眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年6月12日(金)

「君がダイヤモンドを壊して いっそ世界中に散りばめちゃってよ
そして何食わぬ顔で花飾りを刺して」

 

仕事が始まる。仕事をする。仕事が終わる。そのあとに家に帰り、趣味を満喫したら一日が終わる。それの繰り返しでやがて定年を迎える。余生を過ごしていたらいずれ死が訪れる。それがいつ来るかは分からない。そもそも明日死ぬかもしれない。私はそのような想像力を持たないようにしている。明日死ぬと考えると、今日生きるのが切なくなる。明日死ぬ前提で日々を過ごしていないので、明日死ぬと思うと正気でいられなくなる、のかなあ。やりたいことはだいぶやったつもりでいる。結婚とか子供とか、明日死ぬんだとしたら別にいい。ライブはたくさん行ったし、本は...もうちょっと読みたかったけれど未練はない。親に感謝を告げて、最後の日に親の手料理を食べることが出来たら、それでもういいかな。そんなことを考えてしまったのは、最近観ていた「ハイバイ、ママ!」の影響だろう。あんなドラマを観ていたら否が応にも悔いのない人生を送らなくちゃ、と思わされる。ただ、そのようなプレッシャーがかかると極度に緊張してしまって、うまく物事を進めなくなるような気がしているので、普段と変わらないように生きていこう、生きていければいいなと思っている。思い出した。海外旅行はもっと行きたかった。韓国も行きたいし、台湾も行きたいし、何よりヨーロッパをだらだらと旅行したい。一昨年のヨーロッパ、特にローマはすごく良くて、出来るなら今年の夏休みに行きたかったのだけれど、状況が状況なので、家で引きこもることになるだろう。こんなことになると知っていたら、もっともっと海外旅行をしていたというに。無念である。もし結婚するとしたら、気軽に海外に行くことは難しくなるので、フットワークが凄く軽い今のうちにいろんなことをしたいのだけれど、状況が状況なので、家で自粛することを求められる。なのでひたすらに韓国ドラマを観ているのだけれど、それもちょっと飽きてきてしまったかな、というのが正直な感想である。違う趣味を持ちたい、極めたい。

 


朝は浅い眠りを何度も繰り返して、そのたびに蒸し暑さが体に纏わりついて非常に鬱陶しいことこの上なかった。もう既に梅雨に突入したのだ。そんなことを思いながら会社に行き、用事のために外に出た。暑い。暑すぎて、どこかで休憩を取りたくなるほど心が弱まっている。こんなときにマスクを着けているだなんて正気の沙汰か?外に出たくないずっと家に居たい。用事を済まして会社に戻り、前回おじゃんになった打ち合わせが行われた。経理の今後の在り方についての打ち合わせで、既に結論は出ていたので、出席してもしなくてもどちらでも良かった。分かったことは、これから面倒なことが増えるということ。単純に業務量が増えてしまうので、定時で帰るという私の美学が脅かされてしまいそうで不快な気分になった。それに、コロナが落ち着いてきたらライブに行けるようになるので、今まで以上に定時に帰ることが重要なものになってくるというのに。面倒で頭を使わないような仕事はパートを雇って振ればいいのに、高い給料を払ってこんな単純作業をするのはちょっと違うんじゃないか、というのが私の見解。夏が終わったあたりから体制が変わっていくようなので、定時に帰れる幸せが脅かされませんように、と静かに祈っている。

 


打合せが少し押したので、昼休みが数分削られた。そんな些細なことでも(う~ん)と苛立ってしまう私には、多分カルシウムが足りない。帰りに牛乳を買っておこう。今日もおにぎり2個(梅干しと昆布)とカップ麺(そば)を食べ、そのあとはUNISON SQUARE GARDENの「CIDER ROAD」を聴いた。すごくいい。今一番しっくり来る音楽。彼等のアルバムに捨て曲なんてものは存在しないのだが、このアルバムは全曲素晴らしくて、何度聴いても飽きない。このアルバムが発売された当初は「ポップに振り切れすぎていないか......?」という不安があり、実際にあまり好きなアルバムではなかった。しかし、最近になって急に好きになったのはなんでだろうか。「CIDER ROAD」の曲は優しい曲が多い。癒しを求めている今の状況にものすごくフィットしているのだろう。居心地よく聴いていたのだが、途中で猛烈な眠気に襲われたので、20分くらいはほぼ寝て過ごした。昨日寝ているときに観た寝覚めの悪いような夢が再び現れないよう、深いところまで行かないように注意しながら。やがて昼休みは終わった。

 

CIDER ROAD(サイダーロード) 初回限定盤CD+DVD

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午前中は退屈せずに過ごせたが、午後も午後でそれなりにやることがあった。久しぶりに一日中、暇を持て余すことをしなかったのではないだろうか。書類を眺めていて、その不備を発見する。それを先輩に相談すると「ああああああ、どうしたらいいんだろう」と嘆くので(その人はいつも過剰に嘆いている節がある。演技の練習でもしているのだろうか)、その嘆きが収まるのをじっと待っていた。そのあともぽつりぽつりと微妙に厄介な出来事に見舞われて、それを丁寧に丁寧に対処していたら定時になっていた。集中していると周りの物音があまり気にならないことに気付いた。それと後方部のシューゲイザースピーカー三人衆が全員在宅勤務で会社に居なかったのも大きかったのだろう。ストレスを抱えることなく、あっという間に8時間を駆け抜けた。

 

 

定時、会社を出る。そこそこの人が乗っている電車に乗って家に帰る。本当だったら今日、これから豊洲へ行って、マカロニえんぴつのライブを観る予定だった。「hope」の曲を存分に味わうつもりだった。もうそれは叶わないことで、いつになったらライブに行けるのか、今年中は無理なのか。ライブハウスは無理か、野外は無理か。スタジオやライブハウスでの演奏を配信しているアーティストが増えてきた。新しい生活に合わせるために大切なことなんだろうけれど、でもちょっと寂しく思えてしまう自分がいる。多分、演奏しているアーティストだってこんな形になってしまうのは不本意であろう。誰かが悪いわけではない。今はそういう時代なんだって、折り合いをつけられればいいんだけれど、ライブに行けなくなって3カ月以上が経って、少しは欲望が収まってきたけれど、でもずっとずっと寂しい思いは心のそこでこびりついてて取れないんだよな。

 

 

夕飯にささっとサラダを食べて、くたびれた体で「この恋は初めてだから」14,15話を観る。明日、最終話を観る予定なので、今日の感想を含めて明日記述します。

 

 

明日から休みなのにあまりうれしくないのは、雨がずっと降っていて気分が優れないせい?