眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年8月10日(月)

「「想いと言葉で伝えていかなきゃダメ」僕の中の僕が言うんだよ
でもそれはどんな風にしたらいいの?」

 

お盆休み3日目

 

今日も晴れ。ただ私の体調は曇りで、8時過ぎになって目は覚めても、いつまでも布団の中でぐずぐずしていた。ぐずぐずしているとまた眠気が襲ってきて、別に寝てもいいか、明日も明後日も休みなんだし......、という思考が働いてふっと体の緊張が解けて、また眠りこけてしまった。う~ん、う~んと唸りながら次に起きたのが昼、つまり12時を過ぎていたわけで、さすがにこれ以上寝るのは良くない良くないよ、と自分に言い聞かせて、布団から這い上がる。朝食兼昼食のフルグラを嚥下して、さて今日はどうしようなにをしよう、と当日になって考える体たらく。これくらいの緩さで人生を生き切っていきたいものです、とのんびり考えながら録画しておいた番組を観て、読みかけの多和田葉子の本を読んで、また眠くなってきた13時過ぎ。ちょっと気分が暗いというか、昨日からほぼほぼずっと家に居るので鬱っぽいというか、外の空気を吸って適度に運動をしたほうがいいんじゃないかしら、いつまでも椅子に座ってぐでえっとしていたら本当に気分が悪くなってきて、せっかくのお盆休みが台無しになってしまうのではないかしら、と不安になってきて、さてどうしよう、今日はこれからどうしようとなったわけで。目の前が光に包まれるほどの名案が咄嗟に思いつくこともなく、まあ、惰性だけれど、秋葉原へ行こうか、秋葉原へ行ってちょっと店を冷やかしてからラーメンを食べようかしら、と思って家を飛び出した、14時前。外は茹だるような暑さ、まるでサウナを体験しているかのように感じられるのは、先ほどまでずっと室内のひんやりとした環境に慣れてしまっていたせいで、室内と室外の温度差、湿度差に体と心がやられそう。なんとか駅前のスーパーまで辿り着いて、何を飲もう、何をお供にして今日の旅を進めていこう、と思って、塩分がこれで適切に摂取できるのかどうかは知らんけれど、ソルティライチを買って、外に出た。またもや茹だるような暑さにうっとなり、先ほど購入したソルティライチを飲んだら甘く、甘さの根源がここに詰まっているのではないんじゃないか、と思うくらいに甘くて、だからぐびぐびとやっていたら半分以上も飲んでいた。こんなに飲んでしまったらこれからの旅が思いやられる、とか思いながら、少々ふらふらした足取りで電車に乗る。私が乗り込んだ車両はひんやりとしていて、乗っている人は皆快適そうな顔、これから皆さんどこに行くかは知りませんが、こんなコロナ禍の中で逞しく生きていくためには自分の意見を貫いていくのが肝要である、とかなんとかテキトーなことを考えながら電車に揺られること一時間弱。ようやく秋葉原に着きました。秋葉原ってこんなにも遠かったっけ、フィギュアにも電子機器にもアニメにもアイドルにもそこまで興味がないので滅多に秋葉原へ行く機会がありませんが、こんなにも秋葉原は遠かったのだ。外へ出て、茹だるような暑さを警戒していたのですが、直射日光ががんがんと照りつけるような天気ではなく、いい塩梅に雲が太陽を隠してくれているようで、暑いながらも人を殺めてしまうほどの暑さではなく、なんとか前へ前へと進むことが可能でした。普段であったら欧米系の外国人が多数見受けられる秋葉原、さすがにこの状況だと日本人ばかり目立つし、そこまで人もいないので、安心しながらも少しは警戒して前へ前へと進んでいく。途中、ガチャガチャの専門店があり、私が欲しいと思えるようなものはあるかしらとあらゆる台を検分してみたけれど、300円とか400円を払ってまで欲しいと思える代物はなく、早々に退散してしまいました。ついちょっと前にフルグラを食べたのでそこまでお腹は空いていませんでしたが、歩いていると目の前にお目当てのラーメン屋があるので、入るしか選択肢は残されていないようです。

 

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一年ぶりの濃厚鶏白湯ラーメン専門店「麺屋武一」。そうか、東京に赴任してから一度も行っていなかったのか、と意外でした。濃厚鶏白湯そばの大盛り(830円+100円)を注文。去年頼んだ際は濃厚鶏白湯そばが800円だったので、微妙に値上げしていたんですね。過去の記録を見ないとすっかり値上げしていることに気づきませんでした。相変わらず店内は空いていて、なんでこんな美味しいラーメンを提供するのにその良さを分かってくれないんだろう、と寂しくなります。すぐに注文したラーメンが出て来て、スープを啜り、麺を啜る。う~ん、ちょっと味が濃いというか、私がこの一年で年老いてしまったせいもあるかもしれませんが、ちょっと今の私が100%喜んで食べるような味ではなかったかな。濃い、というかくどい。一度啜ったスープがいつまでも口の中にお腹の中に残り続ける感じがあって、食べ終わって暫く秋葉原を歩いているときもずっと鶏白湯の余韻が体に残っていて、これはいかん、これはだめだ、と急いでコンビニに駆け込んで特茶を購入、ぐびぐびと飲んで体の中をリセットしたつもりです。もうそろそろ30歳になろうとしている私にとって、鶏白湯はちょっと厳しい部類の食べ物になってしまったのかもしれません、残念なことですが。

 

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特茶を飲んですっきりした体、それを携えて今度はまた新宿。休日の過ごし方のカードを殆ど持ち合わせていない私は、「ラーメンを食べる」「カレーを食べる」「本屋をぶらぶらする」「喫茶店でごろごろする*1」くらいしかなくて、その中でも何度も使いまわしている「本屋をぶらぶらする」を今回も使うことにしました。一昨日行ったばかりなのに、また同じカードを使うとは。もう少し使えるカードを増やしたいところですが、そうすると使わなければいけないお金も増えてしまうわけで、一人暮らしで頻繁に外食をしているような人間にそこまでお金の余裕はなく、結局は同じようなカードを使いまわすしかないのでした。16時過ぎ、西口のお気に入りの本屋は今日もそこそこの人で賑わっていました。一昨日も来たけれど、今日も来てしまって、でもそこに飽きみたいなものは存在せず、行く日が異なれば必然的に目を向ける場所も異なるわけで、何度訪れても新鮮な感動が生まれるのが本屋というものなのだな、としみじみ思いながら暫く徘徊しました。普段は訪れない理工学のコーナーへ行き、先月から気になっていた高水裕一「時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて」を見つけ、迷うことなく購入。普段は小説やエッセイばかりを読んでいるので、たまには専門書を読んで頭を鍛えたいな、という邪心があったわけではないんですが、純粋に本の内容に興味があったので購入に至りました。地下一階へ戻り、今度は漫画のコーナーへ。これまたずっと気になっていた和山 やま「夢中さ、きみに。」を購入。各方面でむっちゃ称賛されているので、一体全体どんな内容なんだろう、とこれは完全に興味本意で購入しました。次にメインのコーナーへ行き、レジ前に置いてあるちきりん「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」とムック本の「究極のカレー 2021 首都圏版」を購入。そして読書本コーナーへ行き、これまた欲しい欲しいでも値が張るけれど欲しいのだ、と思っていた阿久津隆「読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹」を遂に購入。これにて今日の本屋徘徊は終了。帰りにユニクロへ寄ったら「エアリズムマスク」なるものが売っていたので、ついつい購入。マスクはたくさんあっても困ることはありませんからね。というわけでラーメンに本に、と満足した私は家路を急ぎました。

 

<購入した本>

阿久津隆「読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹
高水裕一「時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて」
ちきりん「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」
「究極のカレー 2021 首都圏版」
和山やま「夢中さ、きみに。」

 

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家に帰りついたのが18時前。昼の、家を出る前の暗澹とした気分は払拭され、前を上を自然に向いているその姿勢が好ましく、別に外に出たい気分ではなくてもこまめに外に出て、太陽を浴びて汗をかくのは重要なことであると痛感しました。シャワーを浴び、書ききれていなかった分の日記をまとめて書き、今日中にしなければいけないことは終わった、あとは好きなだけ本を読むなりNetflixでドラマを観るなりしていいんだ、と思うと急に脱力してしまい、遅い時間帯ではありませんがさっさと寝てしまいたい気分になってしまいました。どうせ今寝たところで明日起きる時間が早くなるわけではない、それならちょっと無理して起きていようということになりました。

 

 

韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」(2020)を観始める。久しぶりの韓国ドラマ。今日は1~3話まで。ネットでちらっと見た限りでは「おどろおどろしい、観るのが躊躇われる怖いドラマ」と勝手に思っていたんですけれど、全然そんなことはなくて、どちらかというとファンタジー要素が強めで、最近はそのようなドラマを観ていなかったので非常に新鮮な気持ちで観ることが出来ています。ただ、滑り出しが好調なドラマほど途中で停滞していき、最終的にはがっかりしてしまうパターンが多いので、このドラマはどうか、がっかりすることなく最後まで突っ走って欲しいと願っている。

 

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「サイコだけど大丈夫」(2020)

 

「サイコだけど大丈夫」を3話まで観終わったら25時30分前になっていて、そろそろ寝ないと明日がまずいことになるのでロフトに上がって電気を消して目を瞑る。..........眠れないよーーー、午前中にたっぷりと睡眠を取ってしまったせいで、全然眠気が訪れないよーーー。ということで、また下に戻って、多和田葉子の本を読み進めていく。普段の調子だったらすぐに眠たくなるような話(良い意味で)だけれど、意識は冴えていたので、どんどん読み進めていく。すると、彼女にしか出せない独特な雰囲気の世界に惹きこまれて、普段はあまり感じることのない意識の高揚を感じました。それとともに、ふっとよぎった眠気を逃さないように、すぐにロフトに上がって電気を消して目を瞑りました。ストンと落ちるように眠れればいいのに。

 

 

 9,433歩

*1:最近は知らない人との距離が近い&マスクを着けていない人が多いので、全然行っていません