眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年4月23日(木)

緊急事態宣言が発令されてからの出勤11日目

 

今日は少し忙しい一日。コピーが大き目の仕事を振って来て、それをこなしつつ普段からの業務をこなしていたらあっという間に昼になって、あっという間に定時になってしまった。明日は在宅勤務なので今日中に終わらせておきたい。でもコピーと上司は電車が空いている時間に帰らせたい、いや帰りたい。「パソコンを持ち帰って家で作業するのは嫌なので、今日ここで終わらせてから帰ります」コピーは定時になるとそそくさと帰っていった。定時で帰るのだったら少しくらいは手伝ってくれたらよかったのに。一方的に仕事を押し付けて来て(情報不足で、何度も質問しないと解決できない)、さっさと帰っていく様を見ているのは滑稽だった。初めてこなす仕事なのでどれくらい時間がかかるか分からなかったが、1時間でなんとか終わらせることが出来た。経理の島は殆どの人が帰っていた。私もそそくさと会社を後にした。電車に乗れたのが19時過ぎ。結構混んでいるだろう、と思っていたが、そこまで混んでいなかった。席が空いていたので躊躇することなく座り、家の最寄り駅に着くまでのんびりとしていた。それにしても疲れた。いつでも質問してくれていいよ、とコピーは言ってくれるが、質問したときの「それは前に説明したよね?」という雰囲気を醸し出してくるので質問するのが億劫にある。それと分かりづらい説明をしてくるので、自分で考えて考えてやったほうが逆に近道だったりするときもある。そんなとき、コピーは圧倒的に嫌な先輩ではないけれど、接しづらいし微妙な先輩だな、と思ってしまうのが残念である。今までのパワハラ先輩さんとは一線を画するが、正直なところ「ぱっとしないな」というのが感想である。さっさと仕事を覚え、コピーに頼らないで仕事が出来るようになりたいものである。そういえば、同期の営業君と今週も一度くらいはお昼ご飯を共にしたかったけれど、今週はずっと在宅勤務だそうです。お疲れさま。

 

 

家に帰って、発売ホヤホヤの伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」を読み進める。

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

彼の作品は発売されたらすぐに購入して、あっという間に読み終えていた。しかし、「フーガはユーガ」が私の中ではちょっと微妙で、途中で挫折してから読み終えることが出来ていない。続く「シーソーモンスター」「クジラアタマの王様」も途中で挫折した。もう伊坂さんは私の求める小説を書いてくれないのだろうか、と不安で仕方がなかった。コロナで世界が不安に落とし込まれているそんなある日、本屋に貼ってある広告で今回の作品が発売されることを知った。そうか、もう20年にもなるんだな。中学生の時からお世話になっている大切な小説家なので、別れるのは寂しいよ。そんなことを考えながら、読み始めた「逆ソクラテス」は私が伊坂さんに求めていた「本を読んでいるときに堪らない気持ちになって、不意にガッツポーズをしたくなる」要素が盛りだくさんで、ページを手繰る手を止められなかった。一気に2編を読み終えて、「ああ、読書ってこんなにも幸せだったよな」ということをしみじみと思いかえしていた。まだ3篇も読んでいない短編がこの本には収められているのだ、と思うと幸せで心が大らかになった。いろいろなことが規制されるようになってしまい、心と体が萎縮してしまっているこんな時代だからこそ、もっと読書で癒されたいし、読書の大切さを改めて思い出させてくれた伊坂さんはやはり私の大切な小説家なのである。

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明日は在宅勤務で早起きをしなくてもいいので(普段から早起きをしているわけではないが)、なんとも気楽な気分で夜を過ごしている。だって電車に乗らなくていいんだから、コロナに感染するリスクはほぼ皆無に等しいだろう。どうかこんな幸せな時間が出来る限り長く、続きますように......。