眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年4月25日(土)

昨日は寝落ちしていた。眠たいけれどまだ寝たくなくて、少しの間だけ目を瞑ろう、とすると大抵寝てしまっている。そんな風に寝てしまった時は最高に幸せである。電気代の無駄遣いであるけれど、苦労せずに眠りにつくことは非常に幸せなことである、と噛みしめている。

 

 

9時ごろにむくむくと起きる。ご飯は炊いていなかったので、朝飯はグラノーラで済ます。溜めておいた録画番組を淡々と消化していく。晴れているのに外に出られないのは辛いな。ジム通いをしておらず最近は運動不足なので、少し散歩をしたい。人気が殆ど無いところであれば、散歩しても別に構わないだろう。家にずーーーーっといると鬱々とした気持ちになってきた、どうにも嫌なんだよ。そんな外出したい衝動に駆られ、11時過ぎに家を出る。普段は通らない道を歩く歩く。(こんなところに緑道があったのか)と思いながら、淡々と歩いていく。ただ歩いているだけなのに、こんなにも元気が湧き上がってくるのは、身体を動かしているからと太陽を浴びているからだろう。人はそんなに歩いていないので、そこまで不安な気持ちにならずに済む。時折マクスをしていない人がいるけれど、まあ、別にいいや。ずんずんと歩き進めているうちに隣駅の商店街にたどり着いていた。私の家の最寄り駅の商店街と同様に、いやそれ以上に人で溢れていて(うっ)となった。飲食店はテイクアウトを提供している店が多く、普通に営業している店もあり、子供連れの家族も結構いて、(そうか......)と悲しくなり、そっとその場を離れた。何も言うまい、彼らは彼らなりに考えてその選択を選んだんだから。ただ、まあ、いやいいや......。

 

 

帰りの道もずんずんと歩いていく。散歩のお供にMr.ChildrenMr.Children 2001-2005 <micro>」を聴く。この頃のMr.Childrenは青春時代によく聴いていたので、今聴くとちょっと泣きそうになってしまう。そんな感傷的な気分を引きずりながら、家に帰りつく。家を出る前に比べて体は非常に軽くなっていたし、心も爽快感で満ち溢れていた。不要不急ではないので本当は控えるべきなんだろうけれど、人がいないところをほっつき歩くのはそこまで害を与えるようなことではないと思う。商店街に行って、今すぐ必要ではないものを買うことに関しては抵抗があるけれど。

 

Mr.Children 2001-2005 〈micro〉(初回限定盤)(DVD付)

Mr.Children 2001-2005 〈micro〉(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:Mr.Children
  • 発売日: 2012/05/10
  • メディア: CD
 

 

昼は辛ラーメンを食べる。東京に引っ越してきてから、初めてインスタント麺を作る。棚の奥底にしまい込んでいた鍋を取り出して、簡単な工程であっという間に作り終える。(ああ、美味しいわ)スープを一滴も残さず飲み干して、お腹が幸せになった私はロフトに上がるのが億劫になり、またテレビでアニメだったりドラマだったりを観たりしてみる。こんなにも平和そうな感じが漂っているのに、世界はまだまだ暗いのだろうか。ふとした瞬間にその事実を忘れそうになる。いっそのこと外の世界から隔絶されて一年間くらい過ごしてみたい。こんな時に働くなんて、なんてかっこ悪いことだろう。

 

 

気付いたら下の部屋で寝ていた。外はすっかり暗くなっていた。ふと思い立って、ドラマ「トクサツガガガ」を2話~4話観る。1話観た時は(びみょーだな)と思いずっと放置していたけれど、2話からこんなにも楽しくなるなんて。もっと早く観ておけば良かった。この調子だと明日には全部観てしまいそうで勿体ないけれど、明日も明日で暇なので観てしまおうか。夕飯もお昼に引き続きインスタント麺を食べる。今回は日清のしょうゆ味のインスタント麺。こちらも美味。もっと早くから作っておけばよかった、と軽く後悔。無音だと寂しいのでテレビをつける。池上彰がコロナのことを話している番組を観る。目新しいことは何一つ取り上げられていなかったけれど、今の状況を整理できたので、まあ観て良かったかな。他の番組だと過剰に不安を煽られる演出があり、観てて苦しいものが多いけれど、この番組はそこまで不安を煽ってくるようなことをしてこなかったので、冷静になって観ることが出来た。

 

 

テレビには飽きてしまったので、20時過ぎにロフトに上がりのんびりと時間を過ごす。おもむろに、本棚に刺さっていた滝田愛美「ただしくないひと、桜井さん」を読み始める。読みやすいけれどしっかりとした話なので、ずんずんと読み進めていたら結構な時間が流れていた。幸せな読書体験だった。そこまで目新しいようなアイディアが詰め込まれているわけではないけれど、読む人を最後まで読ませるような筆力がそこにはあった。近いうちに読み終えてしまいそうで残念、と思ってしまうくらい、当たりの小説です。

 

ただしくないひと、桜井さん (新潮文庫 た 130-1)

ただしくないひと、桜井さん (新潮文庫 た 130-1)

  • 作者:滝田 愛美
  • 発売日: 2020/04/25
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

音楽を聴きながらのんびりしていたら24時を過ぎていた。別に明日も休みだから、音楽をこのまま聴き続けよう。ずっと聴き続けよう。音が鳴り終わるまで、ずっと音楽を聴いていたいんだよ......。