眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年8月12日(水)

「祭囃子のその後で 昂ったままの人 泣き出してしまう人
多分同じだろう でも言葉にしようものなら稚拙が極まれり」

 

お盆休み5日目

 

その日の日記はその日のうちに書くようにはしているのだけれど、この日は無理だった。体調が底抜けに悪かった。お腹に残存している物を吐き出すことはしなかったけれど、頭の痛みがチクチクチクチクと、まるで嫌味な上司から嫌がらせを受けているときのようにずっと頭が痛くて、1日の半分を無駄にしてしまったので、次の日の夜に書いている次第である。

 

 

今日は特に予定がなかった。いつまででも寝ていられる。ずっと寝ていよう、という体たらくの状態で起きたのが11時過ぎで、そこからは何をやっても自由という空間が用意されていた。しかし逆に自由過ぎると「ちょっと何をしたらいいのか思い浮かびません」となってしまうのが平凡な人間の末路で、だから何をしたらいいのか咄嗟には思い浮かばなかった。椅子に座って「なにをしようなにをしようかな」と思いあぐねていて、椅子の周りを眺めていたら図書館で借りてまだ読んでいない本を見つけた。何度も何度も挑戦しているが、すぐに意識が違う方へ飛んでしまう多和田葉子の「穴あきエフの初恋祭り」である。あと少ししか残っていないし、勢いで読んでしまおう、と思い切って読み始めたら彼女が描き出す世界に上手く馴染めずに四苦八苦してしまったが、なんとか読み終えられた。彼女はこのぶっとんだ世界観を描いているときにどのようなことを考えているのだろう。とてもじゃないけれど、まともな頭の持ち主には描けそうもない(褒めています)、ぶっとんでいるけれどどこか憎めない小説を描く人の頭の中を覗いてみたいな。

 

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そのあとに朝飯と昼飯の兼用でフルグラを食べ、それからだらだらしていたらあっという間に15時になっていた。こんな時間に外に出るのは危険、今日は凄く暑くなるってお天気キャスターが言っていたけれど、でも図書館には予約した本がたくさん届けられているとのことなので、意を決して外に出た。雲は一切なく、ただただ太陽の光が地面に降り注いでいた。急いで図書館へ行って、急いで帰ってきたけれど、家に着いた頃にはだあだあに汗をかいてしまっていて、すぐにシャワーを浴びて、空調の効いた部屋でぼおっとしていたけれど頭がぼおっとしているのがなかなか抜けなかった。そんな調子のまま「サイコだけど大丈夫」の7~9話を観る。観ている途中で「あれっ?」と思う場面があって、まあでも気のせいだろうと放っておいたらどんどん悪化していき、ちょっと画面を観ていられないほどに体調が悪くなってしまった。具体的には頭がじわんじわんと痛みだしていて、頭痛薬を飲んだらちょっとは落ち着くかな、と普段から愛用している薬を飲んで数時間経っても頭の痛みは治まる気配がなかった。そんなわけで、「多分疲れているから頭が痛むのだろう」と椅子の上でしばし目を瞑っていたらなんとか眠ることに成功。ふっと目を覚ますも、またあの悪夢のようなじわんじわんとした痛みが頭を駆け巡っている。なんなんだこれ、なんでこんなにも頭が痛むんだ。別に酒を多量に摂取しているわけではないのに。......もしかしてあれか、図書館から帰って来て数分後に降りだしたゲリラ豪雨、それを発生させた低気圧で体がやられてしまっているのだろうか、多分そうだろう、そういうことにしておく。私は別に何か悪いことをしているわけではない、と信じている。で、しんどいのでロフトに上がって目を瞑ってみるも頭が痛すぎて寝付くことが出来ず、どうしたものかどうしたものか、途方に暮れていた。一度、椅子に座ってぼおっとしていると、ある姿勢の時に頭痛が緩和されることに気付いて、暫くその姿勢を保ってみる。しかしそれは結局のところ付け焼刃のものであり、またじわんじわんと痛みが走ってきたので、今日はもう寝よう寝るしかない、と決めてまたロフトに上がって目を瞑る。でも頭が痛むのが気になるし、午前中に寝すぎたせいでなかなか眠りにつくことが出来ない。ちょっともうこれ以上私を苦しめないでおくれよ、よ思いながらなんとか我慢しながら目を瞑っていたら意識を失っていました。どうか明日、明日にはこのどうしようもなく鬱陶しい頭痛がなくなっていますように。