眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年10月4日(日)

「くだらない?それなら笑ってよ
いやじゃない?ならばついて来てよ
揺るがない、それだけはどうにも揺るがないんだよ」

 

朝9時に起きる。睡眠で休日を潰したくなくて、わざわざアラームをかけて今日に挑んだ。起きて、簿記の勉強をすること、そしてまだまだ合格圏内にはいないことに悲しさより寂しさを感じた。勉強をこれまで十分にしてこなかったんだから仕方のないことなんだけれど、あと1ヶ月くらいしか時間がないのにまだこんなところにいるのか、と思うと不安で寂しくなってきた。なのでバラエティ番組を見て寂しさを紛らわす。寂しさを消すためには現実逃避するよりも簿記の勉強をしたほうが早いんだけれど、私は楽な方へ楽な方へと流れてしまった。10時になってようやく勉強をする気分に仕上がったので黙々と勉強を始める。......ちょっと勉強して、すぐに集中力が途切れてしまう。最近は集中して何かに取り組むということをしてこなかったので、そのツケが回ってきたのだろう。うんうんと唸ってから、一度気分を切り替えてから勉強しょうということにした(甘い考えだな)。家の中に居ても気分は切り替わらないので、久しぶりに隣駅まで散歩することにした。天気は雲の隙間からかろうじて太陽がのぞいている、といった感じで半袖で歩くにはちょっと肌寒いのだけれど、歩き進んでいくうちに汗が出て来てしまって、タオルを持ってこればよかったと後悔した。10数分で隣駅に着いて、100均ショップでとある物を購入してから、散歩はもういいやといい気分だったのでここの駅から新宿へ向かうことに。週に何度新宿へ行けば私は気が済むのだろうか、もし新宿が電車で1時間以内に行ける範囲になかったら私はどんな生活を送っていたいたのだろうか、とちょっと混んでいる電車に乗りながら考えていた。考えて、そんなことを考えていても仕方がないので、Kindleの簿記テキストを読み込んでいく、読み込んでいたら新宿に着いた、人は昨日と同じくらいにいっぱいいた。私の目的は本なので、他の誘惑に抗いながら西口の本屋へ。今日も結構な数の人間が点在していた。昨日はサイン付きの単行本を買って荷物がいっぱいになって追加で買おうと思って買えなかった文庫本を買う。京極夏彦の「ヒトでなし 金剛界の章」を読んでいるときからずっと気になっていた「ヒトごろし(上・下)」を迷うことなく買う。それとノベルスは持っているのだけれど、それはサイン本で多分読むことはないので、文庫本の「今昔百鬼拾遺 月」も買う。あとは単行本で既に読んでいるけれどコレクションとして持っておきたい町屋良平の「しき」、それと装丁が気に入った「シオンズ・フィクション イスラエルSF傑作選」を買った。「しき」以外はむっちゃ分厚い本なので、いざレジに持っていくときになかなかの負担を強いられた。昨日と今日でどんだけ本を購入しているんだという話なのだけれど、今日はまだ本を買う機会があって、それは後述する。

 

 

 

<購入した本(1)>

京極夏彦「ヒトごろし(上・下)」
京極夏彦「今昔百鬼拾遺 月」
町屋良平「しき」
「シオンズ・フィクション イスラエルSF傑作選」

 

13時、このまま家に帰っても良かったのだけれど、もうちょっと気分転換したい気持ちもあったので、テキトーに喫茶店に入ってジュースを飲みながらKindleで簿記の勉強をする。2度読んで理解したつもりだったのだけれど、過去問が全然解けなくて分からないところがはっきりした今になってもう一度読み返してみるとすーーーっとスポンジのように吸収される。さらっと説明されている(と思い込んでいた)ところをしっかり読んで理解しないとそりゃ解けないよな、と安心を感じながら読み進めていく。のだが、選んだ喫茶店は安価なところだったので、周りががんがん話していて、私の隣席ではお見合いかよ、といった二人が熱心にマスクを着けないで話し込んでいたので、ちょっと嫌だった。これじゃ気分転換にならない、ストレスが溜まっていく一方だったので退散をしたのが14時前、そこから何処かへ寄ることもなくまっすぐ家へと帰る。家に着いてすぐに昼飯にラーメンを作る。よく食べるブランドのラーメンの柚子塩を初めて食べてみたのだけれど、美味しすぎて、変なお店で食べるラーメンよりも満足度が高いことに感心していた。でも体に悪いので、そんな頻繁には食べれないな、と思っていたのだけれど、夜もこってりのものを食べることになるとはこのときは思いもしていなかった。落ち着いたので、ロフトに上がって簿記の勉強を再開する。先ほどの外出で上手くリフレッシュできたお陰か、集中力が途切れることなく勉強がはかどる。この調子で勉強出来たら今日という日には後悔しないだろうな、と思っていた。16時過ぎ、不意に眠気がやってきた。あれだけ歩いたのだから(たかが5千歩程度)体が疲弊してしまったのだろうか、と最初は眠気を無視して勉強していたのだけれど、だんだん無視できないくらいに存在がでかくなってきて、気付いたら布団の上で横たわっていた。(まずい、このままじゃ寝てしまう)ということはぼんやり考えていたのだけれど、もうこうなったら無理矢理起きるのは不可能ですね。気づいたら眠りこんでいました。

 

 

 

 

19時過ぎにふっと起きる。(やってしまった)と後悔しながら、変な姿勢で寝ていたので体の節々が痛むことが嫌だなと思う。ふとTwitterを眺めていた。これがいけなかった。ジュンク堂書店池袋店の呟きで伊坂幸太郎の文庫本がたくさん並べられている写真があって、それをよく見てみると4冊の本に「サイン本」と書かれていた。夕飯を食べていないくせに瞬時に外出する準備をして、5分後には家を出ていた。これが他の小説家であったら、「明日の会社帰りにでも寄っていくか」と思えたのだけれど、伊坂幸太郎となると話が変わる。しかもサイン本はあの大好きなデビュー作「オーデュボンの祈り」なので、これは今日買わないでいつ買うんだよ、もし明日行って売り切れていたら死ぬまで後悔する案件だな、と思って無意識に準備をしていた。日曜日の夜に用事があって外に出るなんてコロナ前のライブの予定があった日くらいなもので、ものすごく懐かしい感覚に陥った。20時を過ぎているというのにそこそこの人が電車に乗っていて、この時間はあまり治安がよろしくないのか、マスクをしていない人がいくつか見受けられた。早くマスクをしていなくても気にならない世の中になってくれるといいんだけれど。21時過ぎに池袋に着いて、小走りでジュンク堂書店へ向かった。店に着いて、3階へ上がり、最初は目的の物がどこにあるのか分からなくて焦ったけれど、遂に見つけた。サイン本は..........あった。先ほど掲載されていた写真と比べて、一冊も減っていないように見受けられた。呟きには「サイン本入荷」とは書かれていなかったので、気付いていない人が多いのかもしれないし、時間が時間なだけに「明日買えばいいや」と思っている人が多いのかもしれない。本当のところは知らない、別に知る必要もない。急いでサインを書かれてる4冊を確保して、すぐに購入する。残念なことに4冊のうち3冊が本の小口が裁断されていて荒くなっているのが辛かったけれど、別にこの本を読むというわけではない、コレクションとして持っておくのだから別にそのぶぶんがどうなっていようと別にいいだろ、と自分に言い聞かせて店を出た。

 

 

<購入した本(2)>

伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」(サイン本)
伊坂幸太郎「重力ピエロ」(サイン本)
伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー」(サイン本)
伊坂幸太郎夜の国のクーパー」(サイン本)

 

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まだ起きたばかりなのでそこまでお腹は空いていなかったのだけれど、せっかく目の前にあるんだし、最近はちょっと混み始めているし、と理由をつけて無敵家に入った。日曜日の21時過ぎなのに80%ほども客が入っているなんて、やっぱりこのお店は人気があるんだな。「本丸X」の大盛りを夢中になって啜る。ああ、スープも美味しいし、この太くてつるつるの麺もたまらんな。ああ、美味しいと一心不乱に啜って、こんな時間にこってこての物を食べることの背徳感も込みで楽しめました。食べ終わったらすぐに会計を済まして、家路を急ぐ。こんな時間に池袋にいるのは危ないんだけれど、サイン本のためなら多少の危険を伴ってでも行くべきでしょう。とか思っていたけれど、この次巻の池袋は本当に治安が悪くて、自然と歩く足が速くなっていました。

 

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家に帰りついたのが23時過ぎ。ここから一気に捲し立てるように簿記の勉強を進めたかったのですけれど、平日の分と休日の分の日記が書けていなかったので、こつこつと書いていく。毎日同じようなことしか起きないんだから、「〇月〇日とほぼ同じ」とか書いてテキトーに済ませればいいのだけれど、集中して文章を書いているときにはどうしてか気分が良くなっているので、この時間を日常から消すわけにはいかない。ということで、せっせと文章を書いていたら24時を過ぎていた。眠気がまだなかった。そりゃそうか、夕方にあんな大型の夕寝をしてしまったのだから。でもそろそろ寝ないと明日の仕事に支障が出てしまうのだけれど、と思いながら細々と簿記の勉強を進めていく。漠然と「試験まであと1ヶ月しかない」と不安がっていたのだけれど、ちゃんと日数計算をしてみたら「41日」あるので、そこまで焦ることはないんじゃないかなと自分に言い聞かせている。焦るのは一概に悪いことではないんだけれど、私は焦ってしまうと緊張してしまって物事をうまく飲み込むことが出来なくなってしまうので、もっとリラックスした状態で物事に取り組められればいいのに、こんなに緊張しいじゃなかったら大学受験も成功していたのにな(第一志望の大学には行けなかったけれど、入学を選んだ大学には後悔していない。あそこの入らなければ演劇をすることもなかっただろうし、あんなに素敵な青春を送ることもなかっただろうし、恋人が出来ることもなかっただろう)。とかうだうだ考えていても眠気は一向にやってこなかった。仕方がないので、工業簿記の勉強をした。今まで曖昧な理解のままでいた「公式法変動予算」や、標準総合原価計算のところの理解がクリアになったので、ちょっとだけれど自信がついた。26時を過ぎて、ちょっとだけ芽生えた眠気を逃さんと、すぐに電気を消して目を瞑った。すんなりと眠りに落ちることなく、隣室の笑い声が聞こえないように布団を頭にかぶって、早く眠りに落ちてくれと願っていた。徐々に意識が薄らいでいって、起きている感覚と寝ている感覚の境目にいることが自覚でき、そのぶぶんにいるのが堪らなく好きであることを久しぶりに実感した。明日は一日中眠いだろうな。