眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年7月23日(木)

「きっとどの未来選んでもすれ違ってたから
君が何を奏でても大差ない、ねえそうだろう?
だけど だけど いつかの映画みたいに
この瞬間だけは意味がありあまるくらいだと思うから」

 

3連休の1日目。今日は前々から食べたいと思っていた「ビリヤニ」と呼ばれている、インドの炊き込みご飯を食べに行こうと思っていて、実際に行ってきた。店はどこがいいのかよく分からなかったので、ネットで調べて頻繁に出てきた店にしてみた。朝はちょっとうだうだしてみて、金曜日の夜に放映されていたバラエティ番組を観ていた。これから3連休が始まっていくのだ、という嬉しさはない。ライブが予定に入っていなからだ。当分はライブハウスでの密になりやすい場所でのイベントは難しいのだろうけれど、それは分かってはいるのだけれど、でもまだ体は頭はライブを欲している。コロナなんてものが流布してしなければ、この3連休で何かしらのライブに行っていた筈なので、ライブの予定が一切ないというのが非常に悔しい。時間になったので家を出る。雨はそこそこ降っていた。3連休、世間では4連休初日の電車はそこそこ混んでいた。何度かの乗り換えを経て、新橋駅に着く。そこからトコトコと歩き続け、銀座博品館という奇妙な場所に着く。そこの6階に私が今日訪れる、「カーン・ケバブビリヤニ」という店があるのだ。ネットで高評価だったのでさぞかし人がいっぱいいるのだろう、と身構えていたら3組ほどしか客がいなくて呆気に取られた。こんな御時世だからこんな状況なのだろうか。すぐに店員が来たので、「ビリヤニセットのB:柔らかラムビリヤニ」(1,365円)を注文。今までの人生の中でビリヤニというものを食べたことがないので、どんな料理なのか緊張して待っていた。ほんの数分ほどで運ばれてきた料理は豪勢であった。ビリヤニとサラダは分かるが、他の3つの品がなんなのかが全く分からない。ちょっとした怖さを抱えながら、ビリヤニを頬張ってみる。ほお~~~、こんな味なのか。日本人の口に合うようにアレンジされていない(と思う)、素のままのインド料理に最初は怯む。ビリヤニを一口入れた瞬間に口の中で広がるインドの雑貨店の味(なんだそりゃ)、それがすっと引いていきあとは奇妙な味がじわじわと口の中でぱちぱち弾けていく、そんな感じ。最初は(うっ、ちょっときついかも)と思いながら食べていたが、食べ進めていくうちに(なんか病みつきになるな)と思いながら一心不乱にビリヤニを食べていました。決して分かりやすい美味しさではない、でも底の底にある美味しさの神秘に触れる度に、今まで刺激されてこなかった部位が心地よく刺激されるような、そんな心地よい瞬間をたくさん積み上げていました。ビリヤニ以外の、なんという名前か知らない品も強烈な味で、酸っぱかったり酸っぱかったり酸っぱかったりで、馴染むことは難しかったけれど、でも新橋まで来て良かった、と思えるような品でした。一人前のビリヤニの量は結構あり、全部を食べるまでに結構な時間を要しました。そしてこのお店の客層は「真剣」な客がそこまで多くないという(偏見)感じでした。ひたすら話続けて料理には殆ど手をつけていない女性二人組、小さな子どもを連れた家族がちらほらと見受けられる程度。一人で、本気でビリヤニに対峙しているような強者はちらっと見た限りではいませんでした。それのお陰か知りませんが、店内は緩い雰囲気で、緊張しないで料理を楽しむことが出来ました。決して分かりやすい美味しさではありませんが、追求していくと沼にはまっていくんだろうな、ということが分かった昼ご飯でした。御馳走様でした。

 

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店を出て、少し歩いているとマツモトキヨシがあったので寄ってみる。近所のそこには既に売り切れてしまっている箱入りマスクがまだ存在していたので、迷うことなく購入。これで少しは生き延びることが出来るだろうか。そのすぐ後に件のニュースを拝見しました。

 

www3.nhk.or.jp

 

先々週の事を思い出していました。224人の感染が確認されて、世間があたふたとしていた時期。それから国と都はなにもしないまま、ただ「自粛を」と繰り返してきた末路でしょう。既に日本におけるコロナは東京だけの問題ではなくなって来ており、全国各地でぞろぞろと新規感染が確認されております。近いうちに医療崩壊が起きてしまってもなんも不思議ではありません。こんな状態の時に外出してしまった自分はなんて軽率な行動を取ってしまったのだろうか。ただ、私の場合は人気の少ないところを一人でずんずん歩いているだけなので、誰かに糾弾される謂れはないような気もしてます。そもそも、満員御礼の通勤電車に乗っている時点で、密で困った状態の職場に通勤している時点で、既に私は終わっているのでしょうか。

 

 

急激に怖くなったので、後の用事はさっさと済ませる。新宿西口の本屋で欲しかった本を買って、そのあとはどこにも寄らないで帰宅。

 

購入した本

燃え殻「すべて忘れてしまうから」(サイン本)
エド・レジス「ウイルス・ハンター アメリCDCの挑戦と死闘」
リチャード・プレストン「ホット・ゾーン エボラ・ウイルス制圧に命を懸けた人々」
和山やま「女の園の星(1)」

 

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家に帰って、ひたすらだらだらしてみる。徐にレンタルしていた映画のことを思い出して、「Us」(2019)を観る。この映画を撮った監督の1作目「Get Out」(2017)はまずまず良かったので、この映画は期待しながら観ていた。..........駄作だよ駄作。失敗したーーー。どこだどのように駄作だったのか、ここで文章を書くことは時間と体力の無駄なので何も書かないけれど、何の捻りもない、ただただ不快な映画だった。時間を返してくれ、と思うほどの映画は久しぶりでした。

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「Us」(☆☆)

 

そのあとはなにもしないで、椅子に座ってぼーっとしていたら日を跨いでしまったので、おとなしく寝ることにしました。明日は一日中、のんびりと過ごそう。