眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年5月26日(火)

「いつだって別れの挨拶をしている」

 

 

いつもと変わらない朝のはずなのに、少しだけ緊張している自分がいた。今日からいよいよ生活が元に戻っていく。コロナ以前の生活に戻れないとしても、今まで不自由を強いられてきたぶぶんは少しずつ緩和されていくだろう。それが少し怖いのだ。緊急事態宣言が解除されてしまったけれど、これからも自粛はしていかなければならないぶぶんがある。それをどこまでの範囲でどれだけの人が守れるのか。3月の3連休みたいな悪夢は訪れるのか。全てはこれからの私たちの行動にかかっているのだけれど、若干緩み始めている街の雰囲気を眺めていると、第2波が来ても別におかしくはないだろう。第2波が来るものだと想定して、あらゆる物事を進めていくのが大事なんじゃないか。

 


電車は昨日に比べて若干混んでいた。前みたいなぎゅうぎゅう詰めではないけれど、多少の危機感は感じるくらいに混んでいた。来週あたりからドバっと乗車率が増えなければいいけれど。

 


普段より早めに会社に着いてみると、心の余裕というものが生まれていた。これからはギリギリを攻めるのではなく、時間に余裕を持って出社してみるのも悪くはないかも。午前中は今日入荷された新鮮な仕事をがしがしと進めていった。初見時は「どうしていけばいいのか」と不安に思ったが、一度こなしてしまうと大した仕事ではないことが判明した。躓くことなく、ほぼほぼ完璧な状態まで仕上げて昼休みに突入した。今日も社内でおにぎり2個とカップ麺(シーフード)を食べる。外はどうなっているんだろう、営業を再開している店がちらほらあるのだろうか。同じフロアに居る人の大半は外食へ行ってしまうので、昼休みの社内はとても静かである。静かすぎるが故に、普段はあまり意識することのない空調の音が気になってしまう。ぽつんとデスクに座って、ユニゾンを聴いていると(ずっとこの幸せな時間が続けばいいのにな)とついつい思ってしまう。外はすごくうるさいから、箱のなかでのんびりと出来る限り長く過ごしていたい。

 


午後は暇であった。仕事がぐんぐんと進められるから、調子に乗っていたら午前中で仕事がほぼほぼ終わってしまった。さて、なにをしようか......。コピーロボットは出社しているものの、目新しいことを教えてくれるわけでもなく、せっせとパソコンの設定を弄っていた。暇を持て余した私は、暇つぶしに今まで作ってきた資料の見直しを丹念に行なった。こんな時期だから、やることがなくなったらさっさと帰宅させてほしいと思うのは贅沢なことであろうか。定時に上がってもそこそこの人が電車に乗っているので、1時間くらい早く退社して、人が少ないうちに家に帰りたいものである。うだうだとしていたらようやく定時にたどり着いたので、残業なんて悪しき風習に染まることなくさっさと帰った。帰りの電車は少しずつ活気が溢れて来ていて怖かった。

 

 

家に帰ると、すぐにサラダをもしゃもしゃと食べた。最近の私は異様にお腹が空いてしまうのだ。帰りがけにスーパーで買ったベーコンの塊を適当に切って食べてみたら、これがちょっとどうにかしているくらいに美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまった。続いて、パスタを茹でてペペロンチーノに仕上げた。ここでもベーコンを食べる。美味しすぎて、ずーっと食べていられるな、これ。思う存分好きなだけ食べたので、食べ終わった後はお腹がぷっくりと膨れていて、急激な眠気に襲われた、もう今日はこのまま寝てしまってもいいな。

 

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今日は久々に韓国ドラマを観る気分だったので、「愛の不時着」12,13話を観る。13話の途中まではほのぼのとした時間が流れていて、(このままのんびりと時間が流れればいいのにな......)と叶うはずのない願い事をしてしまった。そして13話の最後でいよいよドラマも終盤に差し掛かってくる展開で、ドラマを観ることで感じるカタルシスというものを久しぶりに感じた。ああ、もうこのまま最終話まで観てしまいたい。明日が休みだったらそうしていたのに。明日は仕事が入荷されないので、暇な時間がだらだら流れていくのだろう。ああ、人生の無駄遣いである。

 

 

今の時刻は23時21分。もう寝てしまいたい気分が強いけれど、ここで寝てしまったら韓国ドラマしか堪能できなかった一日になってしまうので、どれでもいいから本を読もう。出来るなら、すぐに眠たくなってしまうような本を読もう。