眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

共有の仕事における責任の所在

定時後、コピーロボットと199くんがおずおずと近づいて来て、「ちょっといい?」と時間を奪われた。共有の仕事における作業量の塩梅がおかしい、つまりはお前はサボっているのではないか、ということを迂遠に訴えてきた。こういうことを伝える時、どうしてコピーロボットは赤ら顔になるのだろうか。正直、サボっているぶぶんはあった。大半のことは取り掛かっているが、(面倒だな...)と判断したものとは距離を取っていた。それを処理することが多くなった199くんは、自分だけ面倒なことを「させられている」と思い込み、それを直接、私に言わないで、コピーロボットを通して伝えてきたのだ。別にコピーロボットを介さなくて、直接伝えてくれればいいのに。「私はちゃんと仕事をしているんですよ」とコピーロボットに認知しておいてほしかったのだろう。だるいなあ...、と思いながら、「もしそういうことになっていたのなら、次回からは気をつけます」と耳障りのいいことを言って、こんなしょうもないことで残業をするのをなんとしてでも食い止めようとした。

 

 

私が楽をしていたぶぶんはある。でも、199くんが今のチームに配属された時、「基礎のぶぶんをしっかりと固めるために、あまり処理はしないでほしい」とコピーロボットは確かに言っていた。既に基礎のぶぶんは固まっている、普通に仕事を回せるのだとは知らされていないので、そのことをきちんと周知しなかったそちら側にも非があるのではないか?コピーロボットには仕事の習熟度を逐一報告していたかもしれないが、それは勿論私には届いていない。ただ、「お前は仕事をしっかりしろ」と暗に伝えられただけの、無為な時間だった。

 

 

ほんともうしょうもなさすぎるし、199くんもコピーロボットと同じ側だったんだ...、と虚しさが込み上げてくる。所詮はこの部署に配属された人間ということだろうか、残念だけれど。明日からは199くんが処理する前に全てを終わらせるほどの勢いで仕事をするし、ああ、一度は溜飲がおさまっていたのに、こうして文字に起こしてみるとほんとうにしょうもな。あほくさ。こんなことで精神を摩耗したくないので、あと少しで始まるライブに集中しないとね。

2022年1月4日(火)

朝、起きられるかどうかは賭けだった。もし10時過ぎに目覚めたとしても、「まあ、仕方がないな」と思えるくらい、昨日は夜遅くまで眠れなかった。何度か浅く目覚め、7時に設定したアラームで目覚める。今日から2022年の仕事が始まる。今年も同じ部署で働き続けるのか、そもそもこの会社に居続けるべきなのか。もしこの会社に居続けるとして、今までと同じようなメンタルで仕事に取り組めるのか。

 

 

まだ休みの人が多いのか、行きの通勤電車は空いていた。年始の挨拶のため、いつもより20分早く出社。大体の社員は出社していた。上の位の人から順々に年始挨拶をする。「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」という定型句を何度も唱えていると、まるでロボットになったかような錯覚を覚える。チームの一番のボスにもそれを唱えると、先ほどまでの「あぁ、よろしく」という定型句ではなく、「年末年始は地元に帰ったの?」という不意打ちを食らう。「えぇっと、いえ、ずっと東京にいました」寝不足で思考が鈍っているのと、最近人と話していなかったので、言葉を発する器官が衰えていて、まともな反応が出来なかった。「そうかね」と思慮深そうに私の言葉を噛み締めているようだった。隣のチームのベテランさんに挨拶すると、挨拶をする前からウェルカムな雰囲気が漂っていて、いざ挨拶すると、「こちらこそ、よろしくお願いします」と丁寧に、きちんと目を見て返してくれたので、こういう瞬間に自分が世界に存在していることを認識する。一通り挨拶を終え、つい最近こちらのチームに異動になった女性にも挨拶すると、こちらもすごく丁寧に返していただき(そうだ忘れてたね、とずっこけた仕草を見せてくれた)、なんだか朝からふにゃふにゃした気分になった。コピーロボットに挨拶すると、もちろん定型句が、もごもごと聞こえてきた。おジイさんは周りを練り歩き、遭遇した人にすごく腰を低くして挨拶をしていた。後輩では南アルプスだけが挨拶をしてくれて、のんひょも199くんも何もなかった。そういうことなのだろう。

 

 

年始の挨拶を聞き、眠たさを噛み殺しながら外出。あまりにも眠気が酷いので、歩いている途中、身体が地面にめり込むのではないかという錯覚に陥った。今日も晴れていてよかった。コートを着て外を歩いていたが、それでも終始寒さを感じられたので、ジャケット1枚だけという選択肢を選ばなくて正解だった。

 

 

いくつかのスポットをきちんと踏破して、昼前にいつものつけ麺屋へ。値段が上がっていた。つけ麺920円→950円に微妙に値上がりしていた。今日は微妙な味の日だった。3回連続で、席の下の方から携帯が振動したときに、奇妙な音、振動が伝わって来て、もしかしたらここに来るのは今日で最後になるかもしれないとぼんやり考えていた。

 

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まだ昼休憩の時間だったので、近くの喫茶店で珈琲を頼み、それをちびちびやりながら、ただひたすら目を瞑っていた。このまま眠りに落ちて、起きたら自宅の布団にいられれば最高なんだけれど。昼休みが終わりそうだったので、慌てて珈琲を飲み干して、再び散歩を始める。

 

 

年始挨拶で得意先を訪問している黒服の男たちは今年もそこらじゅうを練り歩いていた。いつまで、そんな無駄な因習を続けるのだろうか。誰かが「せーの」と言って足並みを揃えない限り、時間だけを無為に奪い続けるくだらない因習は消え去らないだろう。名古屋の営業の若手は、今日は偉い人を乗せて、車を運転しているのだろうなと思うと、散歩だけしている今の自分がどれだけ気楽な身分にいるのかということを思い知る。

 

 

普段より早足になっていたので、いつもよりちょっと早めに会社に着く。せせこましい空間にたくさんの人がいるはずなのに、耳が痛くなるくらいに静かだった。久しぶりの運動ですっかりくたびれた、そしてまだ眠気が抜けきっていない身体で事務作業を進める。去年、散々せかしていた書類はまだ届いていなかった。そもそも、それを希求する作業を担当者が放棄していた。呆れを通り越して、そういう人間でも仕事をしているという事実と、年次が下だから舐められているのだろうなという事実が絡み合って、ちょっと文句を言いたくなってしまいそうだったが、眠たさがそれをどうにか抑えてくれた。せっせと199くんは月初の処理を行っていた。

 

 

眠たさはいつまで経っても収まる気配がなく、そのおかげであっという間に定時にたどり着いた。研修生は急げ急げとばかりに退社し、私もそろそろ帰りますかと思って周りを見渡していたら、キャビネットから今日処理されたばかりの書類を持って自席に戻ろうとしているコピーロボットを見つけてしまった。ああ、今日もやるのか。というか、毎日やるのか。ちゃんと考えたら、毎日書類整理をすることは非効率的なのに、彼は毎日する、ということだけしか見えていなくて、毎日することによって生じる無駄な残業のことを鑑みていなかった。喜々として残業をするコピーロボットは、申し訳ないけれど、会社に飼い慣らされている狗という表現がしっくりきた。まだ年端のいかない子どもの面倒を見ないといけないはずなのに、コピーロボットが勝手に書類整理を始めてしまったばかりに、それを手伝うという形で199も書類整理を始めた。年初めの仕事なので、大半の人は帰っていた。のんひょも既に退社し、南アルプスはせっせと引き継いだ業務をこなしていた。おジイさんは書類と戯れていた。私は残業なんてせず、さっさと家に帰りたかった。でもここで帰ったら、あとでコピーロボットに何を言われるか分かったものではなかった。仕方なしに書類整理に加わり、結局1時間半も残業してしまって、虚しい気分を引きずりながら、でも日常が始まった安心をひしと感じていた。

 

 

途中、本屋で欲しかったサイン本を見つけて、2022年初めての書籍購入を遂げた。果たして、今年はどれだけの本を買ってしまうことやら。

 

 

<購入した本>

古川日出男平家物語 犬王の巻」(サイン本)

 

 

スーパーで食材を買ってたりしていたら、家にたどり着いたのが20時過ぎ。ほぼ何も考えないでキムチ鍋を作って食べて(豚バラ美味しすぎる...)、そうこうして1日が終わる。

 

朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:つけ麺(外食)
晩飯:キムチ鍋

 

76.8kg
23.1%

 

歩数:14,936歩

どういった理屈で調子が良くなるのかを解明したい

年が明けてからずっと体調が悪かった。特に、精神的に弱弱で、このままだと心臓が破裂してしまうのではないかと、日々ハラハラしていた。土日も休まる瞬間はなくて、これはもう終わりが近いのではないかと、腹をくくらなければならないのではないか、と意気消沈していた。今日も朝から調子は良くなくて、ああ、この調子で1週間やり過ごせるだろうかと冷や冷やしていた。が、ひとつのことに集中して取り組んでいたら、周りに存在している些末なことがどうでもよくなり、心が安定していくのをじんわりと感じた。そこから、冷静な心で周りを見渡して、現状がどのようなものなのかを客観的に判断して、今、どのようなことをすることがベストなのかを考えられるようになった。

 

 

会社を出て、新宿を歩き回っているとき、つい最近までは、知らない人がたくさん歩いている、それが怖くて怖くて仕方がなかったのだが、そんな恐怖を感じることはなく、ずんずんと、自分の好きな方向へ歩き回ることが出来た。

 

 

家に帰って、弛緩した心身でのんびりと時間がゆるりと流れていくのを感じている。焦っていたのか。30歳なのに何もできない、結婚もしていない、それどころかパートナーすらいない現状を歯がゆく思っていたのか。それとも寒さで自律神経がいかれていたのか。どうしてここまで精神がやられたのか、そしてそれが少しずつ回復しているのかはよくわからんが、要するに、悩んでも仕方がないことは悩みすぎないで、楽しいことをぼんやりと思い浮かべて、睡眠をしっかりと取ることが大切なのでしょう。

2022年1月3日(月)

年末年始休暇6日目。今日で年末年始休暇が終わってしまうことがまだ信じられない、あまりにも呆気ない幕切れである。

 

 

12時半起床。

 

 

橘玲「無理ゲー社会」を読む。読み終わる。

 

 

 

夕飯はキムチ鍋。

 

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www3.nhk.or.jp

 

 

酒井隆史「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」を読む。

 

 

ジョー・ミラー「mRNAワクチンの衝撃  コロナ制圧と医療の未来」を読む。

 

朝飯:なし
昼飯:豆乳鍋
晩飯:キムチ鍋

 

77.2kg
22.8%

 

歩数:3,783歩

考えなくてもいいことを考える代償

全てが虚しく思える朝。なんで生きてるの?と考えなくてもいいことを考えた代償としての新しい一日はあまりにも眩しくて、前に進むのも後ろに下がるのもままならない。じっとしててもいいのだろうかと迷う。自分が立っている場所がいかにぐらぐらとした場所であったのかを思い知らされる。いつまでもずっと同じままではいられないし、かといって変化したいとは今は思えない。震えてる。

2022年1月1日(土)

年末年始休暇4日目。そして2022年最初の日。

 

 

9時起床。まだ眠たさは残っているが、二度寝してもどうせ後悔してしまうだろうから、1階に降りて生活を始める。そこそこお腹が空いていたのでフルーツグラノーラを食べて、テレビをつけると、お正月番組が喧しく鳴り響いた。暖房をつけてても寒さを感じるほど、東京は今日も寒いので、出来れば家から一歩も出たくない。どこのチャンネルでもお正月らしさを彷彿とさせる番組演出で、自分の家の、日常の延長線との対比にくらくらする。実家ではおせちが出てたら、雑煮を食べたりしているのだろうか。どうせ帰省しても、すぐに帰らないといけないので、今回は帰省を断念した。今年の年末はどうするかはまだ分からないが、帰らなさそうな気がしている。

 

 

一段落つくと、ネットで各々の初売り情報を眺める。某家電量販店では、福袋を買うために元日の深夜から行列が出来ていたそうだ。寒さの中、それも年初めのゆっくりしていたいときに、よくもまあそんなことが出来るよな、待っている時間を換算したらそこまで安くないんじゃないかと思うし、でもそこまでして手に入れたものなら喜びも一入なのだろうか。子どものときから行列に並ぶのは好きではなかったが、社会人になって、自分の時間が限りあるものだということを強く認識するようになってからは、並ばなくてもいいのなら並びたくないし、並んでまで欲しいものというものがそこまでなくなった。今年は出来る限り行列に並ばない一年であってほしい。

 

 

ネットをだらだら見たり、録画しておいた番組を見ていたらあっという間に時間が過ぎ去ってしまい、13時くらいにお腹が空いたので、昨日の夜に買ったお寿司を食べる。よく見たら消費期限が今日の深夜であったが、たぶん大丈夫だろう。去年11月の、北海道でのお寿司と比較してしまう癖がついてしまい、正面からお寿司を楽しめなくなったので、近いうちにまた北海道へ行きたい気持ちが高まっている。今はとてつもなく寒いだろうから、行くことはないだろうが。

 

 

お昼ご飯を終えて、その後もネットを見たりテレビを見たりしていると、どんどんダメ人間になってしまうのではないかという強迫観念が襲ってくる。もしこのような生活があと10日間ほど続いたら頭がおかしくなっている可能性は高いが、休みは今日を含めてあと3日しかないので、お正月気分が板につきそうなタイミングで仕事が日常に入り込み、気付いたら正月なんて遠い昔の話になってしまうだろう。

 

 

はてなブログを漁っていたら、飲用てれびさんの一年を振り返る記事を見つけて、しばし読み耽る。

 

inyou.hatenablog.com

 

いつまでもぬくぬくとした家の中にいるとぼけっとした感じが抜けそうになかったので、参拝をしに近所の神社へ向かった。着いてみると、50人以上の人が列をなしていて、新年早々から行列に並ぶという苦行をしないといけないのか、と項垂れた。別に今日じゃなくてもいい、来週の土曜日とかでもいいのに、私が思いついたのは安直にも参拝で、でもせっかくここまで来たのだから、と寒い中、自分の番が来るまで40分ほど待ち続けた。皆、本当に暇なのだろう(私を含めて)。行列の前は家族連れで、いかにも「家族」といった感じの話をしていた。子どもはおそらく高校生で、お小遣いを貰ったら友達と原宿でパフェを食べるのだと意気込んでいた。後ろの小さな子ども連れの夫婦からは、時折子どもの声が聞こえてくるだけだった。行列の途中、たき火をしている箇所があり、風が吹いてて、燃えた粉末が服にかかり、家に帰っても何かが燃えた臭いが抜けることはなかった。ようやく自分の順番が来て、儀式を済まし、そそくさと家に帰る。

 

 

帰宅すると17時を過ぎて、服についた臭いが気になって気になって仕方がないので、すぐにシャワーを浴びた。ごしごし洗ったが、風呂場を出てもうっすらと体に臭いが残っていた。お腹はまだ空いていなかったので、ここ最近の、書けていなかった日記などをだらだらと書いていた。

 

toya.hatenablog.com

 

朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:寿司
晩飯:豆腐、納豆

 

77.6kg
22.9%

2021年12月31日(金)

年末年始休暇3日目。そして2021年最後の日。

 

 

目が覚めたのが15時。

 

 

 

 

 

 

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朝飯:なし
昼飯:フルーツグラノーラ
晩飯:寿司、蕎麦

 

76.9kg
22.4%

 

歩数:6,410歩

書類整理の不満について

帰り際、「書類整理について、現状、どのように考えているのか?」と上司に唐突に問われたので、「順調です」と答えると、「コピーロボットは芳しくないと答えていたんだがね。なんで認識が相違するんだろう」とぼやいていた。あまりにもキツくし過ぎているから、うまくいっていないと思っているんだろう。毎日、書類整理をしなくても運用に滞りはない。毎日、書類整理をすることによって他の業務が圧迫されてしまう、ということを考えないのだろうか。書類整理に精を出すことによって損なわれてしまうものがある、ということから目を逸らすのはなんでですかー?

 

 

毎日、書類整理をするのは「非効率的」であることを説明してもいいけれど、上司は聞く耳を持たないだろうな。自分の考えが絶対、部下の考えは正しくないと思っている節があるからこういう横暴なことを相談もなく仕掛けて来て、無理矢理縛り付けているんだよ。コピーロボットが時折、上司に呼び出されて書類整理の進捗について聞かれているが、あんな高圧的に聞く必要はないし、そこまで書類整理に執着するのならば自ら全てすればいいのに。

 

 

それこそ退屈そうにパソコン画面を眺めている時間があるのならば、その時間を書類整理に充てればいいのではないでしょうか。と思った次第です。本当にくだらねえ。

心に沈殿している思いを文章にすることで、心が軽くなる

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

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3日連続で文章を書いたことで、文章を書くことに対するハードルが低くなった。去年末からどうにも心の調子が良くなくて、文章を書くことはおろか、今まで普通にこなしていたことすらもままならなくなり、このままでは生活が破綻してしまうと危惧していた。どうすればこのしんどい状況から抜け出せるのだろうか、ということすら考える余裕がないほどに、何かしらに追い詰められていた。

 

 

新しい年を迎えても状況が変わることはなく、このまま朽ち果ててしまうのではないかという恐怖が芽生えた。悩みを相談できるような相手もいなくて、本を読んでも気晴らしが出来なくて、もうこれは......、と思い詰めていた。そんな時、私をそっと支え、掬ってくれたのが音楽だった、ような気がする。気づいた時にはしんどさの極みから抜け出せていたので、音楽が私を掬ってくれたのかどうかは定かではない。去年の12月から、今月の10日までの記憶がほとんど残っていないのだ。

 

 

生活に余裕が生まれ、久しぶりに文章を書くようになって、心の底にこびりついていた思い、特に忌まわしき感情を外部に吐き出すことで、自分が置かれている状況を俯瞰的に観察できるとともに、今まで抱えていた悩みを心の中だけで抱えている必要がなくなり、問題は解決してはいないのだけれど、とりあえずまあいっか、と思えるようになったのは大きかった。

 

 

人間、弱くなっている時にはどんな些細なものでも縋りたくなるように出来ているようで、くだらない物事に熱中していた。それがどれだけ私の人生を損なってしまうのかを知っていながら、それを続けることをやめられなかった。自分の身体を傷つけるのは痛いのに、それで自分が世界に「ある」ということを実感出来るような、倒錯した行動でなんとか生にしがみついていた。

 

 

そんなことをしなくても生きていられるし、なんなら別に無理して生きていなくてもいいのだけれど、とりあえずは正気に戻れた(ような気がしている)ので、当分はへんてこりんなものに惑わされることなく、自分の信じた道をしっかりと踏みしめながら進めるだろう。迷ってもいい。最後にまた戻って来れればいい。

2021年12月30日(木)

年末年始休暇2日目。昨夜、寝ることが出来たのは26時過ぎだったので、今日も11時頃まで寝てしまうだろうかと思っていたら、想像よりも早く起きてしまった。朝7時。エアコンの稼働音がやけに耳にこびりつく。起きたのはいいが、眠たさが身体全体を覆っていて、何故早く起きてしまったのかよく分からなかった。一秒でも早く文章の続きを書きたかったのだろうか。

 

 

ぼーっとした頭で1階に降り、特に何をするでもなくぼーっとしていたらあっという間に1時間が過ぎていた。眠てえ。もう一度寝てしまおうか。でも昨日みたいに夜遅くまで寝られないと嫌なので、眠たいけれど起きている事にする。

 

 

朝ご飯にフルーツグラノーラを食べるとそれで満足してしまって、再びロフトに昇って、とりとめもないことをしているだけ。本を読むような気力は残っていなくて、ただ、ぼんやりと考え事をしている。こういう時に考えることはどうしても後ろ向きのことが多いので、さっさと外に出て体を動かせばいいのだけれど、眠たさが体を縛っていた。このままこうしていても何も起きない、ただ時間だけが無為に過ぎ去っていくということを思えたので、昨日読みかけていた橘玲「上級国民/下級国民」を読む。こんなにも気分が暗くなるような本を年の瀬に読むべきじゃないよな。もう少し、気分が明るくなるような、他人に対して優しさを押し付けたくなるような物語を読んだ方がいいのにと思う。そして眠たさがピークに達して、それ以上読み進めても内容を理解することが困難になってきたので、眼鏡を外して、布団の上で横たわる。そっと目を瞑り、ぼーっとする。気付くと意識が飛んでいて、あっという間に時間が過ぎてしまっている。

 

 

12時過ぎ。まだ焦るような時間帯ではない。そもそも焦る時間帯など存在はしない。今日も何の予定もないので、いつまでだって寝てていいのだ。しかし、眠りこけると昨日のように、夜になっても寝つけずに苦しむだけなので、起きたらそのまま起きた状態をキープする。ほんの少しだけ寝てただけなのに、体はだいぶ軽くなっていた。お腹は空いているような、空いていないような感じだった。エアコンの稼働音だけが、部屋の中を満たしていた。

 

 

14時過ぎになり、少しだけお腹が空いて、そういえば豆腐を半丁残したままだったことに気付いて、あまり乗り気ではなかったがオートミール雑炊を食べる事にした。ニンニクの鍋の素を入れたそれはまずまずの出来だった。最近の私の食事は「ただお腹を満たすだけ」の行動で、そこには楽しむだとかそういったポジディブな要素はあまり含まれていなかった。果たしてこれか人間的な食事といえるのかは甚だ疑問であるが、まだ飽きは来ていないので、当分は続けることが出来るだろう。

 

 

ひと段落つき、録画してなかなか見れていなかった昔のアド街を見て、先ほどの本を読み終え、外に出た。そこまで寒さは感じなかった。郵便局へ行き、年賀状を買おうとしたが、一枚だけで売っているものはなく、デザインもダサかったので、郵便局での購入は諦め、近くのコンビニで探してみると、デザインはそこまでよろしくないが、1枚で150円のものがあったので(それでも高いと感じてしまう)、それを買った。その足で図書館に行き、予約しておいた本を借りて、すぐに図書館を出た。家までの道の途中にあるスーパーマーケットで買い物をしようとしたが、大勢の人間でごった返していたので、立ち寄るのは諦めて家に帰った。

 

 

16時。今日しておきたかったことは殆ど成し遂げて、あとは祖母宛に年賀状を書くだけだった。それは一旦後回しにして、再びネットの世界を遊泳した。そこに広がっている世界は少々色褪せていて、どこの誰だか知らない他人の、しようもない発言をして眺めているくらいなら、プロの小説家の書いた文章が読みたくなり、先程図書館で借りてきた長嶋有「ルーティーンズ」を読み進める。

 

 

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朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:オートミール雑炊
晩飯:キムチ鍋

 

76.7kg
23.2%

また新型コロナが日本ではしゃぎ出しているようだけれど

連日、マスコミがここぞとばかりに新型コロナの報道を大々的に行なっている。年末から徐々に増えている新規感染者数は、全国で遂に1万人を超えた。久しぶりの感情が湧き上がる。

 

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東京では2,198人の新規感染者数を記録して、いよいよ第六波が来たようである。日本にもようやくオミクロン株が流行しているようで、それが今後、どのような悪影響を日本に与えるのかは上の人々の判断次第で大きくも対策もなるだろう。懸命な判断を期待している。

 

www3.nhk.or.jp

 

ただ、今回の波も今までと同様に自粛をしていたら、経済が立ち行かなくなるのではないか、という言論が世間では蔓延っているようで、とあるニュースサイトのコメント欄には、「コロナはただの風邪だ!民衆を煽ることで稼いでいる奴がいる」とはしゃいでいる人が散見された。とても楽しそうで何よりである。

 

 

はっきり言ってしまえば、私が勤務している会社の業績が落ち込まなければ、他がどうなろうがどうでもいい。もし新型コロナがなかったとしても、いずれは体力の限界で朽ち果てていただろう。もしくはいつまでも安定している世界なんて存在していなくて、不安定なことを見越して経営体制を構築してこなかったツケが回ってきただけだと思う。それはもうしようがないことだ。どこかが被害を受けるのだから、それを最小限に止めるのが国の役割なのではないか、多分、知らんけど。

 

 

また緊急事態宣言が発令されるのだろうか(久しぶりに緊急事態宣言と打った)。発令されたとして、また今までと同じような締め付けを行うのだろうか。飲食業は営業時間を短縮するのか、アルコールを提供しないのか。外食はしないのでどっちでもいいことだ。問題はライブである。ただ、去年のことを思い出してみたが、緊急事態宣言が出ている時にもライブは開催されていたので、頻繁に中止になることはないのではないか。現状、3月までたくさんのライブの予定が控えているので、どうか決行していただきたいと思っている。

 

 

もはやどれだけ感染対策をしたとしても、運が悪ければ新型コロナに罹患してしまう世界だと思う。そもそも、既に罹患している/してたかもしれないが、無症状のためにそのままで生きていた可能性もある。去年末の、無料でのPCR検査が一体なぜ行われたのか、検査費用は誰が負担するのか、その辺のことを知らないので、きちんと知っておくべきだよなと思った次第。

 

 

 

 

 

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在宅勤務が復活することを、ひそかに期待してます。

2021年12月29日(水)

年末年始休暇1日目。昨日の夜は24時を迎える前に眠ったので、早く起きれると思っていたが、そんなことはなかった。1年の仕事を納めた、という安心感、これで少しの間ではあるが仕事のことを考える必要はないという解放感、はたまた今まで溜め込んでいた疲れがどばっと溢れ出たのか、重たい身体をようやく起こすことが出来たのが11時過ぎだった。もう昼になっていた。

 

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橘玲「上級国民/下級国民」を読む。

 

 

朝飯:なし
昼飯:フルーツグラノーラ
晩飯:キムチ鍋

 

77.0kg
22.9%

 

歩数:2,419歩

どうしてこんなにも身体が強張っているのか

先週に比べたら今日は少しはマシになったが、それでも依然として震えを感じる場面が多々ある。誰かに理不尽に詰られるとか、過度な業務を押し付けられているとかはなく、ただただ平凡な時間が流れているだけなのに、気づくと身体が強張って、全身にかけて倦怠を感じる。ひどい時は耳が詰まった感じがしたが、それはなくなった。

 

 

今まで日常として捉えていた仕事が実は日常でもなんでもない、不可逆な非日常であることに気づいてしまったのか。それとも、199くんがいることで、先輩としての振る舞いをしないといけないけれど、先輩として振る舞うほどの経験や度量がなく、コピーロボットから直で199くんへ流れていく仕事、それに対して、「じゃあ私は別にいなくてもいいのではないか」という不安を底で感じているのかもしれない。未だもって仕事に対してプライドを持つことができないのは、こんなちんけな仕事は誰でもできるし、頭を使わなくてもできる、そんな仕事をえんえんと続けていくことへの恐怖。なにも身につけないまま歳だけを重ね、いざ会社に見切りをつけて外に飛び出したところで受け入れ先が見つからず、いつまでも迷子の状態を継続してしまう。結局、いつまでも会社の檻に入れられて、意味を感じられない「ブルシットジョブ」をえんえんとさせられ続けるのではないかという恐怖を感じていて、それが現実のものになるだろうという予測はほぼほぼ当たるのだ。「ブルシットジョブ」をえんえんと繰り返しているおジイさん、という象徴的な存在をチームに据え置くことで、少しでも自我を出そうものならあのような仕打ちを受けることになるのだぞ、という無言の圧力を感じてしまう。

 

 

息苦しくなる一歩手前の状態。もし鞄に救心が入っていたら間違いなく服用している部類の状態はいつになったら元に戻るのか。それともこれが普通なのか。

2021年12月28日(火)

2021年最後の出社日。28日まで働いたことはもしかしたら今年が初めてかもしれない、と思うほどに今年の年末年始休暇は短い。こうなったら大晦日前日まで働いて、1月の後半にどばっと休めたらいいのに。29日、30日は有給休暇を使わなければいけないシステムが未だに理解し難いが(この日はどこの会社も有給休暇を充てているのだろうか?)、休めと会社が言うなら仕方がない。有給休暇は残り僅かしか残っていないので、丁寧に使いたい。といっても、どこか旅行に行くという予定はなく、どうせライブで半日休暇を取る事になるだろう。2月に開催されるバンプのライブは幕張メッセで18時開演なので、休まないととうてい間に合わないのでその日は使うだろう。今更ながら、バンプのライブに当たったのが信じられない。当日になったら現実味が湧くのだろうか。

 

 

昨日はそこそこ電車に乗っている人が多かったが、昨日で仕事納めをした会社が多いのか、朝の通勤電車はスカスカで、虚しい気分になった。年の瀬のギリギリまで働いていると、まるで働くために生きているような錯覚に陥る。私は趣味を満喫するために生きてて、趣味のためのお金を稼ぐためだけに働いているので、働くことが人生の主題になってしまいそうになるのが悔しいし、それをなんとか阻止したいといつももがいている。今はまだ残業も少ないし、感情労働が発生していないのでそこまでストレスはないが(ストレスがないとは言っていない)、いずれ来るであろう嫌なことに備えて、今のうちにメンタルを鍛えた方がいいと思っているけれど、メンタルなんて鍛えられるものなのだろうか?

 

 

職場は朝からソワソワしていて、それは今日で年内の仕事が終わるからだろう。誰しもがキョロキョロと辺りを見回して、早く仕事が終わらないだろうかと期待しているようだった。始業時間になり、さて仕事を始めようと思ったら、コピーロボットからメールが届いている事に気づく。発信時間は昨日の21時過ぎになっていて、そんな時間まで残業するほど忙しそうには見えないけれど、と少し愚痴りたくなる。愚痴れる相手がいないのが物寂しい。そのメールには「書類整理はファイルに入れてまでが書類整理だよ。今日の午前10時までに終わらせておくように!」と威勢よく書かれていて、相変わらず一方的だよな、私が午前中に終わらせておかなければいけない仕事を抱えているかもしれないといった想像が出来ないのかな。今年も結局コピーロボットと分かり合えることが出来なかったし、それはきっと来年も同じだろうなと肩を落とすコピーロボットは私に歩み寄ろうとしているのかもしれないが、その姿はあまりにも不器用過ぎて、先輩としての威厳というものがなさすぎることに失笑してしまう。あまりにもツンツンしていると機嫌を損なうので、たまに下手に出ると、「最初からそういう感じで来いよ」といった感情を出しているのをありありと読み取ってしまい、腹が立つし、ああ、わたしはいつまでコピーロボットのもとで働かなければいけないのだろうかと虚しくなる。当たり前の簡単な仕事だとしても、適度に、「お疲れ。頑張っているね」とさりげなく褒めてくれるような、きちんと見ててくれるような先輩が欲しかった、いや、欲しい。贅沢な願いなのだろうか。そんな人、存在しないか。そう思うのは時既に遅しで、そろそろ私が誰かの指導をする立場に立つのだろうなとは思うけれど、来年の2月に配属されるであろう新入社員はどうせ私が所属しているチーム以外のところに配属されるだろうから、いつまで経ってもコピーロボットに付き纏われる事になるのだろう。うんざりするな、うんざりしちゃうよ。

 

 

年の終わりの出社、ということでたくさんの仕事が舞い込んできて、それをこなすのに必死だった。もちろん、書類整理というしようもないことでコピーロボットにああだこうだと小言を言われたくなかったので、仕事が始まってすぐに作業に取り掛かり、1時間で作業を終わらせて、すぐに新しい業務に取り掛かった。メールで、「昨日の分の整理は終わりました」と送ると、「書類整理の運用としては◯◯と同じで、その日に発生した書類はその日のうちに整理するように」と、時間通りに作業をこなしたことに対するコメントは一切なかった。自分で勝手にルールを作っているけれど、それが100%正しいとでも勘違いしているのか?本当に下手くそだよな、後輩の教育をしたことがないのだろうか?いや、もともと後輩をきちんと指導できるような、褒めつつ叱って伸ばす、ような器用なことを彼に求めるのは酷な事だろう。

 

 

他部署の人にメールを送ると、「来年もよろしくお願いします」という文言がメールの最後に記載されており、年末を感じる。

 

 

2週間前に依頼したこと、いつまで経っても返信が来ることはなく、そんな些細なことで信頼を失ってしまうことを彼/彼女は意識していないのだろうか。信頼を失うのは簡単だけれど、取り戻すのはとても大変なのに。

 

 

そういえば、昨日は寝るのが普段よりべらぼうに早かったおかげで、朝起きた時に眠気というものがほぼなく、早寝早起きをすることの重要さを痛いほど感じた。いつも、よふかししすぎなんだよな。

 

 

育休くん、育休から復帰して新しく任された仕事をこなすのと新入社員の子守りでいっぱいいっぱいのようで、昨日、「年内には箱に入っている書類の整理は済ませておこうね」という私の言葉をたぶん忘れているっぽいな。彼には無茶な依頼だったか。結局、彼の口から書類整理のことが出ることはなく、忙しくてテンパっていそうな彼に声をかけるのを面倒に感じてしまい(私も出来ていない先輩なのである、悲しいかな)、自分一人でささっと整理をした。そこまで時間はかからなくて、こんなことなら育休くんを巻き込まなくてもよかったかなと思ったが、私一人だけで作業をしているとコピーロボットにああだこうだと口を挟まれそうなので、もうそのことについてこれ以上考えたくなかった。

 

 

年の瀬のバタバタした日なので、研修生に丁寧に仕事を教える余裕もないのだろう、自分が昨日しなくてはいけなかった(コピーロボットが勝手に決めつけたことだが)書類整理を研修生にしてもらっていると、それをめざとく見つけたコピーロボットが育休くんに一声かけて、それからは育休くんがせっせと書類整理をして、研修生はすることがなくなったので、虚な目で参考書を眺めていた。まるで無意味の応酬である。コピーロボット、もうどうなっているんだろうということが気になって仕方がないな。研修生、よく見てみると簿記の勉強ではなくて、経理とは全く関係のない資格の勉強をしているし、堂々とスマホTwitterを見てるし、呟いているし、研修制度は控えめに言って崩壊していた。誰も、この研修が無意味であることを口にしないのは、研修を推し進めている人があまりにも上の立場にいるので、研修に対してケチをつけると左遷、あるいはリストラされる危険性がちらついているからだった。ああ、無情。

 

 

今日のお昼ご飯はいつもと同じようにスープジャーにオートミールを入れたのを食べようと思っていたのだが、同期で唯一仲良くしている人間からお昼ご飯を一緒に食べようという誘いを受けて、久しぶりに一人ではないご飯を食べた。昔は仕事を頑張ったご褒美として使っていたお店で親子丼の大盛りを食べる。今年の7月ぶりの邂逅、前に会ったときは発育のいいブロッコリーみたいな頭をしていた彼だが、少しは髪型が落ち着いていて、群衆に紛れるような安定さを保っていた。「どうよ、最近」と話を促すと、「完全にコロナが収まった感じで、在宅勤務が一切なくなって、コロナ前と同じような感じだよ」と愚痴をこぼした。それから、次々に辞めていく事務系社員のことについて話し、前にしたいと言っていた転職はどうなのよと向けると、「もういいかな。転職をすることがめんどくさい」とのこと。そして、先月に友達の結婚式で軽井沢に行ったのだが、あまりにも素敵な結婚式で、うっかり結婚したくなった。でもすぐにそんな気持ちは冷めてしまうのだけれど、と一人愚痴ていた。話したいことはもっとたくさんあった気がするけれど、気付いたらご飯を食べ終えていて、そろそろ会社に戻らないといけない時間だったので、店を出て、「じゃあまた。良いお年を」と言って別れた。来年の春頃に彼と温泉に行きたい。

 

 

会社に戻って、少しすると午後の仕事が始まった。それからはするすると、何気ないことでもあっけなく過ぎていく。既に社員の大半は年内の仕事が終わった気分でいて、それは間違った考えではなかった。私はとっくの昔に仕事を終えていて、いや、正確にはもとから仕事なんて始まっていないと表現するのが正確だった。午後の部の後半になると、他部署の人が私のチームのボスに年末の挨拶をしてて、まだコロナが収まっていないのにムラを意識した行動を遵守するのがこの会社らしかった。黙々と仕事をしているふりをしているが、既にやるべきことは終わっているので、お昼ご飯を食べたらそのまま帰宅してもよかった。周りを見渡すと、黙々とパソコンになにがしかを打ち込んでいる人がたくさんいて、そんなに忙しいなら今日のところはパソコンを家に持って帰り、明日にでも家でのんびり仕事をしたほうが捗るのではないかとぼんやり思った。

 

 

仕事を納める、みたいなのっそりとした雰囲気が漂い、気付くと前でボスが立っていて、今年の経理チームの評価を話していた。

 

 

私がここに来たのは今年の夏頃ですが、半年ほどで分かったのは、どんな人が上に立ってもここのチームはきちんと回っていくということ。他のチームからの信頼も篤いです。ですから、来年はただ数字を計測するだけでなく、その数字を駆使して、分析して、営業やその他のチームが活かせるような提案を出来るような。つまりは社内の営業みたいなことをしてほしいと思っています。そして、どんな資格でもいいので最低一つは取得してください。そういったことをしていると、人は自然と成長していくものです。

 

 

周りを見てみると、真顔の人ばかりで、これは摩訶不思議な世界に紛れ込んでしまったと錯覚してしまった。どうかこれが現実ではありませんように......。

 

 

定時になり、他の部署が続々と退社していくのを見てて、私もそろそろ帰るかと思っていたら、ボスのところに行列が出来ていた。日報の提出と、年末の挨拶をしているのだろう。こういう、あってもなくてもどうでもいい、でもしておかないと、「あいつ、礼儀がなっていないな」と思われるような行為が跋扈し続けているのは本当は害悪でしかないと思っていて、でも最終的にはそれに従ってしまうのは、私もはみ出したくないと思っているからだろう。行列に並び、5分ほどで私の番が来て、簡素に「今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします」と挨拶をすると、すぐにでも帰ってやろうとスーツを着ていた私を見て、「スーツを着ているのはあれか、ちゃんとした格好をして挨拶をしたほうがいいからと思ったからか?」と訊かれ、面倒だったので、「勿論です」と応えると、「嘘つけ」と返された。これで茶番は終わり、せっかくだし他の人にも簡単に挨拶をして回る。おジイさんはどこか異国の地に根付いている人形のように動いていた。育休くんは私とおジイさんセットで簡素すぎる挨拶をした。南アルプスは相変わらず恐々とした感じで挨拶をしてきた。のんひょには、「普段仕事での関わりがないよな」というと、どひょひょひょひょ、という特徴的な笑いで誤魔化していた。ボスの側近に挨拶をすると、「君、ハマってる。ハマり役だよ。来年も期待しているよ」と言われた。そしてコピーロボットに挨拶をする。「今年は大変お世話になると共に、たくさん迷惑をかけてしまいまして。来年は(コピーロボット)さんに迷惑をかけないように仕事を進めていきたいと思っております。来年もよろしくお願いします」みたいなことを言うと、もごもごと彼は口を動かしていたのだが、肝心の発声はされておらず、マスクをしているせいで口の動きを読み取ることも出来なかったので、彼がどんなことを言っていたのか聞き取れなかった。まあ、どんなことを言ったのかは大体検討がつくけれど。

 

 

挨拶を終えても、まだ皆がまごまごと社内に残っていて、このあとチームで飲み会にでも繰り出すのだろうか、それに巻き込まれるのは嫌だなと思ったので、強く思ったので、そそくさと会社をあとにした。

 

 

別に毎年のことだし、今年で7回目だし、そこまで解放感はないだろうと思ったが、思っているよりも解放感に満ち溢れていて、気づいたら新宿の紀伊國屋書店へ向かっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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<購入した本>

乗代雄介「掠れうる星たちの実験」(サイン本)

 

 

 

 

 

<購入した本>

ジョー・ミラー「mRNAワクチンの衝撃  コロナ制圧と医療の未来」
ナサリア・ホルト「アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語」
pha「人生の土台となる読書  ダメな人間でも、なんとか生き延びるための「本の効用」ベスト30」
ミヒャエル・エンデ「モモ」
ミシェル・フーコーフーコー・コレクション(1)狂気・理性」

 

 

 

 

 

朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:親子丼(外食)
晩飯:オートミール雑炊

 

77.3kg
23.2%

 

歩数:10,437歩