眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年9月1日(火)

「誰のせいでもなくて 僕のせいでもなくて
降り続く雪だけが答えを知って
夜の息遣いも 朝の足音も
聞こえないから 少し眠らせて」

 

寝たいけれどまだ寝るのには早いと思う心と、寝たいのならばもう寝てしまってもいいのではないかと思う心が鬩ぎ合っている火曜日。昨日はずっと神経を研ぎ澄ましていたし残業をしてしまったのでくたくたになった、今日は1日の前半のぶぶんを外出に費やしたから、それでくたくたになってしまった。今日はほとんど残業をしなかった、お偉いさんが職場の見回りに来て、別に今日しなくてもいい残業は明日に回したほうがいい雰囲気を醸し出してきた。家に帰って久しぶりに肉野菜炒めを作って、それを食べたら懐かしく、そして美味しくてあっという間に平らげてしまった。そのあとに多和田葉子の本を読んでいたらうとうとし始めた。彼女の初期の作品は読んでいると眠たくなる、一体全体物語がどこに進もうとしているのかが分からなくなるのだ。だから、40ページほど読み進めたら、ちょっとだけ目を瞑ろう、ほんのちょっとだけ、のつもりで椅子に座りながら15分ほど目を瞑っていた。あと少しで寝てしまうだろう、というタイミングでふっと起きたら22時を少し回っていて、今この文章を書いている。家に帰ったときから文章を書かなければいけないなと思っていたが、仕事でぐったりしてしまった体と心を回復させるのが先だろう、ということでずるずるとここまで来てしまった。昨日の後半のぶぶんはまだ書けていないので、今日の分が書き終わったらすぐに書く予定。といっても、昨日は大して何も起こらなかった1日だったので、「特に何も起こらなかった」と締めてしまってもいいように思えるのだが、あとで読み返した時にそれだと寂しいので、あることないことをつらつらと書くことになるだろう。ちなみにここに書かれていることの大半は思いつきとでまかせを混ぜ合わせた物である。

 

f:id:bigpopmonsterpro:20200901204717j:image

 

 

話は朝に戻る。昨日は疲れ果てて、その疲れが癒えないままに朝が来た。椅子の上で寝落ちして、満足に寝ることが出来なかったせいだ。ほぼノー思考で職場に着き、仕事が始まる。今日は月の初め、1日の前半を外出で溶かすという日なのだが、バトンタッチのタイミングが遅かったせいで初動が遅れ、ちょっと微妙な幕開けとなった。今回で5,6回目なので、どこに出てどの方向へ歩いていけば目的の場所に着くのかが大体分かってきて、ここでもノー思考で動いていた。今日は雨が降るだろうから嫌だな、傘をさしながら歩くのは滑稽なんだよ、と身構えていたが、いざ外を歩いてみると雨は降っておらず、太陽も顔を出しておらず、居心地のいい気候であった。蒸し暑いことなく、むしろちょっとした肌寒さを感じるほどの気温で、でもずんずんと歩いているうちに体中から汗がぶわっと吐き出してきたので、途中からカッターシャツの袖をまくってみた。歩いて歩いて歩き続けた。会社の中にずっといると狭い思考しか出来なくなるが、外に出ていつもとは違う空気を吸い、見慣れない人間の所作を眺めていると、普段の思考から外れたところへ行けるので、小躍りしたくなる、しないけど。で、いつもよりも遅くに会社を出たので昼ごはん時間も遅くなった、いつまであれば12時より早めに取り掛かれるのだけれど、ちょうどお昼時になってしまったので、待たされた、そこまで酷い待たされ方をしなかったのが救いだった。行きたかったお店は6月からずっと閉まっている、店主の体調が悪いのだろうか。つけめん、今月も大盛りにして一心不乱に啜った。このお店のつけ麺のクオリティであれば、3日に1回でも全然大丈夫であった、頻繁に行きたいと思えるお店の条件は店主が暑苦しくないことと、提供される料理があっさりしていることである。とすると、この間の休日に食べた秋葉原の「粋な一生」の塩ラーメンはそれに適した料理である、あれなら毎日食べたとしても1ヶ月はいけるのではないか、と思う。それほどまでに美味しくて、未だにあのラーメンを食べた時のことを鮮明に思い出すことが出来る。ラーメン屋に30分ほど滞在して、それから外に出てまた歩き続けた。今日は快適な気候のせいか、普段だったらくたびれているぶぶんでもまだずんずんと歩いていけて、だから調子に乗ってそこまで休憩を取らずに最後まで回ったら、帰りの電車でくたばった。だばーっとした体勢で進んでいく電車、目の前の4人組、おそらく営業の人たちだろう、が車内に人が少ないのをいいことに社外では話してはいけないようなことを結構なボリュームで話していて、何食わぬ顔をしているのがしんどかった。大した成果を上げなくても堂々とした気分で会社に戻れることが幸せである。これが営業であったら、「今日も新規開拓をしようと息巻いていたのに、誰も取り合ってくれなかったよ......」と肩を落として帰り、上司から仕事の具合を根掘り葉掘り聞かれてぐったりしてしまうことだろう。営業から経理に異動出来たことで私の寿命はだいぶ伸びたことだろう。どこの誰の采配なのかは知りませんが、本当にありがとうございます。会社に戻ってから、溜まっていた仕事をこなしていったらあっという間に定時になって、井戸端会議さんが帰りたそうな雰囲気を出していたので、もういいやと思って帰った。

 

 

家に帰って、コンビニで荷物を持っていって、それからは冒頭に戻る。起き上がってからどうしようか、とスマホを見ていたら親と話したくなって、ついつい話し込んでしまったら24時を過ぎていたので、今日はこれくらいにしておくことにした。1時間30分弱も、一体何を話していたんだっけ。今から昨日のことを書くのは億劫なので明日に回したいが、明日になったらだいぶぶんを忘れているような気がするのでさくっと書いて終わらせるか。趣味を全然満喫出来ずに一日が過ぎていく。