しい......、と思っていた滝口悠生の新刊のサイン本、茄子のサイン本があったのでとても嬉しくなってその場でくるくる回り、あとは取り置きしておいてもらった山尾悠子の「角砂糖の日」を買って、ほくほくした頭で家に帰る。たった3冊で7,000円越えしてしまったよ、最高だな!

 

 

<購入した本>

滝口悠生「長い一日」(サイン本)
滝口悠生「茄子の輝き」(サイン本)
山尾悠子「角砂糖の日」

 

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家に帰り着いて、3日間の京都旅行をしみじみと振り返り、このタイミングで京都に行けたことを嬉しく思う。

 

 

 

 

 

13,994歩

2021年7月11日(日)(京都旅行2日目)

目覚ましのアラームよりも早く起きる。今日はこの旅行の一番の目的である「鈴虫寺」に行きたくて、一番早い時間帯である9時の説法に間に合いたくて、だから6時30分に起きる。んだけれど、昨日はけっこう張り切って動いてしまったので、目は覚めたのだけれど眠てえ。しばし布団の中でじっとする。今起き上がって9時の説法に間に合わせるか、それとも次の回にするか。眠たい。でもこういう眠たさは体を動かしてみると気にならなくなってくるはずなのは今までの経験で分かりきっていたので、体に鞭打って起き上がる。日焼けした顔を軽く洗い、新しい服に着替えて、7時過ぎにホテルを出る。連泊するので、荷物は部屋に置いたまま。朝食はヨドバシカメラ近くのマクドナルドで朝マック。すぐに食べ終えて、コンビニで水分を調達し、7時50分発嵐山、大覚寺行きのバスに乗る。人は私を含めて6人しか乗っていない。

 

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30分ほどバスに揺られる。眠たいので目を瞑り、昨日買ったイヤホンでSATETSUとか聴きながらのんびりする。気づいたら松尾大社前に着いていたので、そこで降りる。そこからてくてく歩いて、鈴虫寺へ向かう。


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8時50分に鈴虫寺へ到着。ぎりぎりだった。鈴虫寺へ続く階段には参拝客が15人ほど並んでいる。その列に私も並び、時が来るのを待つ。5分ほどで中に入れてもらう。感染対策だろうか、客と客の間がしっかりと取られていて、きちんとしていると安心した。9時にお坊さんが来て、いつものように軽妙な説法をされる。それを聞いていると、いつものことながら心がすっと軽くなる。感染対策で、お茶は出していなかった。300周年記念で建物を建て替える、でもそれは一筋縄ではいかないから云々で寄付を募っている、お帰りの際は是非とも、とのことだった。


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10時前に鈴虫寺を出る。ここから大覚寺へ向かう選択肢もあったが、ここでそんな無茶をすると、夜に控えているライブに差し支えがありそうなので、大人しく嵐山へ向かう。バスに揺られながら嵐山までの道をぼんやり眺める。嵐山に着くと、久しぶりの見慣れた光景につい頬が緩んでしまう。人は思っていたよりも少なく、四条河原町のほうが人は多かった印象を受けた。ベンチに座り、ぼおっと山と川を眺めていると、昨日と同じように、私を苦しめていた全てのことがしょうもなく思えてきて、それは先程、鈴虫寺で聞いた説法のおかげでもあった。いつまでもうだうだ過去を引きずっていたくないとようやく決心がついて、スマホに保存してあった元彼女の写真を消して、LINEのトークも消して、連絡先もブロックした。これでもう、この子と連絡を取る術はなくなった。これでいい、これでいい。さっさと全てのデータを消してしまえばよかったと後悔したが、少しは悩む時間も必要だったし、こうして諸々のデータを消してとてもすっきりしている自分がいた。その後も暫くは景色を眺めていた。


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1時間ほどそんな時間を過ごしていて、流石に飽きてきたのでベンチを後にして、竹林の小径をてくてく歩く。そこそこ人はいるけれど、コロナ以前ほどではない。今日は昨日以上に晴れていて、雲がなかなか太陽を遮ってくれないので、体が徐々に汗ばんできて、日陰に入ってもぜんぜん涼しくならなくて、湿気もすごくて、ちょっとこれはどこかで休憩しないといけないかな、と思っていたが、歩いていたらなんとか持ち直したので、そのままてくてく歩いた。

 


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何度も行ったことがある野宮神社で縁結びのお願いをする。


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12時に嵐山を後にする。汗で服がびっしょりなので、どこかで涼みたい。バスにだらだら揺られていると、少しずつ汗がひいてきて、座っている椅子に対して申し訳なさが募った。13時に四条河原町に着く。ここからまたてくてく歩き、四条河原町のラーメン屋の食べログランキングで1位を獲得している、塩らーめんのお店へ行く。結構遠い。15分ほど歩いてようやく着く。歩いている途中に見かけた「麺屋 猪一 離れ」には人だかりが出来ていたので、冷や冷やしながら「新宿めんや風花」へ向かう。13時30分前に到着する。席が空いててよかった。「天然塩らーめん」の大盛り(800点+130円=930円)を注文。店主の、一見無愛想だけれど、本当は愛に満ち溢れている掛け声にぐっとくる(らっしゃい)。すぐにらーめんが運ばれてくる。スープは透き通るほどの琥珀色。スープを啜る。とても優しい味。麺を啜る。ちぢれ麺がこのスープに合う。大盛りで大丈夫かしら(学ばない)と思いながら、でも美味しいので夢中になって麺を啜っていたらあっという間に平らげてしまいました。ご馳走様でした。でも、まあ、四条河原町から15分も歩いてまでのものではないかな。すいません。私の意見なので、鵜呑みにしないでくださいね。多分、塩らーめんに対してそこまで思い入れというか、興味がないんだと思います。

 

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四条河原町まで戻り、ちょっとだけお店をいくつか見てから、「フランソア喫茶室」へ。14時30分頃だったので混んでいるかなと恐れていて、確かに混んではいたけれど空席があって、6人掛けの席が空いていたので、贅沢にもその席を1人で使わせていただいた。ふと右隣から大きな声が聞こえてきて、意識しなくても頭にそいつの話していることが入ってきて、それはどうやらマルチの匂いがぷんぷんする話だった。「みんなが幸せになれるお金の稼ぎ方」だとか、「Win-Winなのが商売の基本」とか抜かしてて、それっぽい横文字を使って捲し立てるように男女カップルに話しかけていて、非常に不愉快だった。フランソアでそういう胡散臭い、というか胡散な話をすると喫茶店の品格が落ちてしまうから、その辺のよーわからん喫茶店でやってくれないか。と思うのも面倒なので、店内で流れているクラシック音楽を聴きたかったが、両耳にイヤホンを挿して、ユニゾンとか聴いていた。そして今日の出来事をぽつりぽつりと書いたり、瑠璃さんとLINEのやり取りをしたり、昨日買った本を読んだりしていた。16時を過ぎると客がぽつりぽつりと減っていき、のんびりとした時間を過ごすことができて満足した。ライブに間に合うために、16時30分過ぎに店を後にした。そういえば飲み物はアイスカフェ・オ・レ(750円)を頼みました。コロナ禍だけれど、喫茶店には大声で話す人が多く、大声で話す人に限ってマスクをしてなくて、そういう喫茶店には近づかないようにしようと決心した。


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フランソア喫茶室を出て、市バスに乗り、「下総町」で降りて、てくてく歩いて、今日のライブ会場である紫明会館へ。たぶん今回で最後になるであろうライブ会場なので、会場の雰囲気を味わいながらライブを楽しみたい。

 

 

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ライブが終わり、バスの時間が近づいていたので急いで歩き、バスには間に合ったのだが、バスに揺られて数分で、(あっ、傘を忘れてしまった....)と気付いてしまって、だいぶげんなりしてしまった。でもど新品の傘ではなく、2年くらいは使っていた傘なので、ここが傘とのお別れの時期だったのかもしれない。今まで雨風から私を守ってくれてありがとう。

 

ちょうど20時に京都駅に着く。もちろんどこの飲食店も(基本的には)既に閉店しているので、夕飯どうしよう、お腹空いたんだよな、とうろうろして、551の豚まん食べたいな、まだ営業してるかな、とふと思い、551に行くと、まだ営業していて、どれくらいでお腹が満たされるのか見当がつかなかったので、4個を買った。それとドラッグストアで飲み物とお菓子を買って、ホテルへ向かう。

 

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ホテルに着き、まず豚まんを食べる。うまいうまいと頬張るが、2個食べ終えたところでお腹が満たされて、多く買いすぎたことを軽く後悔した。お腹が満たされたので、お風呂に浸かりながらだらだらスマホを弄り最高の時間を過ごす。1時間ほどだらだらしてから体を洗い、ベッドでゴロゴロしながら瑠璃さんとメッセージのやり取りをする。

 

 

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幸せだった。

 

 

 

20,247歩

2021年7月10日(土)(京都旅行1日目)

京都に行くから早起きする。せっかく行くなら存分に京都を味わいたい。どこに行くかは漠然と考えてて、あとは現地に着いたら適当にぶらぶら考えよう。6時50分になんとか起きて、朝ごはんにチーズのベーグルを食べて、眠気を携えたまま家を出る。家族全員に見送られる。電車に乗って名古屋駅に着き、ビックカメラ前に停まっているバスに乗る。前から2番目の席で、隣は空席なので助かる。定刻通りにバスが動く。乗車率は80%くらいだろうか。バスが動き出してすぐに眠気が襲ってきたので、そっとイヤホンを外して目を瞑る。すぐに眠気が極限になり、意識を失う。

 

 

意識を取り戻すと既に9時をだいぶ回っており、それでもまだ眠たかったので、軽く水分補給を取ってからまた眠る。

 

 

そんな睡眠を繰り返していたら京都に着いていて、当初の予定よりも30分早く京都駅に着いた。10時10分。バスを降りると、ものすごい湿気に顔を顰める。天気は曇り。でも晴天寄りの曇りで、これなら今日は雨が降らないかもしれない。ドラッグストアで飲料水を買い、JRで宇治に向かう。電車は8分ほど遅延していて、動いたら動かなかったりを繰り返す。11時ごろにようやく宇治に着く。懐かしい。宇治駅のこの雰囲気だけで泣きそうになっていた。やっと京都に戻ってこれたよ......。

 

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道をてくてく歩いていく。途中、町のパン屋さんがあり、お昼に食べる用を適当に見繕う。

 

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てくてく歩き、宇治橋に着く。ああ、ここ、ここ。ここだよ、ここから見る宇治橋のなんと素敵なことか。ずっとここでぼーっとしてたい、俗世間のしょうもないことを忘れてぼーっとしてたい。

 

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てくてく歩き、宇治神社でお参り。

 

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ちょっとだけ歩き、今日の一番の目的である宇治上神社へ。やはりここは私にとっての京都なんだよな。お守りを買う。

 

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仏徳山をてくてく上る。久しぶりに登る。運動不足の体にはだいぶきつい。汗めっちゃかく。でも途中から体を動かしていることが気持ちよくなって、不安に思っていたことがどうでもよくなってきて、頂上に着く頃にはもう全てがどうでもよくなっていた。

 

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素敵な眺め。ずっとここでぼーっとしていたい。12時過ぎに頂上に着いて、1時間ほどぼーっとする。さらにどんどんどうでもよくなる。私に必要だったのは、物事をどうでもいいと思えるような、心の余裕だった。ここでお昼用に買ったパンを食べる。町のパン屋のクオリティだった。鳩がやけにうろちょろしてる。イヤホンがぶっ壊れたので、音楽を聴くことなく、ただぼーっとする。何も考えていない瞬間があって、その時に、「もう何も不安に思うことはないんだな」と思えた。大きな進歩である。

 

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山を下り、いつも通る道をだらだら歩き、宇治駅に着いたのが14時前。

 

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だいぶくたくたになっていたけれど、通り道だし、せっかくなら、と思い東福寺駅で降りる。蒸し暑さはまだまだ和らいでいないし、体はちょっぴり疲れていたけれど、今はただ歩いて歩いて、その先の楽園でのんびりしてたい。東福寺に着いて、東福寺本坊庭園(方丈)でのんびり枯山水を眺める。なんてことのない景色なのに、どうしてか心を奪われる。心を奪われて、没入する。何も考えない。先程の山の上から下を見た時の「どうでもよくなる」という心境じゃなくて、「何もない」状態になる。ぼーっと、何も考えないで目の前の枯山水を眺めていた。......はっと意識を取り戻すと1時間ほど時間が経過していた。すっかり憑き物が落ちたかのように軽くなった心身で庭をぐるりと眺める。結婚式の写真を撮っている夫婦がいて、和装で真剣に写真を撮っていた。人はそこまでいなかったので、こんなにも没入できたのだろう。すっきりした気持ちで庭園を後にして、東福寺の建物を見て、駅に向かう。

 

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JR奈良線で京都駅に戻る。神社仏閣は今日は満喫したので、市営バスに乗って四条河原町へ繰り出す。バスはそこそこ混んでいて、コロナ禍とは思えなかった(どの口が言うか)。四条河原町へ降りると、コロナ以前と同じくらいの人の数で、京都も東京と変わらず緩んでいる人が多いんだろうなと思う(だからどの口が言う)。新京極をぶらぶら歩く。前回来た時、コロナ前なので1年以上前だろうか、その時にはなかったお店がたくさんあり、それは消えてしまったお店がたくさんあることを意味していた。どこかよそよそしい、見慣れた四条河原町じゃなくて、たまらず錦市場へ向かった。いつもであればぎゅうぎゅう詰めの錦市場、今日は早歩きでも人とぶつからないほどに道に余裕があって、旅行客としては快適だけれど、商売をしている人にとってはしんどい思いをしているだろう。京都に来るといつも通っている「カリカリ博士」も客はいなくて、いくつかあったベンチもちっちゃいベンチがひとつだけで、「食べ歩きはご遠慮ください」と店員に言われた。前は2人体制だったが、客足が遠いのか、1人でたこ焼きを焼いて会計も担当していた。ジャンボたこ焼き(200円)を食べる。大きなたこ焼きが6つも入って200円は相変わらず破格である。外はカリカリ、中はとろっとろなので、はふはふしながら食べているとぞくぞくと客が来たので一安心した。すぐに食べ終えて、新京極に戻り、またぶらぶらした。めぼしいお店はなかったので新京極を抜け出し、お気に入りの本屋さんが入っているBALへ向かう。

 

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数分歩いてBALに着くと、すぐに下に降りて、丸善を練り歩く。ああ、ここにどれほど来たかったことか。コロナ禍で、出版不況と言われている中、ここの本屋はたくさんの人で賑わっていて、それがとても嬉しかった。疲れていたので少しだけベンチに座って休憩し、めぼしい本がないかどうか本棚を物色する。少し前から欲しい欲しいと思っていた村上朝日堂の一作目が綺麗な状態で置いてあったのでそれをすかさず手にし、あとは池澤夏樹の本、それと遠藤周作の文章を抜粋した本を買った。ほくほくした心で、夕飯を食べにラーメン屋へ向かう。

 

購入した本

遠藤周作「人生には何ひとつ無駄なものはない」
村上春樹安西水丸「村上朝日堂」
池澤夏樹スティル・ライフ

 

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治安の悪い道をてくてく歩き、長浜ラーメンみよしに着く。席は空いていたが、まだ料理が片付けられていなかったので、「赤い鈴のところでお待ちください」とお姉さんに言われて、暫し待つ。数分後に案内され、(確かここのラーメンは普通盛りでも多かったんだっけ。でもお昼は大したものを食べていないから、大盛りでもいけるんじゃないか)と安易に考えてしまい、ラーメンの大盛り(700円+150円=850円)を頼む。すぐに出てきたそれを見て、(普通盛りで十分良かった...)と後悔する。でも食べ始めると美味しいので、あっという間に平らげてしまう。スープは相変わらず健康に悪そうだし、麺は豚骨にめっちゃ合う極細麺で、だからこそ食べ終えたあとは幸せでほくほくする。店を後にしたのが19時ちょっと過ぎ。この時間でもまだ真っ暗になっていないのは、すでに夏が近づいてきている証拠なのだろう。

 

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ほぼ1日動いていたので、ここで疲労がピークに達して、(早くホテルでゴロゴロしたい...)欲が強くなって、急いでバス停へ向かい、ぎゅうぎゅう詰めのバスに揺られながら京都駅へ。すっかり暗くなった京都駅に着くと、ロッカーにしまっていたカバンを取り出し、急いでホテルへ。予約していた時間に3分遅れて到着して、チェックインを済まして、自分の部屋に入って、すぐにお風呂に浸かる。曇ってはいたけれど、時折日が差していたので、外気にさらされていたぶぶんの肌が赤くなっていて、強めの水勢で日焼けしたぶぶんを冷やす。ちゃんと日焼け止めを塗ればよかった。30分ほど冷水で冷やし、シャワーで全身を綺麗にしてさっぱりして、パジャマを着る頃には21時前になっていた。

 

 

今日のことをたどたどしく思い返しながら、文章を書く。あっという間の1日だったけれど、振り返ってみると濃厚な1日で、京都に来て良かったと思ってる。本来であれば今日と明日は京都大作戦の2週目だったのだけれど、昨日、フェスが中止になったことが発表された。そりゃないだろ、なんで先週はできたのに今週はできないんだよ。京都を歩いていると京都大作戦のTシャツを着ている人をちらほら見かけ、彼らはどんな気持ちで京都観光をしているのだろうと思うとやるせない気持ちになった。そして主催者である10-FEETのTAKUMAがどんな気分で今日を過ごしているのか、それを想像するととても悲しくて辛い気持ちになった。なんでこんなことになってしまったんだろう。ライブからクラスターが出たなんて事例はないし、どのライブでも徹底して感染対策を行なっている。それはコロナ禍でもたくさんライブに参加している私だからより一層分かるし、でも外野から見たらライブは「危ない場所」としか捉えられないのだろう。どのライブでもいいので、一度見てもらったらどれほどまでにライブが安全な場所なのか分かると思う。歓声は禁止、モッシュやダイブも禁止、アルコールも提供していない、客と客の間はしっかり距離が保たれている、そんなしっかりとした感染対策を取られているイベントに対して、自分の勝手な想像を押し付けるなよ。2週間後に平然とオリンピックが開催される現実が現実のものとして受け止めきれていない。国の上層部の人間と、国民の意識があまりにも乖離していて、日々を生きていくのが本当にしんどい。テレビやネットでニュースを見ると腹立たしい気分になるので、最低限の情報収集しかしてない。それでもたまにくだらないニュースを見かけたら、なんでだらだらと同じことを繰り返しているの、それを我慢させられているのと腹立たしくなった。これ以上書くと旅行が楽しくなくなってしまうので、この辺にしておきます。来週に予定されているいくつかのライブが中止になってしまったら、心の大事なぶぶんが崩壊してしまいそうだよ。

 

 

27,152歩

2021年7月9日(金)

眠い寝たい寝てたい寝させてくれ。昨日も早く寝たのに。まだ遅いのか、もっと早く寝ろというのか。そんな無慈悲な、そんな悲しいことはないよ。なんで、私だけこんな仕打ちを受けないといけないんですか、ねえ...。なんてことをだらだら考えながら、起きないといけないので起きる。午後休じゃなくて、一日まるまる休みにすればよかった。そして昨日の夜のうちに帰ればよかったな。でも別に午前の仕事は楽だったので、別に良いんだけれど。別に構わないのだけれど。

 

 

朝そんなものだから、仕事に対するモチベーションはもちろん低い。もともと、今の仕事に対するモチベーションなんてあってないようなものだから、ただ目の前にある仕事をこなして、奥の方に転がっている「仕事の本質笑」みたいなものは触りたいとは思わない。時折コピーロボットが手に取ってチラチラ見せてくるけれど、そんなものは見ないふりをしてる。いつまで見ないふりが通じるだろうか。

 

 

来週から育休に入る後輩社員、朝会のときに立派なことを話してて、だからこそこんな早いうちに結婚して子どもを授かっているのだろう、とゴリゴリの偏見が浮かぶ。私の性格はここまでに捻くれるのかと自分のことが哀れに思えてくる。仕事をしてて、沸々と失恋のことを思い出してしまい、まだ私はこの恋に対して別れを告げることができていなかった。まだ元彼女のことを思い出して、今日はどんな風に過ごしているのだろうか、とか、私のことを少しは思い出したりするのだろうか、とか、そんなくだらないことを考えては気分が落ち込んだ。あとどれくらい時間が経てば、彼女のことを思い出さなくなるのだろうか。

 

 

仕事は午前で終わりで、あっという間に午前が終わった。上司に退勤する旨を伝えると、「ええっと、次に会えるのは......、来週の水曜日か。まっ、だからなんなんだということはないんだけれどね」と真顔で話しかけられると、どういう反応をとればいいのか分からなくなるので、私も真顔で「そうですね」と返し、すぐに会社をあとにした。会社を出る時、営業の人々が連れ立ってランチに繰り出していて、あそこから抜け出せて本当に良かったと旨を撫で下ろした。

 

 

まっすぐ家に帰り、高級ラーメンを食べ、シャワーを浴びてからすぐに家を出た。電車を乗り継いで東京駅に着き、新幹線のチケットに乗車時刻を打刻し、新幹線に乗る。

 

 

名古屋に着いて、実家に帰る。

 

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家でゴロゴロしてから、ライブに行く。

 

 

 

ライブの余韻に浸りながら夕飯を食べて、のんびりゴロゴロしてたら眠くなったので寝た。明日は朝早くから高速バスに乗って京都へ行く。

 

 

11,082歩

私の時間

今から当分は私の、私だけの時間。私のことしか考えない。私が楽しむことだけをする。不快なことは一切考えない。読書して、音楽聴いて、映画観て、散歩して、美味しいものを食べたり飲んだりして、眠くなったら寝る。起きたい時に起きる。それを飽きるまでする。当分は一人の時間を満喫する。誰も私の心の中には入ってこれない。一人でいい。一人がいい。今はただ、私のことだけを考える時間。

めっちゃ話したその行く末

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

2週間ほど前から熱心にLINEのやりとりをしてる美鈴さんと、2回目のお茶をしてきた。

 

 

今回は彼女の家の近くでお茶しましょう、ということで13時過ぎに横須賀で待ち合わせることにした。前日は夜遅くにLINEが返ってきたので、「仕事でくたくたになっていないといいんだけれど」と心配していたが、改札を出て彼女の姿を見たらそれは杞憂に終わった。元気そうに佇んでいる彼女に挨拶をして、お目当ての喫茶店へ。横須賀は私が新入社員の頃に一度行ったきりなので、横須賀というだけでテンションはすごく上がっていた。前回は自分が話しすぎてしまったので、今日はあまり話さないようにしよう、美鈴さんの話をとことん聞こうという心構えでいた。喫茶店に着くと何組か待っていたが、5分ほどすると席に案内された。飲み物と、二人でシェアするパンケーキを頼み、暫し話をする。今日のデートで手応えがあったら彼女に告白しようと思っていて、そのせいかところどころで話がつっかえる、それは私が必要以上に緊張しているせいだった。流暢に話していた彼女だが、私が少しでも緊張して真顔になると、彼女も真顔になってしまい、その空気に耐えられなくなった私は一旦告白のことは忘れ、今この瞬間の会話に集中することにした。1回目で既に話しやすかったのだが、2回目では旧知であるかのような間柄の雰囲気が漂っていて、それは私の勘違いなのかもしれないけれど、あまりにも会話がスムーズというか、阿吽の呼吸で話が進んでいくので、え、これ、一体なに?と不安になった。話がスムーズに進むのは私が前回以上に心を開いて話しているということもあるが、美鈴さんがテンポよく会話を進めてくれているおかげでもあった。そこで2時間近くお話してて、音楽の話、どういったきっかけでライブに行ったのかとか、飼っている兎の話、その兎とどのようなコミュニケーションを取っているのかとか、いろんな話をたくさんした。ずっと話していられる、これ一体何、でもずっと話し続けているのは途中でしんどくなるというか、私と美鈴さんは恋人ではないので、打ち解けているとはいえ緊張はしているし、遠慮もしているので、その辺の、普段は使わないような筋肉をバッキバキになるくらいに使い倒して、頭もフル回転で話し続けていたので、喫茶店を出る頃にはくったくたの体を外に追い出した。

 

 

私のなかでは一日に話せる言葉はとっくのとうに使い果たしていたが、今日の2つ目の目的地であるお寺へ行くので、もちろん会話は続く。ただ喫茶店のときのような、ずっと神経を研ぎ澄ましてするような感じの会話ではなく、ふっと思いついたことを口に出す、ほぼほぼ独り言のようなことをそっと美鈴さんに手渡して、うとうとしている美鈴さんがそれを大事そうに抱えているのをのんびり眺めていた。バスに揺られる10分、そんな会話をぽつりぽつりしながら、先ほどの会話の余韻に浸っているような、陽に照らされてのほほんとしているような、このあいまいな時間がずっと続けばいいのになと思っていた。

 

 

お寺はそこそこ人がいた。木に囲まれているからか、先程の茹だるような暑さはなくなり、時折どこかから吹いてくる風を浴びながら、一通り寺の中を散策した。3分ほどで散策は終わってしまい、お寺に置いてあったベンチに座り、ぼーっと森林を眺めながら美鈴さんと話す。先程の喫茶店では面と向かって話していたせいで多少の緊張を孕んでいたが、今回はお互いが同じ方向を向き、たまに相手の顔を見て話す感じだったので、あまり緊張はしなかった。単に美鈴さんと話すことに対して慣れが生まれていたからかもしれない。そこでも私たちは飽きることなく、いろんな話をいったりきたりしながらえんえんと話していた。なんでこんなにも次から次へと話したいことが産まれ出てくるのか分からないくらい、私の口の中では話したいことが待ち構えていて、でも美鈴さんも私と同じくらいの熱量で話していたので、だからこそいい塩梅に会話が続く、そしてお互いに満足のいく時間になっていたのかもしれない。薄々思っていたことを彼女に訊いてみると、それは的中していた。私たちは同い年で、血液型は違ったが、生まれ育った環境は結構似ていた。その類似性に奇妙さを感じつつ、謎の連帯感も生まれながら、えんえんと話し続けていたら「今日はそろそろ閉めますので」とお寺の方が来たので、私たちはとりあえず外に出た。

 

 

さてどうしましょう。バスに乗って横須賀駅に着いたら17時前ですね。お腹空いてます?そんなに空いていないです。でもせっかくだからどこかで軽く食べませんか?そうしましょう。どちらからともなくそういう会話が生まれて、美鈴さんが前々から行きたかったけれど行けていなかったお店へ行くことに。予約はしていなかったので、外の、日差しがもろに降りかかる席で軽い夕飯を食べる。ピザとサラダと、お互いにドリンクを頼み、そしてまたそこからえんえんと話し続ける。いつまでこれ、話し続けられるの。そもそも普通の人ってこんなにも話し続けられる体力が存在するの?と不思議に思うくらいに、美鈴さんは今日会った時と変わらぬ熱量で話をしていた。仲がだいぶ良くなっているとはいえ、まだ出会って2週間も経っていないので、彼女に遠慮するぶぶんは多く、私はだいぶ疲れていた。そして疲れてまともな思考が働かなくなったせいで、今日告白するという強迫観念が私をどんどんと追い詰めていった。次いつ会えるか分からない、他の人とも私と同じようにやり取りしてて、その人に美鈴さんを奪われるのは嫌だ、告白するなら今日しかない。しかし、薄々だけれど、告白したところで成功はしないんだろうなということは分かっていた。LINEでやり取りしてるとき、人と仲良くなるのにはとても時間がかかるタイプだと美鈴さんは言っていて、まだ2週間前に知り合って、LINEはそこそこしてるけれどまだ2回しか会っていないのから、恋愛感情なんて湧かないだろう。ここで告白するのは馬鹿げている、自分の満足のためだけに彼女に迷惑をかけるな。そう心のなかで訴えている自分が何人かいたのに、暑いことと、たくさん話したことでくったくたになった頭は、正常な判断をくだせなかった。

 

 

今から告白するんだ、と思うと急に緊張してきて、うっうっ、先程までテンポ良く会話ができていたのにきちんと相槌を打つことができなくなってしまい、告白ばかりが頭を支配して新しい話題を提供することもできなくなり、美鈴さんの顔を見ては顔が赤くなり、景色を見て緊張を和らげる、などをして、そのあまりの挙動不審さに、「どうかされました?」と美鈴さんが声をかけてくれたが、「いや、なんだかよく知らないんですけれど、急に緊張してきてしまって。なんででしょう」と訳の分からないことを口走っていた。夕方の端の方までいった頃合い、その時に告白のような、でもとても迂遠な表現なので、「この男は一体なにを話しているのだろう」ということを、つっかえつっかえ話していった。それは告白という形を成していない、一人の男の自己満足だった。そんなくだらない自己の吐露に対し、美鈴さんは、「まだ会ってそんな経っていないですし。徐々にお互いのことを知り合っていければいいなと思っています。焦ることはないですよ」と優しい言葉をかけてくださり、もうなんて素敵な人なんだろう、と泣き出しそうになった。

 

 

そこから、告白しないといけないという強迫観念から抜け出して、先程までの、テンポの良い会話に戻り、会話を楽しむ。告白紛いのことをしてしまったのでタガが外れてしまったのだろうか、素面ではとても聞けないようなこと、主に美鈴さんの恋愛に関すること、どんな人を好きになる傾向にあるのかとか、今までどんなお付き合いをされてきたのかとか、そういったことをえんえんと聞き、反対に私も聞かれたのでそれらをえんえんと話していた。そこで、美鈴さんは頭の良い人、自分では辿り着けないような考えを出来るような人に魅力を感じる、好きな人の前ではニコニコしてしまうのでとても分かりやすいねと友達に言われること、押しに弱いので、そこまで好きではないけれど付き合った過去もある、考えが濃い人が好きになる傾向にあるのかな、でもそういう人に限って顔が濃かったりする、考えの濃さと顔の濃さは相関するのだろうか、と途中からふざけたりもして、そんな深い部分の話をしてたので余計に私は頭がくらくらするというか、そういったことを誰かと話す機会がほとんどないので、それを誰かと話すことができている今がたまらなく楽しくて、もし美鈴さんと恋仲にならなくても、友達としていられたら楽しいんだろうな、社会人になって初めてできる友達が美鈴さんだったら素敵だろうな、とか考えていたら店員さんが近づいてきて、「ラストオーダーです」と告げた。辺りはだいぶ暗くなっていて、料理は食べ終えていたので、ちょっと会話をしてから店を出た。そういえばお会計なのだけれど、喫茶店では私がお手洗いに行っている間に美鈴さんがお会計を済ましてくれていて、今回の会計は割り勘になった。こういう金銭感覚の人と付き合いたい、奢られることに慣れてるような、言い方が悪いけれど金銭感覚が傲慢な女性とは今後お茶をしたくないなと思った。さっとお金を出してくれるような美鈴さんに対しては、奢ることは苦ではなく、むしろ奢りたいよ、奢らせてくれと思うような、そんな人間が私です。

 

 

たくさん話したので、駅までとぼとぼ歩くときはお互いほぼ無言で、でもそれは嫌な無言ではなく、仲が良い人同士の素敵な無言で、だから今日のこの瞬間が終わってお別れしても、彼女との関係が継続してくれたらいいのにな、と切に願っていた。電車は途中まで一緒で、途中の駅で彼女は降りた。くたくたがピークに達していたので、美鈴さんにお礼のLINEを送ることはすぐ出来ず、まずは今日のデートを思い返していた。たくさんの失敗を思い出して恥ずかしくなり不甲斐ない気持ちになったが、あそこでああいう対応が出来たのは良かったと思うぶぶんもあり、総合的には少しだけ満足のいくデートだったと思う。でもまだ私は美鈴さんから恋愛対象として見られていなくて、でもそれって今からどうこう足掻いて解決する問題なのだろうか、ここで恋愛感情が湧いていなかったら、これからだらだらと会っていても友達どまりなんじゃないか。と思ったが、普段人には話さない、でも話したいと思っていることを話せる人がこの世界にいるってのは素敵なことだよな、今ここで恋人がー、結婚がー、と喚き立てるのは幼稚というか、そもそも私は本当に結婚したいのかな?ということまで考え始めてしまったので、そっとイヤホンを耳に差し込んで、しばらくは無の状態で音楽を聴いていた。

 

 

別れてから30分ほどしてようやく体力が戻ってきたので、彼女にお礼のLINEをして、新宿でだらだらしてから家に帰り、まただらだらしてると彼女からLINEが返ってきた。「ゆっくり仲良くなっていきましょう」私が性急に関係を進めようとしたことを、やんわりと注意してくれる美鈴さんはやっぱり素敵な方で、だから美鈴さんとの仲はゆっくり深まっていけばいいなと思っている。次に会う約束はしていないけれど、きっと会えるような気がしている。大丈夫、もしこの関係が終わってしまったとしても、今日のことは一生忘れることはないと思う。でも当分は他の人との関係を進めるようなことはしないかな。単純に他人に対して捧げられるリソースを全て使い尽くしてしまい、今はただただ一人でのんびりと読書をしていたいと思う、そんな夜。

2021年7月8日(木)

昨日は24時ちょうどに寝て、ストレスもそんなになかったので充分な睡眠を取れたはずだったのに、6時ごろに起きて、(眠っ...)と再び寝て、すっと意識が戻ると周りが静かで、これは...と思いスマホで時間を確認したらあと数分で仕事が始まる時間だった。出勤だったら遅刻していたので、在宅勤務に感謝している。急いでパソコンをセッティングして、始業時間ギリギリにミーティングルームに入ると誰もいなくて、メールを確認してみると「今日のミーティングは中止」とのことだった。そして、来週以降も在宅勤務は継続しますと明記されていた。そうか、そうだよな。来週の月曜日から東京では再び緊急事態宣言が発令されるから、そりゃそうだよな。でも、もう緊急事態宣言なんて出して意味あるのかな?飲食店やライブハウスなどを苛めて、何か意味があるのかな。

 


今日も小降りだが雨が降っていて、そのせいか体がどんよりしていた。栄養ドリンクを飲んでみても元気になることはなく、それは栄養ドリンクを短期間に飲み過ぎてしまったせいかもれなかった。隣室の住人の音が全く気にならなくなってて、それはそんなことを気にしている心の余裕がなく、狭窄視野に陥っている可能性が大きかった。まだ婚活して自分に合った相手を見つけたいと思っているけれど、その思いも日に日に小さくなっていて、そこまで結婚したかったかな、とか、マッチングアプリに登録して手を探しているような女性は、所詮その程度の女性なんじゃないかな(ブーメラン)と思ってて、必死になってメッセージを送った末の電話で虚しい思いをするくらいなら、一人の時間を存分に味わったほうがはるかに有意義だった。

 


午前中はずっとだるかった。早く起きて、近所を散歩すればよかったかもしれない。でも傘を差してまで外に出たいと思わない。ああ、いつまで梅雨が続くんだろう、去年はこんなにも梅雨が長かったかな。去年のこの時期は何を考えていたのか、どんなことに悩んでいたのか、本当に記憶がなくて、去年の日記を見れば分かるのかもしれないけれど、まずまず暗い生活を送っていたことは容易に想像できるので、読み返すことはしない。今だって失恋や婚活のせいでそこそこ暗い生活を送っているが、ほぼ平常通りにライブに行けているので、去年よりは心の健康が保たれているはず。でも来週の月曜日に発令される緊急事態宣言のせいで予定しているライブが延期、もしくは中止になってしまう可能性があるので、気が気ではなかった。来週はclimbgrow、the pillowsTHE NOVEMBERSNUMBER GIRLのライブが控えていて、特にNUMBER GIRLのライブは一度中止になっているので、また中止になったら本当に恨むよ。何を恨めばいいのかはしらんけど。

 


午前の仕事が終わって、すぐに家をでた。雨が降っていたが、外に出て歩いていないと発狂してしまいそうなほどに心は煮詰まっていた。いつものように、駅の南のほうまで歩いて、そこから折り返して商店街をぶらぶら歩いた。ドラッグストアでボディーソープを買って、スーパーでスナック菓子を買って、家に着いたら昼休憩の30分が終わっていた。簡単に昼食を済まして、岸政彦, 柴崎友香の「大阪」を読む。ずっと読みたかった本で、この間図書館で借りてきて、昨日からちょこちょこ読んでいるけれど、本当に面白い文章で、ずっとこの人たちの文章を読んでいたい気分だった。

 

 

私は自分の親兄弟とも縁を切っていて、そして子どもも生まれなかったので、まるで真空から生まれてやがて真空に還っていくような人生なのだが、それでも夜中に論文を書き上げて、寝ている連れあいに一言声をかけ、近所のショットバーを飲み歩いたりするときには、地元も家族もない自分自身の自由が愛おしくなる。こういう人生も悪くないと思う。

岸政彦, 柴崎友香「大阪」p26,27より引用

 

 


昼休憩が終わり、午後の仕事が始まっても新しい仕事が舞い込んでくる気配がなかった。外ではまだ雨がぽつりぽつりと降っていて、このまま私はここで年老いていくのだろうか、ひとりぼっちのまま、悲しい思いを抱えたまま年老いていくのだろうかと思うと急に胸が苦しくなって、でも年老いた頃にはVRがより進化して、孤独を孤独と感じさせない仕組みができているかもしれない。そんな、実現性の低い未来に縋ってしまいたくなるほど、私の精神はすっかりへたっていて、ボタンをぽちっと押したら自分に合った女性と懇意になって、そのまま1カ月ほどで結婚出来ればいいのに、そんなシステムが出来たら日本の少子化は改善されるのではないか。どこかで読んだが、韓国の少子化は日本よりも深刻で、それは大学を出ていないと給料の多く出る会社に就職できない、いや大学を出ていてもそういう会社に就職することは難しく、就職活動でストレスを溜めた就活生が自死を選んでしまう社会は狂っていて、でも具体的な改善策を実行しないままなので、どんどん駄目になっていくだろう。私が韓国ドラマを観始めたのが中学生の時で、その時は「冬のソナタ」が流行っていた。その頃のドラマでも、いい会社に就職できなかった人がチキン屋の配達をして日銭を稼いでいる描写があった。最近のドラマをあまり見ていないから知らないが、事態はあの頃に比べて深刻化しているだろう。

 


こんなことを書きたかったわけじゃなくて、もう婚活とか考えたくないけれど、そろそろ結婚して子どもを設けた方がいい年になって来ているんじゃないかなと考えていた。LINEの友達を見ていると、何人かの友人が子どもの写真をアイコンにしていたり、旧姓○○としていたり、自分の人生の駒を着実に進めているのだな、と羨ましくなる。私は誰かとべったりしているよりも一人でのんびりしている方が気楽に感じる性格だが、ずっと一人だとちょっぴり寂しくなる性質も兼ね備えているようだ。一昨年の一年間、実家でだらだら生きていた時は結婚のことなんてさらさら考えなかったし、婚活なんて一切していなかった。私を結婚にせっつかせるのは寂しさだから、いっそのこと犬や猫を飼って、彼らと戯れることにより全力で孤独から逃れる手段もある、というのはぼんやりと考えていた。LINEの友達を下にスクロールしていくと、大学生の時にアルバイト先が一緒だった女の子を見つけ、そういえばこの子もほぼ同時期に東京に出て来たんだよな、ということをほんのり思い出して、鼻がつんとした。私が東京に来て2年目だっただろうか、彼女も私と同じ最寄り駅に住んでいて、連絡はアルバイトを卒業してから一切取っていないのだけれど、朝の通勤の時に一度だけ彼女が歩いている姿を見かけた。その頃はマスクを着けるのが常識な時代ではなかったので、マスクを着けていない彼女が私とは反対の方向に歩いていて、「ああ、彼女もここで暮らしているんだ」という感想だけをぼんやり抱き、そのあとは思い出すことはなかった。話は今に戻るが、LINEでその子のアイコンを見てて、「可愛いな」と思った。マッチングアプリのやり過ぎで、私の眼がバグっていることもあるかもしれないが、一緒にアルバイトをしているときから彼女のことを「可愛い」と思っていて、それに加えて明るい性格だったり、他人のことをきちんと考えられるところは良いなと思っていた。その頃は前の前の彼女と付き合っていたので、彼女と懇意になるなんてことは微塵も考えていなかったが、もし今出会うチャンスがあって、まだ大学の時と性質が変化していなかったら、接積極的にアプローチしたいな、と思った。それは最近の私の頭がバグっているから出てきた発想で、少し落ち着いたら、「いやいやいやいや」となるのかもしれないけれど、かるーい感じで「久しぶり。今も東京に住んでいるいるんだっけ?」とメッセージを取ってみるのもいいかもしれない。それが無視されたら無視されたで別にいいし、それに対して反応があればあったで嬉しいので、メッセージを送ることは私にとってはマイナスな行動ではないだろう。とまで考えてしまうのはやっぱり私の頭が順調にバグっているせいで、当分は婚活から離れた方がいいような気がしてきたぞ。

 


こんなことをぼんやり考えながら、目の前の仕事が着実にこなしていって、そうしたらあっという間に定時になったのでパソコンの電源を消して、音楽をかけ、シャワーを浴び、缶ビールを開けて軽く飲みつつ鍋を作り、お腹いっぱいになるまで鍋を食べ、ちびちびビールを飲んで気分が良くなって、再び「大阪」を読んで幸せな気分になった。20時からの、マッチングアプリの人との電話が億劫に感じられたが、あと5分で20時になってしまうので、約束を反故にする選択肢はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3,861歩

ドミコ「猿犬蛙馬周遊Tour」@渋谷TSUTAYA O-EAST(2021.7.21)感想

なんでもっと前から彼らの音楽をしっかり聴いて、ライブに足を運ばなかったのだろうという後悔と、今彼らを知れたこと、これから彼らの音楽を存分に味わえることの喜びの二つが頭の中でごちゃごちゃしてて、でももっと強いのは、今日のライブの凄まじさ、圧倒的な音楽体験で余韻が凄まじくて、ライブが終わって家に帰っても先程のライブが頭から離れなくて、この余韻だけで1ヶ月は音楽を聴かなくてもやっていけるのではないか、という驕り。驕りではない、ここまで余韻が凄くて、そっと目を瞑ると先程のライブの中にいて、ギターとドラムの音に包まれている私がいて、ただそこには幸せな空間が広がっている。

 

 

こんな状況なのにいっさいMCをしないところ、ただただ愚直に音楽を掻き鳴らすところ、客を一切煽らないところ、照明がもう本当にかっこいいところ、歌声さえも楽器なのではないかと思うほど素敵な響きを伴っていること、もっともっと最高なことはあって、それはいちいち書かなくても彼らのライブを観れば分かること。次元が3つくらい違うんじゃないか。

 

 

ずっと頭がおかしくなりそう。ギターの一音一音、ドラムの一音一音、歌声の一つひとつの響きに頭がおかしくなる。違法音楽だろ、これ。音のどこかに中毒性のなにかを潜ませて、この音楽を聴いた人間はまともな思考が出来なくさせる感じの、それ。なにこれ、こんな音楽がこの世界に存在していいのという驚きと、安心。ずっと聴いてたい。そして現実からそっと存在を消したい。

 

 

対バンとフェスで2回観てたのでドミコの凄まじさはある程度は把握していたはずなのに、ワンマンライブで1時間半も彼らの音楽だけを浴びてると頭おかしくなるな。相変わらず原曲をボッコボコにして、原型を留めていないようなアレンジで演奏される曲、延々と続くギターとドラムの絡み、そんなの音源にはなかったじゃん、でもそのライブでしか味わうことのできない、再現性が可能なのかどうは分からない、たぶん今日のアレンジを完璧に覚えることは出来ないしそんなことはしなくていい、目の前で演奏されている最高のそれをただただ享受して、好きなように体を動かしていればいいだけ。最高だろ、これ。

 

 

このセットリストがふつうなのかなんなのか知らんけれど、「Nice Body?」の曲が他のアルバムに比べて頭ひとつ飛び抜けて大好きなので、次の次のツアーでは是非とも演奏してほしい。そもそもどの曲が彼らのライブでの鉄板曲なのかは知らない。ただ、「ペーパーロールスター」は彼らの代表曲で、本編の最後を飾る確率が高そうだなというのは分かった。

 

 

今回のライブでの「Voo Doo?」率の高さがたまらない。初めて買ったドミコのCDが「Voo Doo?」なので、ちょっぴり嬉しい。そもそも最新作であるこの曲は中毒性の高い曲が多くて、今日は1曲目のイントロである「おばけ」も演奏されたので、実質「Voo Doo?」のリリースツアーみたいなところはある。ああ、そんなことを考えると、なんでもっと前から彼らの音楽を(以下略。

 

 

本編が終了し、両側に設置してあるスクリーンに映し出された新譜発売の発表。そしてそれに伴うリリースツアーの発表。いよいよコーストに立つのですね。オーイースト埋まるかなと思ってましたが、みっちり入ってました。これからどんどん大きくなっていって、簡単にライブのチケットが取れなくなってしまうのだろうか。まだ存在が身近に感じられる今のうちに、たくさんライブに足を運ぼう。新譜を出す、そのツアーをするというのに、アンコールで出てきた二人はそのことに簡単に触れるだけで、「あと2曲やって終わります。ありがとう」とあっけない感じがかっこいい、本気でカッコいいロックバンドは余計なことは話さないことを思い知る。

 

 

多分今年観た中で一番のライブで、そのライブの上書きするのが12月のコーストになるのだろうな。ライブの間、カッコ良すぎて、何が起こっているのか分からなくて、ずっと震えてて、体を揺らすことでその震えを誤魔化すなんてことを今までしたことなくて、ドミコ、この人たち、本当にカッコよくて、でもそのカッコ良さは音源では全然伝わらない、音源でも十分にカッコ良いのだけれど、ライブが異常すぎる。海外でも十分に通用する、海外で人気出ても、「そりゃそうだろ」と納得するくらい、圧倒的なライブをするバンド、それがドミコなのです。

 

 

2021年に出会った最高のロックバンド、ドミコで決定でーす。

 

 

<セットリスト>

01.裸の王様
02.びりびりしびれる
03.まどろまない
04.噛むほど苦い
-------------------------------------
05.マイララバイ
06.なんていうか
07.ロースト・ビーチ・ベイベー
08.くじらの巣
09.WHAT'S UP SUMMER
-------------------------------------
10.問題発生です
11.おばけ
12.化けよ
13.猿犬蛙馬
14.ペーパーロールスター
EN
15.深海旅行にて
16.こんなのおかしくない?

 

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2021年7月7日(水)

朝起きると、(うっ、体だる。そして頭いたっ)という感想が浮かび、一日を始めるのが億劫になった。いったいいつになったら梅雨が明けるんだよ、梅雨のない世界で暮らしたい。テレビでは精子バンクのことを取り上げていて、(「夏物語」...)と懐かしくなった。最近はまたたくさんの本を買っていて、小説とかエッセイとかいろいろで、でも失恋や婚活で頭がぐちゃぐちゃになっていて、なかなか本を開く気力にならなくて。でも、昨日、ピロウズのライブを観て、(自分の居心地のいい空間で生きよう)と思えて、婚活という、好きでもなんでもないただの女性に対して意味不明な好意を贈る行為がやけに滑稽に思えて、その夜から女性に送るメッセージは簡素で、雑なものになった。今まではきちんとした長文を送っていたが、そんなものをきちんと読んでくれる女性はおそらくいないので、長文で丁寧、そして最後に質問を混ぜたメッセージはやめて、相手のメッセージを見て数秒で思い浮かんだことを20秒で書いて、見直さないですっと送ることにした。それで返事が無かったらそれでいいや。今の私は恋人が欲しいといった「病み」フェーズから脱し、一人でぬくぬく、好きなことだけをしていたい感じが強くなっていた。(あの人は私と仲良くしてくれるだろうか...?)といった人間関係に関する悩みに対する耐性を私は持ち合わせていなくて、それは人間関係をサボってきたツケと言っても過言ではなかった。1カ月の有料会員期間が終了したら、今年は婚活は終了しよう。来年になって、コロナが落ち着いて、人と話すことに抵抗感がなくなったらまた始めればいいし、(一人めっちゃ快適~)だったらもうおひとり様でいいじゃないかな、と思っている。結婚している地元の友達がどんなふうに暮らしているのか、子育てに追われて自分の時間がないのか、でも今苦労しているからのちのち一人で孤独を感じることはなくなるのか。それは実際に結婚してみないと分からない。でも、前の前の彼女と2年間同棲して思ったのは、家族以外の人間と一緒に暮らすのがこれほどまでにしんどいのかということ。前の前の彼女が依存体質であったこと、部屋がひとつしかなかったことを差し引いても、血のつながっていない人間と暮らすのはなかなかにハードだった。もうこんな窮屈な思いをしたくなくて、2018年の3月に前の前の彼女との同居を解消したはずなのに、時間が経つとその苦しみを忘れてしまうものですね。時間は残酷だ......。朝からしょうもないことを考えていないで、さっさと会社に行かないと。 

 

 

会社では今日も存在感の薄い人間として振る舞う。必要最低限のことしか話さないし、必要最低限以外のことは何も聞きたくない、不必要なことは私に話さないでくれないか。それでも生じるコミュニケーション、私はまだまだ知らないことが多すぎる。先輩に相談しても、それが3分を超えると自動的に上司がやってきて、「密だろ、密だろ」と言ってくる。こうしてマスク越しからも吐息を感じるほどの声量でこんなに近づいてくる方がよっぽど危ないんじゃないんでしょーか。

 

 

上司との面談。「ざっくばらんに話そう」と言われるが、ここで下手なことを言って地方に左遷されたらたまったものじゃない。「所属している部署のいいとこ、悪いとこを教えてもらえるかな?」優しい口調だけれど、目が完全に笑ってなくて、緊張を悟られまいと必死になって口を動かす。でも本音は言えない、言ったら地方に...(以下略)。30分も話す。その上司は3年前、私が精神の調子を崩して休職した時に話を聞いてくれた人で、だから名古屋から戻ってきて今どんな感じなのかをとても気にしてくれていた。「高圧的な、人格を侵害するような人がいないし、淡々と作業をするだけなので、精神的にはだいぶ楽ですね」「それはよかった。...もうちょっと負担がかかっても、大丈夫かな?」ここで「ノー」と言う選択肢はなかった。でも完全に肯定するのは怖かったので、「徐々にであれば大丈夫だと思います」と適当なことを言う。そして「今、勉強してるんだっけ?」と問われ、勉強なんて一切してないのにぺらぺらと口から嘘が出る。それを真にしないといけないので、週末の旅行から帰ってきたらすぐに勉強する。テキストって、どこに行ったっけ......?

 

 

取り立てて忙しくないので、定時に帰る。家に帰って、鍋を作って自分を励ます。

 

 

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オリンピック、あと少しで開催されるという事実が信じられない。早く東京から逃げ出したいのに、逃げられないというのは思い込みで、本当に逃げたいと思っているならとっくの昔に逃げているよ。眠たすぎて、今日も24時をちょっと過ぎてからすぐに寝る。一瞬で眠りが深くなって、安心する。

 

 

3,508歩