眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年7月11日(土)

「立ち止まって吸て吐いて 君を見つけたから
小さな目に目を合わすよ 見上げる君の正面から
ミルクティーと飲み込んだ例えばおはようとか
伝えることから始まれるような気がしてさ」

 

午前中は淀んだ天気で、雨がちょこちょこ降っていたので午後からの動きはどうしようか、と悩んでいたが、何故だか知らないが晴れてくれたので折りたたみ傘を持ち合わせる必要がなかった。朝は7時に起きた。昨日早目に寝たので、朝早かったかけれどそれなりに寝た感じはあった。朝からちょこちょことPCの整理をして、そうこうしているうちに10時になったので図書館へ行った。先日、パンク修理をしてもらって、一漕ぎですっと前へと進んでいく推進力が心地よくて、ずっと自転車に乗っていたくなるほどに快適な時間である。図書館ではネットで予約していた数冊と、新刊コーナーに沢木耕太郎の「深夜特急」が置いてあったのでそれも併せて借りた。図書館でうだうだと、ああでもないこうでもないと本を探し求めるのもいいが、今はそれをするのがちょっと怖いので、当分はネットで予約した本をさっと借りるスタイルを取ろう、と書こうとしたが、元々そのようなスタイルを取っていたのであった。人気の本は図書館に生で置いてあることは稀で、殆どはネットで予約して順番が来るのをひたすら待っている。待てばいつか自分の順番が来るのが素晴らしいシステムであると思う。これが抽選制になってしまったら、もうそのようなシステムに関与するのが面倒になって本を購入してしまうと思う。本当は読みたいと思った本は全部、新刊で購入したいのだけれど、そんなことをしていたら家じゅうが本まみれになってしまうだろうし、私はそんな高給取りではないので、現実的に考えたら本当に欲しいと思える本を新館で購入+読みたいなーーーと思った本を図書館で借りるのがベストだろう。古本を購入するというのも手であるが、潔癖症なので誰が読んでいたのか分からないような本を自分の家に置いておく、というのはちょっと嫌だ。といいつつ、最近は古本書店(と言っても大半がBOOK OFFであるが)巡りもちょくちょくしている。殆どは徘徊するだけで買いはしないのだけれど。

 

 

帰りにドラッグストアでハンドソープの替えを2つ購入し、家に帰ってそのあとはだらーーっと過ごしていた。遅めの朝食をフルグラで済ませ、少ししたら時間になったので家を出た。今日は池袋で映画を観る予定があるのだ。

 

 

池袋にあるTOHOシネマズで韓国映画の「はちどり」(2019)を観る。映画館で映画を観るのがとても久しぶりである。前回観たのが3月22日、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」であるので、3カ月以上ぶりである。コロナの感染が懸念される影響で、上下左右に人がいないというのが非常に快適であった。地味そうな映画なのでそこまで人は入らないだろうと思っていたが、ほぼ満員だったので驚いた。後でWikipediaで調べてみるとたくさんの賞を受賞していたので、その影響だろうか。それともあれか、最近ヒットした「パラサイト」の影響で韓国映画に対する関心が高まっているのだろうか。そんなことはどうもでいい。138分があっという間に感じられるほど、ぐいぐいと観入った。主人公のウニ演じるパク・ジフの演技が非常に秀逸で、観てて惚れ惚れとしてしまった。話はあまり明るいものではなく、自分は周りから認められていないと苦しむ日々。そんなとき、塾の先生であるヨンジと出会い、自分の話をしっかりと聴いてくれるので次第に彼女に心を開いていくのだが......。淡々とした演出、余計なものを排除して必要なものだけを提示していく。上手く表現できなくて悔しいが、これは観て良かったと声を大にして言える作品である。スケジュールが合えばもう一度映画館で観たいと思えるほど、素晴らしい映画であった。こういった映画が韓国にはたくさんあるのだろうか、ドラマと並行して韓国の映画もたくさん観ていきたいと思えるきっかけの作品になりました。

 

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「はちどり」(☆☆☆☆)

 

 

 

映画を観終わってお腹が空いたので、遅い昼食で「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 池袋店」へ。人気店だから行列を覚悟していたが、タイミングが良くてすぐに入れました。初めてなので、「カラシビ味噌らー麺」の大盛り(900円+100円)を注文。う~ん、そう来たか。辛味噌ラーメンなので名古屋の「ふくろう」のようなものを想像していましたが、店によってやはり違いますね。辛さと痺れはきつめの設定にしましたが、スープはつるっと飲むことが出来ました。麺がなあ、もうちょっと工夫出来たらな......とか思いましたが、十分に美味しかったです。池袋に来た時にここに行くか......多分行かないだろうな。「無敵屋」へ行くか、担々麺で気になっているお店へ行くかな。2日連続でお腹に悪影響のものを食べてしまったので、当分はお腹がごろごろ鳴りやみません。

 

 

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ジュンク堂書店保坂和志「読書実録」を買って、新宿へ。当然の如くBook 1stへ赴き、今日の今日まで買う予定のなかった武田砂鉄「わかりやすさの罪」を衝動買い。それと、先ほど観た映画に感化されてユリイカ韓国映画特集を購入。本屋での滞在時間は15分ほど。そのあとはどこにも寄らず、家へと直行。

 

 

購入した本

武田砂鉄「わかりやすさの罪」(サイン本)
保坂和志「読書実録」
ユリイカ 2020年5月号 特集=韓国映画の最前線 ―イ・チャンドンポン・ジュノからキム・ボラまで―」

 

わかりやすさの罪

わかりやすさの罪

 
読書実録

読書実録

  • 作者:保坂和志
  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: 単行本
 

 

 

18時過ぎに家に着く。お腹がぽかんとしているので、韓国ドラマ「人間レッスン」(2020)を1~3話観る。面白い。前回、1話の途中まで観て(微妙だなー)と思って20分ほどで断念したのだが、韓国ドラマに特化した脳になりつつあるのか、今回の視聴ではしっくりと来た。

 

大金を稼ぎだすため、重大な犯罪行為に手を染めた優等生。だが同じ高校の女子生徒にその秘密を嗅ぎつけられた時、順調だった二重生活が音を立てて崩れ始める。

 

恋愛ものばかり観ていたので、今のところ恋愛要素がゼロ(多分)で厳しめの題材を扱っているこの作品が非常に良い。続きがすごく気になる!というわけではないのだけれど、気付いたら「次のエピソード」を選択していた。ほぼノーストレスで眺めていられるのは、話が特に矛盾した様子もなく進んでいくし、大袈裟な演出がないからだろうか。10話で終わってしまうのは物足りないが、10話観終えたら「10話で十分だな」と思うのだろうか。何の予定もなければ明日の内に観てしまうだろうに、明日も明日で外出する予定があるのです、こんな御時世ですけれど。

 

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「人間レッスン」(2020)

 

 

世にも奇妙な物語」の新作が放映されているが、今はパソコンの前に行儀よく座ってカタカタとこの文章を書いている。書いている、というより打鍵していると表現したほうが正確だろうか。急にASIAN KUNG-FU GENERATIONが聴きたくなって、普段は滅多に聴かない「マジックディスク」を通しで聴いている。グループラインに届いた写真を見て、(一方自分は......)としょんぼりしている現在、22時13分。地元の友達が集まって、自分の子供を連れて楽しそうに交流している様子が流れてきたら(私は一人で......)とげんなりしたくなる。彼らが楽しそうにしているのは今までの様々なことの積み重ねがあってこそであり、彼らがそれらのことに注力していたときに私はどうしていたか。漫然と一人で人生を謳歌していた。別にそれでいいではないか。隣の芝生は目がチカチカするほどに青いと言う。私が結婚して、家庭を持つようになったら独り身の時には想像できないような苦労があるのだろう。それらがあることを一切考慮しないで、「結婚して子供がいるのはいいなあ」とだけ考えるのは偏った考えである。結婚をしたいのかしたくないのか、よく分からなくなった。そもそも結婚とは結婚したいと思えるような人間が自分にいることで存在するものであり、相手がいないのに漫然と「結婚したい......」と考えるのは妄想じみたもので、悩むだけ無駄なような気がする、多分。人と気軽に会えるような時代ではないから、多分私が新しい人と交流を深めるのは近い将来の話ではなくて。そもそもコロナが1,2年で終息するとは思っていなくて、でもコロナが落ち着いてから行動をするのか?となったら私は30代を食い潰していくことになるだろう。もしかしたら私と言う人間は、誰かと一緒にいるよりも一人で飄々と生きていく方が合っているんじゃないか。最終的には他人である相手と一緒にいることに耐えられるにか。本当に好きで好きで仕方ない相手とでも、ずっと気持ちいい関係を築けるのか。と考えすぎてしまって次の一手が出せないでいるのは馬鹿らしい。気になった人がいたら臆することなく行動すればいい、ただ気になる相手なんて今の生活を繰り返しても現れないであろうから、新しい場所へ繰り出していかなければならない。これ以上このことに関してぐだぐだと考えていてもしょうがないので、今日はこの辺でやめておきます。20代の早い段階で聡明な判断を下しておけばよかったな。でもあのときにはそれが「正しい」と思っていたんだから、今更悔やんだところでしょうがない。過ぎたことは過ぎたこととして、次に進むの大事でしょ。

 

 

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