眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

410日目「いつか君も笑顔になれるといいね」

既に消化試合と化している、名古屋での仕事。頭は完全に東京のほうへと持っていかれている。そんなぽわぽわしている頭で揺蕩っているとき、ふと教育係の先輩に、

 

「ちゃんと引継ぎするんだぞ。引継ぎが終わらなかったら赴任遅延だからな」

 

と釘を刺してくる。別に赴任遅延しても構わないけれど、そうなることで先輩の評価が下がるのではないのかな、と思わないでもない。最近、先輩の化けの皮がずるずると剥がれ落ちてきていて*1、もうあまり関わりたくないな、一緒にいると悪口を浴びせられるの不快でしかないな、といった感じで日々を生きている。

 

 

朝方は転勤に関する資料をせっせと作成しつつ、あたらしきものに業務を引き継ぐため、あれやこれやと今までの仕事をまとめていた。昼前になり、私とあたらしきものと上司の3人という、今までありそうになかった組み合わせで外出した。県外のお客様の元へ伺ったので、一時間以上もあたらしきものが運転する車に乗っていた。今まで、私が運転する車の助手席に座る上司がうとうとしているを見るたびに(ちょっと......仕事中ですよ......)といったことを考えていたのですけれど、いざ助手席に乗ってみると、これはすごく眠たくなるものですね。お昼に調子に乗って新規のざるうどん大盛りを食べてしまったばっかりに、昼過ぎのドライブは異常に眠たくて、うつらうつらとしてしまっていました。これでは上司と同じではないか、と思いつつも、無理して生理現象に逆らうのもなあ、と都合のいいことを考えながら、一瞬、一瞬寝てました。運転は一切しなかったんですけれど、車に乗っているだけでこんなに疲れるんですね。東京に転勤したら車を運転する機会は一切ないので、この危険で無意味な時間がなくなることがこのうえなくうれしい。あたらしきもの、名古屋での営業をぜひとも楽しんでおくんなし。

 

 

定時を過ぎても定時ダッシュすることなく、つらつらつらつらと仕事をしていた。というのも、今日は課で私の送別会があるのです。激しき飲み会が昨日あったので、申し訳ないけれど今日はそこまで飲みたくないな......、と悲しいことを考えていた。18時30分から私の送別会。

 

「何が食べたい?」「お肉が食べたいです」

 

という軽率な回答のせいで、苦しむ羽目に。店内がもくもくと煙で包まれているお店で、あまり好きではない部位のお肉を食べる。それもひとつひとつが結構大きいので、自分の分を食べるのだけでもけっこう難儀なのだけれど、「ほれ若いんだから、もっと食え食え」ハラスメントを受け、お腹いっぱいの状態でも無理してもぐもぐと食べる。「刺身が食べたいです」と言っておけばよかった……。2時間ほどの飲み会、基本的にはおじさん方がどうでもいいことをだらだら話しているのを聞いている、ふりをしていた。時折、不快な弄りをされ、嫌な気持ちをなんとか顔に出さないようにするのが精一杯だった。最後にスピーチを強要されるのだろうか、とびくびくしていたが、教育係の先輩がとんがりさんにキラーパスをして、なんとも締まりのない終わりでした。さて、今日はこれで帰らせてくれるのだろうか。それともまたスナックへ......、と不安で仕方がありませんでしたが、「では今日はここでお開きとしましょう」と教育係の先輩の一声のおかげで、早い時間帯に家に帰ることが出来ました。昨日の飲み会でアルコールに懲りてしまったので今日はほとんどお酒を飲んでいなかったのですが、肉の食べ過ぎでお腹の状態が非常に宜しくない。家に帰って胃腸薬を飲んでも、お腹の異常な張りが一向に改善されない。なんで肉食べたいなんて迂闊な真似をしでかしてしまったのか、と自分を恨みながら、引っ越しにより精神的に不安定なので、趣味を満喫するほどの余裕もなく。かといって別に眠たいわけでもないしな、とぐだぐだしていたらあっという間に日を跨いでしまっていたので、慌てて布団に潜り込み電気を消しました。明日もどうせ、お腹がぽかーんとしているんだろうな。

*1:今まで見て見ぬふりをしてきたけれど、先輩ってちょっと......