眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年7月17日(金)

「君が一人ぼっちだって手をつなげば二人ぼっちだぞティンカーベル

 

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明日からようやく休日に突入するというのに、どうにも気分が晴れない。それは多分コロナのせい。2020年3月に東京へ赴任してからずっと、コロナと言う目に見えない奴に苦しめられてきた。実際に感染したわけではないし、コロナのせいで会社から首を切られたわけではないけれど、生活に影響が出ている。主に趣味の範囲でとても影響が出ている。ライブに行けないのだ。毎週のように行っていて、仕事のストレスのガス抜きとして利用していたライブに3月に入ってから一度も行けていないのである。それだけならまだしも、「ライブハウスは悪だ」といった世間の声がたびたび聴こえてきて、もうどうしようもないほどに腹立たしい。なんでそこまで言われなくちゃいけないのか、ライブを楽しみに生きている身としてはとても悲しい。たくさんのライブが中止になって、本当は行ける筈だったすごく楽しみにしていたライブに行けなくなって、ずっと燻っている。このどうしようもないもやもやを抱えながら毎日毎日、満員の電車に乗って通勤するのは非常に腹立たしくて、悲しい。こんな事態なのに平然とした顔で電車に乗らなければいけない状況に対して苛立ちを覚えるし、それに対して上層部から大したコメントが社員に対して発せられていないことに不安感を覚える。この船は本当に、向かうべき地点へと進んでいるのだろうか。同じところをぐるぐると回り続けるならまだマシ、もしかしたら取り返しのつかない濁流に呑み込まれてるのではないか、という不安でいっぱいいっぱいである。ああ、かくも人間は脆く、ちょっとしたことで生きる希望を失ってしまう生き物なのである。

 

 

そんなわけで仕事に身が入るわけがなく。かといってするべき仕事も特になかったので、のんびりとした時間が流れていた。今日もほぼ全ての時間を書類整理に費やした。それは本当に正しい行動であったのかどうかは知らないが、それでも目の前には雑然とした書類がばらばらになって放置されているのだから、私が、せめて暇な私が整理しなければいけないのであった。だからこつこつと書類整理をして、飽きても手を止めることなく作業を続けて、そうしたらなんだか仕事がしょうもないものに思えてきた。ふと、2年前に転職活動をしていた際、ある企業の採用の人に言われたことを思い出した。

 

「うちに入っても地味な、こつこつとした作業ばかりだけれど、大丈夫?」

 

下っ端に大きな仕事が回ってくることはなく、ようやく流れてくるのは意味のない書類整理のみ。それを何カ月続ければ、達成感のある仕事を任せてもらえるんだい。もしかしたら、後輩が入ってくるまでずっと、この単調で人を狂わせてしまうような作業をし続けなければならないのか。嫌だ嫌だ嫌だ、と心の中で叫んでみても誰の耳にも届かないし、余計に惨めな思いが込み上げてくる。今私が歩いているこの道が、果たして正しい道なのか。恐る恐る歩いていて、「本当にこっちで合っているのかよ」とボヤきたくなるくらいに不確かで薄暗い道だけれど、二度と新規営業なんてものはしたくないから、消去法でこの道を進んでいくよ。名古屋の新人君、元気に仕事をしているかな。

 

 

そんなこんなで書類整理に明け暮れていたら1時間ほど残業をしてしまった。会社を出る頃にはちょっとだけ雨が止んでいた。UNISON SQUARE GARDENを聴きながら家路を急ぐ。華の金曜日なのだから何処かへぶらっと寄りたい気分だけれど、コロナが怖いので......。でもどうしてもこのくさくさとした気分のまま家に帰るのは良くないと判断し、家の最寄り駅の商店街へ。ドラッグストアをいくつか回る。お気に入りだったとあるドラッグストアのPBマスクが店頭に並んでいなくて、並ぶ気配がなくて、中国製のお高い箱マスクを呆然と眺めて、「でもいつまたマスクがなくなるか分かんないからな」と悩みながら、結局何も買わずじまい。おかしのお店へ行って、大量にお菓子を買う。こんなにたくさん買っても1,500円ちょっとで事足りるのだから、非常に素晴らしいお店である。昨日の健康診断で体重の事を言及されたばかりなのだからお菓子なんて食べている場合じゃないんですけれど、でも少しくらいはストレス発散のために食べてもいいですよね。というのはデブの考えであろうか。私は着実にデブの道を突き進んでいる。運動をしなければいけないのに、ジムは怖いし、リングフィットアドベンチャーは飽きてしまったし。さてどうしようか......。

 

 

夕飯はたらこパスタで済ます。3日連続で肉野菜炒めはさすがにしんどい。そのあとはだらだらとバラエティ番組を観る。最近のお気に入りはマツコが出演しているバラエティで、特に好きなのが「マツコ&有吉 かりそめ天国」。今日は2時間スペシャルで、二人がどうでもいいことをだらだらと無軌道に話している様が痛快であった。こういうバラエティを今、弱弱な私は求めているのです。そのあとに、昨日から観始めた「キム秘書はいったい、なぜ?」をちょこっと観る。まだまだこのドラマの良さが分からない。俺様の主人公の言動がちょっと目障りである(それがこのドラマの醍醐味なんだろうけれど)。でもキム秘書がそれを真に受けることなく、さらっと受け流して素晴らしい仕事をこなしているので、まだ退屈せずにいられる。ただ、この状態がずっと続くようであるなら、最後まで観ることは叶わないだろう。頼むから、面白くなってくれ。

 

 

ドラマを観終えたらいい時間になっていたので、読書をすることなく大人しく就寝。明日も明後日もなんの予定もないから、寂しいな。