眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年6月6日(土)

「歪んでいたのは昨日のせいだった」

 

ようやくやってきた土曜日。暇すぎる平日をなんとか乗り越えて迎える久しぶりに感じられる土曜日は多幸感に満ち溢れていた。今日という日を過ごすために、今まで生きてきたかのような、総決算であるような感覚に陥った。

 

 

朝は8時に起きてしまった。(休みなんだからもっと睡眠を取らないと)と、二度寝を敢行。あっという間に眠りに落ち、また起きると10時過ぎ。そろりそろりと起き出し、朝ご飯にフルグラを食べる。外は曇り。テレビは退屈。ドラマ「この恋は初めてだから」を12,13話観る。恋愛でそこまで捻りのない題材を取り扱っていると話数を重ねるごとにマンネリ感、ループしているなと感じるものだが、このドラマは観ているうちに登場人物の事がどんどん好きになっていく。なぜあの人は恋に対して興味がなかったのか、どうしてあの人は付き合っている相手に対して突っ慳貪な態度を取っていたのか、といった疑問が明かされていき、どんどんこのドラマにはまっていく。あと3話で終わってしまうのか、という寂しさと、16話以上続けるのは限界があるよな、という思いもある。残り3話、大切に鑑賞します。

 

 

ドラマを観終えると14時過ぎ。今日は久しぶりに新宿に行ってみようと思っていた。都心の本屋で、今まで欲しかったけれど買えずじまいだった本をどっさり買いたかったのだ。まだまだ予断を許さない状況であることに変わりないけれど、でも、いつまでも自粛をしていたら経済が死んでしまう。私に出来ることがあるなら少しは貢献したい。だから外出するのだ......、という言い訳を自分に何度も言い聞かせて外に出る。残念ながら今日はずっと曇りであったが、心の中はばっちりと晴れていた。久しぶりの新宿。久しぶりの大型本屋。うきうきしながら電車に乗っていたらあっという間に新宿に着いていた。15時だし、お昼ご飯を食べていないので、外食しよう。と足は自然と東口に向かう。無性にラーメンが食べたかった。大好きなラーメン屋に久しぶりに行きたかったのだ。 新宿東口方面で私が愛してやまないラーメン屋「焼きあご塩らー麺たかはし」に行った。時間が時間だけに、人の入りは微妙だった。迷うことなく、「焼きあご塩らー麺大盛り」を注文。15分ほどして幸せな食べ物が届く。まずはスープを啜る。啜る。一心不乱に啜る。(ああ、この味をどれほど待ち望んでいたことか)とあまりの美味しさにふらふらしそうになる。このラーメンにこれほどまでに感動したのは、初めて食べた時以来であろう。あれから何度も何度もこのお店に通い、すっかり「日常の味」になっていた。久しぶりに食べるそれは紛うことなき「絶品」で、麺を啜る、スープを啜る、を交互に繰り返したらあっという間に平らげてしまっていた。最後の最後までスープが熱い、というのが素晴らしい。やっぱり私はラーメンが好きだし、自粛期間中はラーメンを食べられなかったことはなんとも味気ない日々だったのだ、と痛感させられた。店を出る頃にはすっかり心身ともに幸せに溢れていて、久しぶりに「良い感じ」というものを味わっていた。

 

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次に向かうは本屋。 今回の外出の本命。まずは東口にある「紀伊國屋書店 新宿本店」へ。つい最近まで平日のみの営業、それも18時までしか空いていなかったので、なかなか来れていなかった。久しぶりの紀伊國屋書店は相変わらず素晴らしい本屋で、欲しいと思っていた本や新たに欲しくなった本が所狭しと並んでいた。それと同じくらい、店内は多くの人間で溢れかえっていた。立地がとてもいいし、素晴らしい本屋だからしょうがない。ただ、やはりまだまだ「人が密集している」場所は恐怖を覚える。気になっていた本のサイン本をそそくさと見繕い、さっさと店を出る。

 

 

次に向かうは西口にある「ブックファースト新宿店」。こちらは立地が微妙なので、紀伊國屋書店 新宿本店に比べると人が少ない。それがいいのだ。たくさんの人に囲まれ、おしあいへしあいしながらだと落ち着いて本を選ぶことが出来ない。こちらの本屋はソーシャルディスタンスを保ちながら、好きなだけ本を見ていられるので、新宿の本屋では一番好き。店内を徘徊し、ずーーーっと欲しかったけれど値段が高くて躊躇していた阿久津隆「読書の日記」を遂に購入。いつかは知らないけれど10万円が入るし、最近はいろいろな購入を控えていたので、久しぶりにぱーっと高い本を購入してみるのもいいだろう。あとは「積読こそが完全な読書術である」を読んで気になっていたピエール・バイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」もすかさず購入。そこから箍が外れてしまった私は、欲しい欲しいと思っていた本を躊躇することなく購入し、気付いたら一日で8冊の本、8,000円ものお金を本に費やしていた。なんて素晴らしい一日なんだろう。自分が欲しいと思っていたものを欲しいと思った瞬間に購入することほど最高なことはないよ。帰りはthe pillowsを聴きながら、幸せでしかなかった一日をぼんやり振り返っていた。

 

 

購入した本

阿久津隆「読書の日記」
北野勇作「100文字SF」
筒井康隆筒井康隆、自作を語る」
中村文則「R帝国」
ピエール・バイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」
葵遼太「処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな」(サイン本)
佐藤究「サージウスの死神」(サイン本)
相沢沙呼他「小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー」(サイン本)

 

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18時過ぎに家に着く。そこまで歩いていないのに、最近はまともに体を動かしていないし、久しぶりの本格的な外出だったので、くたくたになっていた。何か観ようとテレビをつけるも、すぐに眠気に襲われたので抗うことなく全身の力を抜く。すぐに眠りに落ちる。深い眠りだった。2時間ほど眠り、またテレビを観始める。今日は新しいドラマを観よう。ということで「ハイバイ、ママ!」(2020)の1話を鑑賞。夫と娘を残し死んでしまった女性が、娘のことが気になってなかなか成仏できずにいる、という設定だけで苦しいことが確定。コメディ要素は今のところないので、ただただ辛い感情を引きずりながら観ていくことになるのだろうか。体力を持っていかれそうなドラマである。ただ、ラブコメ以外の題材を扱ったドラマを観たいと思っていたので、今の私に持って来いである。これも6月中には観終わってしまうだろう。他にも観たい韓国ドラマはたくさんあるのだ。最近は地上波、BSで韓国ドラマを昔みたいに流してくれないので、Netflixに感謝している。最高の暇つぶしのサービスである。

 

鑑賞予定の韓国ドラマ(仮)

「ロマンスは別冊付録」(2019)
「ある春の夜に」(2019)
「椿の花咲く頃」(2019)
アルハンブラ宮殿の思い出」(2018)
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」(2018)
「ボイス」(2017)
「シグナル」(2016)
「ミセン」(2014)

 

a flood of circleにまた最近はまり始めた。コロナなんてものが生まれてこなかったら、今月は彼ら主催のライブがあったのだ。初めてそのライブに行くつもりだったの。でも、オンライン配信でライブをしてくれるので、お金を払ってでも観たいなと思っている。こんな時に、彼らはどんな曲を演奏し、どんなことを話すのだろうか。楽しみでしょうがない。SATETSUの曲は、演らないよな。

 

CENTER OF THE EARTH(初回限定盤)

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今日は天気が悪かったのに、身体がだるくなかったのは一日がずっと楽しみで溢れていたからだろう。明日も自由に過ごせるなんて、なんて幸せなんだろう。明日は今日購入した本に浸ろうか、それとも新しく観始めた韓国ドラマを観ようか、それとも音楽を聴こうか。ワクワクして眠れるか不安だけれど、どうせ電気を消した目を瞑ったらあっという間に眠りについてしまうことだろう。ああ、ずっとこの時間が続けばいいのに。

 

 

7,670歩