眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年4月9日(木)

緊急事態宣言が発令されてからの出勤2日目


昨日の隣室のどんちゃん騒ぎのせいでまたもや寝不足である。前回に比べると今回はそこまで酷くはなかったけれど、音を流していないと気になって眠れないくらいの音量で喋っていた。仕方ないので、普段はしたことのない「これを聴きながら目を瞑ると眠れる」という謳い文句のついたヒーリングミュージックを聴きながら目を瞑った。普通の音楽だと特徴的な音や歌声が気になって余計に眠れなくなるのだが、選択した無害な音は隣室のどんちゃんをなんとか阻止してくれた。朝、もうこれは無性に眠たくて、スマホで時間を確認してから「もうちょっとだけ寝たい」とあがきあがいて7時25分くらいまで寝る。これ以上寝ていると間に合わなくなる、と一気に起き上がると隣から変な音が聞こえることに気付いた。まさか、まさかね......と耳を澄ましてみると、愛の営みの声が克明に響いていた。トラウマになる。

 

 

行きの電車は昨日よりは少し混んでいるが、普段の電車に比べるとだいぶ低い乗車率。乗車中はずっと目を瞑る。眠たいし、これからしょうもない仕事のために8時間ほども拘束されるのだ。と思うと急にやる気がなくなってしまう。私も自宅待機をしたいさせてくれ。もしコロナに感染してしまったら、会社は保障してくれるのか。なんのための仕事なのか。命あっての物種ということを今になって急に意識させられる。

 

 

仕事が始まる。普段と異なる席で仕事をしているので、新鮮な気持ちで仕事に取り組むことが出来る。しかし、肝心な仕事は空しさの極みでしかないので、ただ時間が流れて行くのを静かに待つ。昨日はよく分からない理由で休まれていた井戸端さんがくれる仕事で暇な時間をなんとか潰していく。そのなかの2件が初見では面倒な作業で、これのお陰で午前中まるまるを潰すことに成功。助かった。でも、普段からこんな仕事の進め方をしていたら仕事が終わらないだろう。今のうちに、業務が早く進められるよう意識して仕事に取り組まないと。しかし、1カ月先にも元気に生きている保証はないので、どこまで真剣に仕事をしていくべきなのか、という疑問は宙に浮いたままである。経理の仕事は一人で黙々と進めていくものが大半であるので、ほぼほぼ声を発さずに時間が流れていった。たまに井戸端さんが来て「この仕事をお願いします」と私のデスクを訪問してくれるので、「はい」と一言だけれど声を発していた。それ以外はずっと口を噤んだまま、キーボードをでたらめに打ち込んでいくだけである。こんなことをしているだけでお金が貰える、と思えば少しは気が楽になりそうなものであるが、来年もこんな感じに仕事を進めてても怒られない保証はないので、早いうちに仕事が出来るようになっておかないといけない。と思うけれど、先輩から最低限の仕事しか振られないので(その殆どが雑務で、やる気なんてものは生まれることは稀である)、「別にこのまま、成長しなくてもいいや」というマイナス思考のままで時間が流れていく虚無。この虚無に気を取られ過ぎてしまうと精神が弱くなってしまい、体の免疫力が落ちてしまって危ないので、この件はコロナが落ち着いてからじっくり考えることにしておく。

 

 

お昼は昨日と同じ。社内で黙々とおにぎりとカップ麺を食べる。食べ終えてネットを徘徊したい気持ちはあったが、あまりの気怠さと眠たさで眠ることを選択。45分ほど、ぐっすりとおやすみなさい。午後の仕事が始まるも、することがなく、何で自分はこんなところにこんな時に......と考えたりして時間を潰す。ふと、他の人はどんなことをしているのだろうか、ということが気になってしまったので、総務の部屋を除いてみる。ぱらぱらと出勤している人がいる。一つ下の、営業に慣れなかったそうむくんは一丁前に顎鬚なんてものを生やしていて、殊勝にもマスクをしていなかった。何をしているんだろう、とパソコンのディスプレイを覗いてみるとデスクトップが表示されたまま、幾つかのフォルダを開いたり閉じたりしているだけだった。えっ、なんでここにいるの?普段から仕事している「風」をすごく出していて、その実、成果物はすっかすかんだろうな、と思っていたけれど、実際の仕事がこんな感じだったなんて。時折、虚しそうに虚空を眺めているのが印象的だった。こんな時だし、別に出勤しなくてもいいんじゃない、と呆れかえっただけだった。他の人の仕事ぶりも眺めてみたが、別に緊急性を要するような仕事をしている人は見受けられなかった。あれかな、家に居ても家族に邪険にされるとか、会社に来て仕事をしている風を見せないと落ち着かないとか、そういう下らない理由で出社しているんですか、ねえ?それだったら、自宅待機したくてたまらない私と代わってくれませんか?私が任されている業務は今のところたいしたものはないので、もし仕事を出している風を上司に見せたいのであれば、喜んで私の業務を引き継ぎます。どうぞどうぞ。......だめだだめだ、あまりにも暇すぎると元々悪かった性格がもっと酷いことになってしまう。このままだと取り返しのつかないことになってしまいそうなので、今日はこの辺にしておきたい。ところですが、コピーロボットに対す愚痴を少しだけ書かせてもらいます。その日のストレスはその日のうちに解消しておいた方がいいと思うので。

 

 

コピーロボット、今日は一度だけ仕事を振っただけで(数分で終了)、あとは一切関わってこなかった。自分の仕事に夢中であったり、出社している肩幅に入念に仕事を教えたりして、それで一日が終わりを迎えた。恐れていたことはたぶん現実になっていくだろう。経理の研修は一年中行われている。研修生に仕事を教えられる人は限られていて、そのなかでもコピーはそこそこ役立つので、教育係の主要メンバーに抜擢される。コピーが仕事を振ったり教えてあげないと研修生は暇を弄んでスマホをいじいじしてしまう。それを防ぐために、忙しい自分の仕事の合間に研修生の子守をしないといけない。.....私に仕事を教える時間はあるのでしょうかね?上の人は「コピーが忙しい。コピーの負担を和らげるために君が経理に配属されたんだよ」と言わんばかりの雰囲気を出してくるが、当の本人はいっぱいいっぱい過ぎるので、残念ですけれど諦めるしかないですね。こんな御時世、わざわざ電車に乗って会社に来ているのに暇を弄ぶ時間が多すぎるとか笑えないよ。

 

 

定時で退社。スーパーでサラダとか諸諸を購入して家に帰る。真っ先にサラダに胡麻ドレッシングをかけて食べる。美味すぎる。東京に来てからというもの、食生活が乱れていた。当然、サラダなど栄養価の高い食べ物は口にしていなかった。それを久しぶりに食べてみると「こんなにも美味しかったのか」という満足感と、「これを食べることによって少しでも健康になれれば」という希望を抱く。お昼ご飯が少なかったので、サラダだけでは到底お腹は満たせない。最近はやっている、ほっかほかの白米の上に卵と納豆をぶっかける、という贅沢を食べる。美味いな、納豆は毎日食べても飽きないな。そんな納豆ですが、デマによってデマを信じたものに買い占められている現状。仕事帰りにスーパーに寄っても、納豆のコーナーはすっかすかです。しかしながら、ランダムで納豆を配置してくれるようになったのか、今日は仕事帰りに納豆を買うことが出来ました。些細な配慮ですが、本当に嬉しいです。ご飯を食べながら「水曜日のダウンタウン」を観る。「『明日、週刊誌にスキャンダル記事が出る』とマネージャーから聞かされても、プロなら一切表に出さずにその日の仕事やり切れる説」が底抜けに性格悪い企画で、でもついつい食い入るように観る。こんな世の中だからこそ、こんなくだらないバラエティに救われているぶぶんがある。いつまで収録できるのか分からないけれど、放送される限り観続けます。

 

 

溜まっていた録画を軽く消化して一段落着いたので、昨日に引き続き自分の好きな歌を好きなだけ歌った。ビールを軽く飲みながら、幸せな時間が流れていく。これだったんだな、最近の私に欠けていたものは。2時間ほど熱唱し終え、さすがに疲れたのでロフトに上がり、布団の上でひたすらごろごろする。幸せすぎる。明日の仕事が終われば2連休。何をしようかな。最近はあまり読めていない小説をひたすら読み進めようか。それとも、108本の動画を一気に配信してくれたジャルジャルをひたすら観続けるか。それか、今期のアニメが続々と録画され始めているので、それを一気に消化してみようか。でも一番したいのは、いよいよ明日発売となるThe Strokesの新作を聴き倒すことだろう。アルバム発売に先駆けて発表されている3曲が抜群にかっこいいので、アルバムの期待値が日に日にぐんぐん上がっております。それにきちんと応えてくれるどころか、想像していたものを遥かに超えるくらいの名盤であることを期待しております。多分、0時にはアルバムが配信されるのでサブスクで聴けるんですけれど、寝不足は健康を害してしまうので、明日仕事が終わったら聴くことにします。そう思ったら、明日の仕事が終わった後のご褒美が出来たので、少しは仕事に身が入るかな。......するべき仕事がない、というのが一番致命的なぶぶんなんだけれども。