眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

ひとりの東京

暫く東京の風に当たっていたもので、文章を書くことから少しの間だけ離れていた。引っ越しが一通り終わり、ひと段落着こうかといった状況。トイレットペーパーやティッシュの予備を買っておこうと思ったら、デマに流される人々によってそれらは買い尽くされていて、ひとつも残っていなかった。昨日今日と外食が続いているので、そろそろ自炊を始めようと思いパスタを買おうとしたらそれらも買い尽くされていた。パスタにかけるトッピングもなく、これは......と寂しい気持ちになった。

 

 

タイミングが悪かったのだ。水を買って、ロフトの上でずるずると飲んでいる。私が昨日から住み始めた1Rの部屋にあるロフトはなかなか広く、家に居る時間の大半はそこに居る。実家から持ち出してきた大量の本をロフトの端っこに置き、布団の上でぬくぬくしていると、もうずっとここに居たい気分になってくる。テレビやネットではえんえんとコロナウイルスの話ばかりが垂れ流されているし、外に出たら名古屋とは比べ物にならないほどの人間で溢れかえっている。もうずっとロフトに引き籠もって、今まで積んできた本たちを少しずつ読んでいきたい。

 

 

1日の感覚がよく分からない。東京に来た興奮で頭と体がカッカしており、通常運転は当分のところ難しそうだ。話す相手がいないので、話す器官が退化していきそうである。早く出社して、当たり前に仕事を始めていきたい気持ちもあるが、まだこのプチ春休みを満喫していたい気持ちもある。転勤が決まった時、「これからたくさんのライブに行けるぞ(今までもたくさんのライブに行っていた)」と嬉しくなったものだが、なんとまあ運の悪いことに、行く予定だったライブはコロナさんのせいで軒並み中止になっている。このままだとクリープハイプさんやキングヌーさんのライブも中止になりそうで、戦々恐々としている。私の生きがいであるライブが日常からなくなってしまったせいで、どこで鬱憤を晴らせばいいのかが分からなくなっている。とにかく落ち着きがなくなった。たくさんの人間に囲まれ、圧倒的なパフォーマンスを繰り広げるアーティスト、それをただ呆然と眺める幸せな時間。その貴重な時間が失われてしまったことで、今の私はもうどうしたらいいのかが分からなくなっている。一刻も早くコロナウイルス騒動が収束して、当たり前のようにライブに行く日常が戻ってきてほしい、と切に願う。

 

 

明日は待ちに待った「ミッドサマー」を観てきます。