眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月29日(日)

おうちじかん2日目。11時くらいにそっと起き出す。なぜこんなにも眠ることが出来るのか不思議である。大した仕事をしていないくせに、一丁前に体と心は疲れているという証左なのだろうか。昨日よりも室内が冷え切っているので、もしや...と思い外を見たら「雪が降っとる」。こちらに来てから初めての積雪。やむ気配のない雪にちょっとだけ心が躍る。けれど、すぐにテンションが下がってしまう。今日は一歩も外を出る用事がない。そりゃ、食糧を仕入れたいけれど、米があるから無理して外出することもないだろう。ということで、朝から中途半端な気持ちのまま1日が始まる。

 

 

引きこもりには慣れている、と思っていました。しかし、外部の要請でしぶしぶする引きこもりはどうも居心地が悪くて。私以外に人がいれば、雑談で気が紛れるのかもしれないですけれど、一人でずーっと部屋に篭っているのは気が滅入ってきます。「特に用事がないけれど、家に居るのは落ち着かないから外に出てきちゃいましたー」とか言って外に出ていく人間の気持ちも分からんではないけれど。でも今は、個人の勝手な行動は抑制していかないと、事態が収束していかないんじゃない、と思った。別に誰かを断罪したいわけじゃない。でも今その行動を取るのはどうかなー、と思った次第です。

 

 

特にやることもないな、バラエテイ番組も特番で入っていないし。とりあえず布団にくるまっているか......と油断していたら眠りについていました。14時過ぎに眠りに入り、現実世界に戻ってこられたのが18時過ぎ。知らず知らずのうちにこの体は疲れてしまっているんだな。そのあとも特に有意義なことをするような心待ちになることもなく、だらだらだらだらと過ごす。

 

 

23時過ぎ、FEVER 333を爆音で聴きながら、群ようこ「鞄に本だけつめこんで」を訥々と読み進める。書評+自分の経験談、といったテイストのエッセイが大好物の私にとって、この本は思わぬ収穫であった。我が道をゆく群さんの、紹介されている本のエピソードに負けず劣らず印象深い話についつい夢中になって夜更かしをしてしまいそうになる。気づいたら24時30分をとうに回っている。隣からは阿呆みたいにゲラゲラゲラゲラ、と酒が良い具合に回った大学生の笑い声が聞こえてくる。すん、となりながらも明日も仕事があるのだよ、と自分に言い聞かせて、まだ読み足りないけれど本をそっと閉じ、電気を消して、睡眠の世界へと向かう。さようなら、今日よ。

 

鞄に本だけつめこんで (新潮文庫)

鞄に本だけつめこんで (新潮文庫)

  • 作者:群 ようこ
  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 文庫