眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年3月7日(土)

1週間の慣れない仕事(といっても、心理的負荷がかからない楽すぎる雑務)で疲れてしまったせいだろうか、朝早く起きるのがものすごくだるかった。外は目が眩むほどに太陽が元気に輝いていた。高速バスなんかに乗らなくてよかった。もし乗っていたら今頃体がバッキバキで、まともに目を開けていられなかっただろう。あまりのんびりすることも出来ず、そそくさと家を出る。

 

 

今回のプチ帰省の最大の目的である歯医者。左上の犬歯がどうも虫歯のようで。他の歯医者さんで治療したらおそらく神経を抜かれてしまうから私の所に来なさい、と先生が言うものだから来ましたよ。最初に助手の方が歯の掃除を丁寧にしてくださる。この時間があまりにも優雅なので、うとうとしてしまう。この歯医者は治療しているときは目の上にタオルを載せてくれるので、ずっと目を瞑っていられるのである。歯の掃除が終わり、「先生が来るのをお待ち下さい」ということで、ふかふかの座椅子でうとうとしていたら寝てしまっていた。ふと目が覚めると先生が来る気配を感じる。多分、鼾をかいていたよな。それから先生による歯の治療が始まるのだけれど、これがなかなかに長尺の治療であった。時折不安になる言葉をそっと吐き出しながら、正確な治療は続く。45分もかけて丁寧に治療をしたおかげで、私の歯はなんとかそれっぽくなったそうである。治療中にカシャカシャ撮っていた歯の写真を見せながら、説明を受ける。とてもいい歯医者である。こんな素晴らしい歯医者があったのならば、名古屋にいるときに沢山通えばよかったよな。

 

 

そのあと急いで病院へ向かうも、「午前の診療は終わりました」という札が玄関にかかっていたので、がっくしと肩をすくめる。あんだけ歯の治療に時間がかかるとは思わなかったよ。こちらの病院にも早めに行っておけばよかった。そのあとに名古屋駅にあるジュンク堂書店キングジムの中の人が書いた本のサイン本を購入。あと3冊しかなかったので、ギリギリでした。

 

 

そのあとに遅めの昼食のために辻本通へ。ここにあるからみそラーメンふくろうのからみそラーメンは本当にうまいんだなこれが。2時30分なのに外で人が4人も並んでおり、その人気ぶりを察する。ぼーっと何をするでもなく並んでいて、閉店ギリギリにようやく店内に案内される。勿論今回もからみそラーメンの大盛りを注文。ちょっとだけ待ち、いよいよお目当のラーメンが提供される。まずはスープを飲む。ああうまい、これだけでこのラーメンの凄さを実感出来るのですよ。続いて、からみそを少し絡めたラーメンを無心で啜る。うっま。良かった、ここに来て良かった。そのあとはただひたすらにラーメン啜る、スープを飲む、水を少し飲む、ラーメンを啜る、スープを飲む、を繰り返す。至極の15分間でした。満足が身体中を駆け巡り、生きていることにどうしようもなく感謝してしまうよ。ありがとう、名古屋で一番美味しいと思えたラーメンはここのからみそラーメンでした。お疲れ様でした。

 

 

昼飯を済ませ、家に帰り着いたのが16時過ぎ。つかれたー。つかれたよ。いろいろとしたいことはあったけれど、気づいたら布団の上にどかっと倒れ込み、寝ておりました。

 

 

起きたのが20時過ぎ。ちょうど夕飯の支度が済んだ所。実家は楽だよな、やっぱり実家に住みたいな。実家が東京に移動してくれればいいのにな。と下らないことを考えながら、上質なお肉を焼肉で堪能する。ああ、美味しい。私は食事で人生の意義を感じることが多々あって、こうして美味しいものばかり食べていられる私の人生は間違いなく幸せな部類に入るのだろう、と少し冷静になって考えてみる。

 

 

お腹いっぱいになるまでお肉を食べて、自分の部屋に戻り、何をするでもなくぼーっと布団の上でねそべっている時間がゆっくりと流れていくのが最高すぎて涙が出そうになる。こんなに平穏な時間ばかりに囲まれていると、世界がコロナウイルスというもので戦々恐々としていることを忘れそうになる。疲れ切った体は睡眠を欲していたようで、気づくと部屋の電気も消さないで寝落ちしていましたとさ。