眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

地元での最後の週末

2月22日(土)

 

10時歯医者。受付で呼ばれるのを待っている間に東京事変とBillie Eilishのチケット争奪戦に参加。はい無理でしたーーー。スマホのネット回線では太刀打ち出来ませんでした。生きているうちに両者とも観ておきたかったなー。悲しい也。20分ほど待って呼ばれる。初めに歯の掃除をしてもらう。ごしごしごしと歯を磨いてもらったあとで、「大体上手く磨けていると思います。ただ、歯の裏側で汚れが付着しているぶぶんがありますので、歯ぐきから血が噴出してもいいので、丁寧に磨いてください」との指導を受けました。そのあとに暫しの休憩。居心地の良い診察台に横たわって、先ほどのチケットの件がぼんやりと思い浮かぶ。取れなかったのは仕方がない。ただ、転売屋の奴らはどうにも許せないな。電子チケット+身分確認をしてくれれば、少しはマシになるとは思うんですけれどね。はーー、まだ苛々しているな。少しして先生が来て、ずっと気になっていた左下奥歯の欠けたぶぶんを修復してもらう。10分ほどで治療が終わる。(やったー、これで当分は歯医者から解放されるのだ。甘いものはなるべく取らないようにしよう。歯磨きは丁寧に行おう)とぼんやり考えていると、

 

「今日レントゲンを撮ったんですけれど、左上の犬歯のぶぶんがですね、ちょっと神経がね......」

 

というちょっと残念な報告を受ける。先生によると、他の歯医者さんだと非常にぎりぎりなところまで虫歯が進行しているので、神経を抜いてしまうところが殆どだそうで。私なら神経を抜かずに治療できます。それから歯の構造について丁寧に教えて頂きまして。はい、3月に1回、歯医者に通うことが決定しました。まあ、歯は一生ものだから、妥協はしたくありません。そんなわけで、すっきりした歯を大事に抱えながら、歯医者を出ました。

 

 

お昼は家で食べようかな、でもわざわざ家に帰るのも面倒だよな。と思いながら栄をうろうろしていたら、「まる飯」という韓国料理屋の存在を思い出しまして、12時過ぎの良い時間帯でしたが躊躇することなくお店へ。大盛況のお店で「純豆腐チゲ+ビビンバ」(900円)を食べる。美味しい。このお店にもう頻繁に行けなくなるのかと思うと寂しくなる。カウンターでしばしのんびりしてから、会計。そのままの勢いでゴルフスクールへ。

 

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ルフレッスンは今回で29回目。

 

構えている時の腕と腕の幅のまま振り上げる

振り上げる時、腕と腕の間に余裕を持たせる。上から下へ思いっきり振り下ろせるようにするため。

 

の2点を注意しながらえんえんと練習する。武士は相変わらず武士で、この人にももう少しで会うことはなくなるのだな、と思うと感傷的な気分になってきてしまった。私はこの頃、どうもおかしいのだ。

 

 

家に帰り、くたくたになった体を布団に横たわらせる。何もやる気が起こらない。何もしたくな。ぼーっとしていたら、あっという間に夜が更けそうになっていたので、慌てて部屋の電気を消す。明日もきっと、寂しい気持ちのままさ。

 

 

 

2月23日(日)

 

朝はのんびりと過ごしたかったのだけれど、 近所のスーパーマーケットの朝市なるものに行っておきたい気持ちが高まってきたので、少しだけ早起きする。9時。怒号のようなものが響いている、群衆の中をかき分けていく。そこまで熱狂するほど安いか?と疑問に思いながらも、日常生活でそこまで必要ないものを次々と籠に入れていく。気づくと籠の中はものでいっぱいになっており、それらを精算していると恥を忘れてしまった人間どもがずんずんと突き進んでいく、その流れに絡めとられてしまった。行きたい方向とは逆の方向へ流されていく、これも朝市の醍醐味なのだろうか。コロナウイルスが流行っているというのに、こんな無防備な状態で出てきてしまったことを大いに恥じている。

 

 

家に帰って、やることがあるようなないような、どっちでもいいような心持ちの気分。布団の上に寝そべって、(なんで今こんなことをしているのだろう)とぼーっと考えながら、ただ時間が流れていくのを全身で感じている。ふと気づくと外は夕闇に包まれていた。今日はどうやらかっぱ寿司へ行くらしい。去年は月一のペースで行っていたかっぱ寿司も、気付けばペースダウンしていた。ネットで予約していたので、店に着いてすっとテーブルに案内される。好きな寿司を、好きなだけばくばくと食っていたら、お皿が13皿になっていた。こんな風に好きなように食べているから、節制を知らないから、一向に理想体型に戻らないのだ。家に帰り、引き続き布団の上でぐでーとしていると日を跨いでいた。一向にやる気が起こらぬ。

 

 

 

2月24日(月)

 

今日はスロースタート。この3日間、全くと言っていいほどに脱力、正確にはやる気が起こらない。春の気候で頭がボケていることもあるだろうし、環境の急激な変化がそろそろ私を襲おうとしているので、それが原因なんだろう。私の力でどうこう出来るものではないので、もうこうなったらやる気が起こるのをじっと待っているしかない。

 

 

お昼は兄の彼女と初対面、という非常に重要なイベントがあった。かしこまったイベントがあるとよく使うお店で昼ご飯を一緒に食べる。私はここ数週間、人見知りというか人と接するのが苦手になっていたので、まともに話すことが出来なかった。ただ、中華パンは食べたいなと思った。この人が私の兄と結婚する、つまり家庭を築いていくのだ、ということが未だに実感を伴わない。小学生の頃は「大人になったらすぐに結婚してしまうものだ」と思っていたけれど、齢を重ねていくにつれて「結婚って、なんてハードルの高い儀式なのだろう」としみじみ思う。別に結婚するしない云々の話をしたいわけではなく、人と接することが極端に苦手、或いは面倒と思っている私にとって、結婚は遠い未来、あるいは過ぎ去った過去の遺物のような気がしてならない。彼女という存在も遠い銀河の彼方のように思えてくる。幼いころに、少しだけでも努力して人と接するようにしておけばよかった。と過去に理由を付け足すのはかっこ悪いので、緊張しても、いや緊張をそのまま出して人と接していくしかないのだろう。何書いているのだろう。

 

 

兄の彼女との会食が終わり、午後3時、家に帰る。昨日と同じように何もやる気が起こらないけれど、一昨日昨日ほど酷くはない。鬱であったり、逆に躁であったりしていて、なんとも落ち着きのない日々を送っているけれど、それでもいずれは落ち着いて呼吸できる日常が戻ってくるのは分かっているので、そんな日が訪れるまでそっと身体を休ませておくのは悪くはないだろう。

 

 

地元にいられる内にしておきたいことはたくさんあったはずなんだけれど、いざ自由時間がどさっと準備されると、(どうしよっかなーーー)と迷ってばかりいて、迷うのも面倒になったら結局のところ、何もしないでただ時間を潰していく。みっともない時間の過ごし方をしてしまったものだ。東京に行って、落ち着いたら、有意義に時間を送れたらな、とか思っているような自分が確かにここにいた。