眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年7月3日(金)

寝ても覚めてもおんなじ景色なら どうすりゃいいんだよ」

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

営業の仕事が辛くて、というよりある人間と接するのが辛くて辛くて嘆いていたのがちょうど2年前。実家に帰ってのんびりしていた。あれから2年という月日が流れ、この記事で書いている「②現在の会社で経理に異動になるようにしてもらう」が運よく叶い、今経理として働いています。2年前の自分に言ってやりたい。大丈夫、そこでぐっと堪えて、自分の意見をちゃんと伝えれば行きたい場所へ行けるよ、と。まあ、休職に追い込まれなければヨーロッパへ行こうだなんて発想は浮かばないので、一概にあのときの仕事にまつわる全てが不必要だったわけではない、わけはないな。苦しむ必要のないことだったので、あれは人事の采配ミスだろ、ということにしておきます。今はコロナのせいで海外旅行は夢のまた夢なので、あのタイミングでがっつりとヨーロッパ(特にイタリア)を堪能出来たのは良かったことなんだ、と思うようにして今日まで生きてきた気がします。

 

 

朝早く起きてしまったので、夜の分も合わせると「ストレンジャー・シングス(シーズン2)」は3~7話まで観てしまいました。う~ん、ここまで観ているのにまだシーズン1のどきどきが来ないのはどうしてだろう。せっかく欧米のドラマが好きになれるかもという期待を抱いていたのに、これじゃちょっと寂しいじゃないか。でも7話の終わりで次が気になるような仕掛けが施されていたので、あと2話で面白くなることを祈っています。

 

 

在宅勤務。あいかわらず簿記の勉強を粛々と進めていく。時折携帯電話が鳴って、都度都度対応していく。手元に万全体制の設備がないので、十分に応じることが出来ないのが悔しい。でも家にずっと居られることがこんなにも幸せなんて、私はまたコロナに対して恐怖を感じ始めている証拠でしょう。当分は東京でのコロナの新規感染者数は3桁を叩き出すことでしょう、政府が何もしようとしていないので。あっというまに定時を迎えたので、上司に連絡して今日の仕事はおしまい。

 

 

ストレンジャー・シングス」が微妙だったので、急に韓国ドラマを観たくなる。それで、観るのをストップしていた「ロマンスは別冊付録」の12~14話を観る。良かった。恋愛のぶぶんがそこまで強くなく、出版社で働く彼女の姿が克明に描き出されていて、でも嘘で入社したのがばれて、会社を辞めさせられるまでのところが観てて辛かった。あと2話で今まで期待を煽ってきたぶぶんを無事に消化できるか心配なところ。

 

 

ドラマの見過ぎでくたくたになったので、ロフトに上がって音楽を聴いていた。決して大きな音で聴いたわけではありません。ましてや隣に響くなんて思ってもいませんでした。

 

「ドンドンドンドン」

 

悪魔の音が聞こえた。ああ、あいつはまだ棲息していたのか。いやいやいやいやいやいや、嘘でしょう?????あんたらが今まで出してきた騒音に比べたら、この音楽の音なんてそよ風みたいなものだろ。ちょっとイラついたので、「とんとん」と軽めに隣へと続く壁を叩いてしまったのがいけなかったですね。急に部屋のチャイムが鳴らされ、

 

「ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン」

 

と絶え間なくチャイムの音が鳴り響く。怖いのでモニターフォン眺めていると、何かしら喚いている男が哀れに映っていました。扉はがんがんと容赦なく蹴られ、ドアノブをガチャガチャと鳴らす音も聞こえ、久しぶりに恐怖を覚えました。それでも私が外に出ないことにしびれを切らしたのか、ベランダの方に回り込み、

 

「ドンドンドンドン」

 

とベランダの窓を叩くので、警察を呼んでもいいレベルじゃないか?と深刻になりました。怖いのでイヤホンを耳にぶっ刺して、爆音で音楽を聴いていました。2時間ほどずっと音楽を聴いて、その間は書けずにいた一昨日からの日記を書きながら時間を過ごしていました。23時過ぎ、もう大丈夫だろうとイヤホンを外しました。ああもういったいなんなんだよ、隣人問題が終わったと思っていたのに、なんでまた再発するんだよ。こちとらコロナで精神的に弱っているぶぶんがあるんだから、しょうもないことでこちらの神経を逆撫でしてもらえないかな?本当に気持ち悪いな。早く引っ越してくれないかな。休日に神社に行こうそうしよう。

 

 

夜はまだ続く。下に降りてドラマを観るのは怖いので、引き続き音楽をイヤホンで聴きながら久しぶりに読書をする。阿久津隆「読書の日記」を100ページほど読む。もうずっとこの人の文章を読んでいる気がする。ようやく半分くらいまで読んで、でもあと半分しかないのか、とちょっと寂しくなっている。この人が経営している本屋さんがコロナの影響で潰れてないといいのだけれど。

 

えー、じゃあ、どうしてかって言うとー、説明するとー、最低限っていうか、たとえば自分が喧嘩しててさ、今みたいに、それで相手のことむかついたりするでしょ、でもそのむかついてることがもしかしたら間違いかもしれない可能性はあるでしょ、だからそれを避けるにはさ、そこばっかり通して理屈っぽくてヤなやつだって思ってるんでしょ、でもそれを避けないと、カア、なっちゃって、全然おかしいのはこっちだよって理由でキレたりしちゃうんじゃん、って言って、そしたら「だからー」とか言って、「うん、だからどうして、なんでもいいから、カアってなって、理由とか関係なきキレたりしちゃいけないの」ってそしたら言ったんだよね、あるとき。は?みたいな、えー!みたいな。

岡田利規「労苦の終わり」『三月の5日間』所収(白水社

 

読書の日記

読書の日記

  • 作者:阿久津隆
  • 発売日: 2018/06/20
  • メディア: 単行本