眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

395日目「不安は一生続く」

全国、いや全世界で異常なことが起きているというのに、今日もいつも通りに出社して、暇な時間を持て余すということが奇妙に感じられる。今のこの生活というものには刺激がない。それは人とあまり関わろうとしない私の性格が起因していることもあるのだろう。仕事をしてても周りの人と雑談なんて殆どしないし、仕事帰りに一杯、なんてこともしない。私は「ともだちごっこ」をするために会社に来ているわけではない。仕事をして、会社に利益をもたらすために毎日せっせと来ているのだ。......というのは建前で、単に人と接することが怖い、臆病者という性質がこのような状況を招いている。ただ、人と接することのハードルが低くなっても、自分の大切な時間を削ってまで体に悪いお酒を飲みたいとは思いません。固い頭かな、そんなこと考えずに「とにかく楽しければいい!」なんてことを考えていればいいのか。いや、我慢してまで自分の時間を捧げる必要はない。と思う。

 

 

斜向かいであたらしきものがせっせと仕事をしている姿に勇気づけられる。とともに、「自分、このままでいいのか」と不安になってくる。依然、新規客先へ飛び込むことの精神的ハードルが高く、なかなか行動に移せていない。そこまで重要性の高くない仕事を丁寧に丁寧に仕上げ、別に郵送すればいい書類を客先まで持っていくことで時間を擦り減らし、「新規に行く時間なんかない」といった体裁を整えている。なんてずるい考えなのだろう。でもなあ、今の私は新規客先へむやみやたらに飛び込んでいくことに意味を感じていない。そりゃ先輩からしたら、事務作業に徹して一向に外に出ていこうとしない後輩を見て「なんでもいいから新規に行って来い!」と言いたくなる気持ちも分からないでもないですけれど、意味のなさそうなことをやっててもなあ...と思う。そんなことをして時間と交通費を無駄にするくらいだったら、自分が売り込む商材の勉強をしっかりとしたほうがいいんじゃないかな。誰も懇切丁寧に教えてくれないので、自分の勤める会社が扱う商材は自分で勉強するしかない。そしてそれがまた厄介なことに、そう簡単に理解できるよな代物ではないのだ。大学生の時に勉強をさぼっていたツケがここで回ってきたようだな。営業に入りたての頃は「こんなもの、どこまで理解すればいいのだろう」と不安で不安で仕方がなかった。今でもその気持ちはあるけれど、実際に先輩から話を聞いたり、技術の人とお話したり、書類を見てて分からないことがあったらその都度調べていたら、そこそこ理解できているんじゃないか、といった境地に至れているのが現状です。前までは会議で話している技術的な内容がほとんど分からなくて、苦痛であったり焦燥感みたいなものを感じていました。しかし、勉強をした成果がようやく表れてきたのか、少しずつではありますが技術的な内容の話についていけるようになっています。お客さんから技術的な質問があっても、そこまで苦労することなく正解らしきものに辿りついて、それをきちんと返すことも出来ている、気がしています。これらのことから、「何事も慣れだよな」ということをしみじみと思っています。「だからなんなんだ?」と問い詰められたらうまい返しは出来ませんけれど、今までよく分からなかったことが少しずつ分かってくるというのは希望なのです。不安で不安で仕方なかった日々に、少しのゆとりが生まれるのです。はて、私はなぜこんなよく訳の分からないことを書いているのでしょうか。今日も暇すぎて、頭がとうとうおかしくなってしまったのかもしれません。

 

 

今日も定時で帰ることが出来たので、家に帰った後に図書館で用事を済ませ、ジムへ。32回目。今日は早い時間帯だったので、体のかたちを整えることを主眼に置いたヨガのレッスンを受ける。久しぶりにこのヨガを受けたけれど、ヨガと言うよりほぼ筋トレ。でもこれがなかなか気持ちいいんだよな。体を伸ばすことに気持ちよさを感じていたら、あっという間に50分が過ぎていた。幸せな時間だった。お風呂で軽く汗を流し、さっさと家に帰る。家を出た時は雨なんか降っていなかったのに、こんなにざーざーと降ってしまったもんで。

 

 

夕飯の牛肉を食べ終えて、自室に戻って久しぶりに山本直樹の漫画を読んだ。今回は「ビリーバーズ」。新興宗教にはまってしまった3人が、無人の孤島でえんえんと「孤島のプログラム」なるものをやり続けていき......という話。山本直樹の作品には切っても切れない性描写がこの作品でも見事炸裂している。この作品を描いた頃、おそらく新興宗教が流行っていたのだろう。2人がプログラムを無視して性行為に走っていく過程が特に気に入った。しかし、「ありがとう」ほどのインパクトはなかったかな。次は「Blue」を読んでみるつもり。

 

ビリーバーズ 1

ビリーバーズ 1

 
ビリーバーズ 2

ビリーバーズ 2

 

 

 

2日連続で運動をしっかりこなしたので、他の趣味を満喫するほどの体力が殆ど残っていない。ドラマは、まあ観たいと思えるものがなくなってしまったので、そろそろ離れてしまいそう。最近離れていた読書は本格的に取り組んでいく予定。去年の11月に発売されたパク・ミンギュ「短篇集ダブル サイドA」を読み始めた。独特な筆記スタイルが癖になる。少しずつはまっている。今年は韓国文学に取り組んでみるのもいいかもしれない。まだ日付は変わっていないけれど、ものすごい眠気に襲われてしまってるので、そろそろ寝てしまおう。明日も平和な一日になりますように。

 

短篇集ダブル サイドA (単行本)

短篇集ダブル サイドA (単行本)