眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

悲しい酔っぱらい

2日続けてお酒を飲んだ。新しい環境になかなか慣れず、ストレスを発散したくなった。昨日飲んだときは愉快な気持ちがあったけれど、今日はちょっと悲しくなって、それが次第に大きくなっていき、今では悲嘆に暮れている。

 

 

普段から不器用な生き方をしてきた。自分を上手く出せず、相手の出方を窺っていた。自分の言いたいことを言わないで、相手が必要としていることを大切にした。「自分が死んだ」自分がどのようなことを欲しているのか分からなくなった。どうしたいのか、どうしていきたいのか、今自分がどのようなことを思っているのか、正確に把握できなくなった。

 

 

お酒を飲み慣れていないので、馬鹿みたいに速いペースで飲んで、酔いが一気に回った。くらくらした頭で考えていたのは、恋人がいなくて寂しいこと、ももクロの夢を見てなんだかいてもたってもいられなくなったこと、ライブに全然行けていない状況が自分にとっては非常に深刻であること、仕事がつまらないこと、毎日会社に行く意味がよく分からなくなったこと、どこをどのように進んでいけばいいのか分からなくなったこと。分からないことばかりでぎゅっと感情が縮こまってしまう。そんな窮屈な感情を吐露できるような相手は東京にはいない。私は一人で、東京で暮らしている。

 

 

マスクを着けている状態が億劫で鬱陶しい。ずっと息苦しくて、でもそれを外したら非国民と罵らそうで怖いので、ずっと着けている。こんなもの着けている意味はありますか?

 

 

ああああああああああ、と叫びだしたくなって、叫びたくなって、でもここは賃貸住宅で隣も上も人が住んでいるのでそれは出来ない。雨が降っているかもしれないけれど駅まで全速力で走って、電車に乗って、遠い町に行きたい。一人になりたい。私のことを誰も知らないような、遠い遠い場所へ行きたい。

 

 

苦しさも究めれば一つの芸術だろ。いつかこの寂しさ苦しさが、昇華される日が訪れますように。ずっと苦しいままなんて、そんなの本当に悔しいだけだろ。